2008-12-31

2008年最後

2008年12月31日

2008年最後

教育管理部 臼井之枝


今日12月31日で、2008年も終わりです。

あっという間の1年でした。

皆さんは、どのような1年でしたでしょうか??

大隅鹿屋病院の研修医の先生方は、激動の1年だったと思います。

2月に国家試験を受け、合格! height="180"
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4月の入職式。初めて医師として働き始め見るもの全てが新鮮だったのではないでしょうか?


4月から内科研修・外科研修・救急と研修。


 


 


 


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初めての症例のプレゼンテーション、勉強会での縫合、糸結びの練習。覚えているかな?


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麻酔科研修も終わり・・・・

12月には、『振り返りレポート』の導入。 height="180"
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指導医・上級医との交換日記のようでとても初めて良かったですね。

12月24日には、クリスマスケーキもみんなでお金を出し合って購入し、指導医の先生方と食べましたね!


 


 


 


 


振り返ると、色々な事があった1年でした。height="180"
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来年は、『振り返りレポート』で1年を振り返れると思いますので、是非、研修医の先生方にブログを書いて欲しいものですね。


来年も、研修医の力で病院を盛り上げて行きましょう!!


 



2008-12-30

病院見学実習②

2008年12月30日

病院見学実習②

教育管理部 臼井之枝


12月29日、1日だけですが学生さんの病院見学実習生が来てくれました。

先週の学生さんは、救急外来の見学が出来ませんでしたが、今回は朝から救急外来の見学から始まりました。

病院案内もしないまま・・・・救急外来へ!

1時間位で、スケジュールに戻ればいいかなと思っていたのですが、救急が2件搬入したので、午前中はずっと救急外来でした。

慌てて昼食を有馬先生と二人でとり、部屋に戻ってくるかと思っていましたがそのまま心カテ見学に行きました。

というより、私は知らずに後から聞きました(笑)

その後、外科の開腹手術に1年次の有留先生と入りました。

有留先生の指導医の先生が、とてもよく教えてくれたそうです。

手術が終わり、部屋へ戻ってくると、有馬先生と一緒になり手術の話しをしました。


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そこで、糸結びの練習まで始まりました。

夕方、手術室から出てやっと午前中のスケジュールに入っていた内科に行きました。

1年次の江口先生が、案内役です。

内科を回っている時、外科で腹水を抜くというので急遽、外科病棟で見学。

またまた、内科に戻りカンファレンスに参加。

少し、予定をオーバーしてしまいました・・・・


何だか、バタバタとした実習でした。

学生さんも、とても疲れたでしょう。

私も、少しでも実習がしやすいようにお手伝いするつもりが出番なし!でした。

また、是非、見学に来てください!



2008-12-28

病院見学実習

2008年12月27日

病院見学実習

教育管理部 臼井之枝


12月24日から1名、12月25日から2名、計3名の学生さんが病院見学実習に来らました。

病棟の案内を一通り終え、研修医、指導医の先生も落ち着いていたので、医局でルートキープの練習をしました。


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それから、病棟に行きカンファレンスなどに参加した後、
毎週木曜日の朝に内科の勉強会をしていますが朝に出来なかったので夕方の開催になり、それに参加しました。"blog20081227-3"
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内科医師と実習生さんと、田村先生の講義を

受けました。難しかったかな??

田村先生は、終了後、名古屋に飛んで行きまし

た・・・学生さんを置いて・・・・。

しかし、出張の合間に連絡が何回も入り、学生

さんの様子を聞かれました!


そして、翌日は、外来診察見学や訪問診療、整形外科の手術、外科患者様の包交など行いました。

糸結びの練習もしました。height="180"
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外科研修中の有留先生がご指導してくれました。

4月のころ、見た風景でした!

もう、教える立場になっているんだなと思い、成長したなぁと親心で見ながら写真をとりました。


勿論、色々な事を見た後は研修医の先生からのレクチャーがあります。


 


 


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24日から26日まであっという間に、見学が終了したような気持ちでした。

いかがでしたか?

また、是非、お越し下さいね。


 



2008-12-19

新しい当直衣

2008年12月18日

新しい当直衣

教育管理部 臼井之枝


今日は、新しい仕事着(スクラブ)が届きました。

色々と、研修医で考えて選びましたが・・・

何だか文句ばっかり言っています!!!!

『みんなから評判が悪い』とか、『なんか変な色』とか言っています。

院長先生は、『趣味が悪いね』とまで言っていました(悲)

外科部長の先生は、『いいね~』と言って、1枚持っていかれました!

とても嬉しかったです。

文句を言っていた研修医の先生は・・・・・

さすがにカメラを向けると、にこやかに笑顔を作ります。


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みなさん、いかがでしょうか?

紫色、二人とも似合っています。


忙しくなるこの時期に、気持ちもお仕事の服も新たに頑張って欲しいですね。

研修の内容ではなく、ゆるーい情報ばかりお伝えしているような気がします。

誰か、お勉強になるブログや研修内容についてブログを書いてくれないかな?と、思っていますが、なかなか先生方には伝わらないようです。


新しい服で、とりあえず研修頑張って欲しいです。


 



2008-12-17

当直明けの様子

2008年12月17日

当直明けの様子

1年次研修医 江口徹郎


忙しい日の当直明け、ほとんど休憩できず、しかし漸く日勤帯。

さて朝食を摂ろうかという時に、ERからの電話が・・・・

そんな日もあります。

たまたま先日、その忙しい日が私の当直と明けの日と重なりました。


疲れて医局に戻ってみると、食事は既に片付けられていました。

『ショック!!』と思い、食事の調達。

そんな業務に追われ食堂食を摂り逃した時は、臼井さんのところ(教育管理部)でカレーを食べます。

レトルトパックを空け、容器に移して、電子レンジで1分30秒。ご飯は医局・食堂に置いてあるものを頂きます。


ここで少し、カレーのお話を!

カレーは「世界のカレー 10食セット」(1食300円)。業務用で本来レストランで食べると1000円ぐらいはする代物。
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出会ったきっかけは、

Yahoo!で検索「ペットボトルを安く買う 方法」



「飲み物.ザ・忍者.日本」をピンポイントで発見。



黒烏龍茶購入



サイトページ下「必殺カレー専門店 激ウマ」のリンクを辿る。



「カレー.ザ・忍者.日本」を発見。



世界のカレーと出会う。


 


 


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こんな感じです。

何となく他の人にあげるのが惜しかったので一人で10食平らげてしまいました。

興味をもたれた方は、黒烏龍茶と一緒に如何でしょうか。

事前連絡あればまた入荷して小分けします。(一人で食べるには大変な量です。)


そんな感じで、忙しい日は自分で時間を見つけて、少し楽しみつつ食事を頂いています。毎日が死ぬほど忙しいわけではありません。


忙しい日もあり、時間に余裕があるときもあります。

こんな感じでレジデントライフを送っております!



2008-12-16

来客!

2008年12月16日

来客!

教育管理部 臼井之枝


昨日は、東京本部より2名の方が来院されました。

臨床研修関係で来られるのは始めてでした。

なんだか、色々な書類を見ていましたが・・・

何となく不気味に感じるのは私だけでしょうか?

これは、事務担当者さんしか分からない事かもしれませんが・・・

評価表やレポートなどの管理の仕方が微妙に他の病院とは異なるようでした。

大隅鹿屋病院の場合は、個人のカルテのようにファイルを作成して全てを一緒に管理しています。

なので、『○○先生の評価表』と言われたら、その先生のファイルを1冊お渡しする感じになっています。

本部の方と色々と話をしていると、普段、疑問に思っている事や全く気がつかなかった事など指摘されとても良い刺激を受けました。


夕方は、研修委員長と指導医、研修医と一緒にカルテチェックに病棟へ。


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とは言っても、写真を撮られるのをかなり嫌がっていました(笑)

色々と改善しなければならないところもありました。

とても私一人の力では出来ない、施設面の事なので上司に相談しようと思います。

色々な病院を見てきている本部の方々だからこその意見がとても貴重でした。

他の病院のシステムを見る機会が全くない私は、不安の中で事務仕事をしていましたが、そういった話を聞けた1日は大変充実していました。


より良い、研修指定病院を目指し頑張らないといけないと思います。



2008-12-15

お茶の水博士と生ビール

2008年12月15日

お茶の水博士と生ビール

研修委員長 田村 幸大


感染対策委員長も兼任している私は、毎年この時期になると非常に多忙になります。

なぜなら、インフルエンザワクチンを全職員に接種しなければならないからです(実際に注射をして下さるのは優しい看護師の皆さんですが)。


昨年のブログにもワクチン接種の記事を書きました。

"http://202.133.118.29/trainee_doctor/archives/2007/12/post_12.php">
http://202.133.118.29/trainee_doctor/archives/2007/12/post_12.php


今年は看護部の方で感染対策をやっている仮重師長がワクチン未接種のドクターを追いかけて、カテ室まで注射に行ったり、
外来まで注射に行ったりと大活躍してくれたので私は非常に楽でした。


問題は小児のワクチン接種です。

当院には小児科が無いため、例年、小学生までの接種は行っておりませんでした。しかし、
仕事を休んでインフルエンザワクチンの接種に子供さんを連れて行く事は大変だという声も多く、
今年は1日限定で職員の子供さん対象にワクチン接種をしました。


小学校高学年にもなると、それほど苦労しないのですが、幼児から小学校低学年の子供の中には、
暴れる動物を押さえ込んで注射しているような感じになる事もしばしばで、何か対策を考える事になりました(一応、
問診票記入コーナーではポニョのDVDを流してはいました)。


最初に試した事は、小児科の先生がよくされているように、白衣を脱いで、ネクタイも外して、、、。

しかし、やはり注射を見ると泣き出す事には変わりなく効果は今一つ。


そこで、私が5東病棟(内科の急性期病棟)の毎月の勉強会で使っているグッズの登場となりました。

頭に花が咲いたカツラと生ビールのかぶり物、さらに先端がウンコの形をした指示棒。

��勉強会の時はさらにハリセンとアメが準備してあって、質問に答えられないとハリセン、正解したらアメを配るという「アメとハリセン作戦」
で臨んでいます。興味のある方は勉強会の時にのぞいてみて下さい。)


私は花が咲いたお茶の水博士


仮重師長は生ビール


最後の写真は受付を手伝って下さった総務の中牧さんとお茶の水博士のツーショット


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しかし、子供達よりも 職員が我々の姿を見てウケており、効果は今ひとつでした。

確かに子供は生ビールなんてわからないから、逆に怖かったのかもしれませんね。


来年はもっと凄いかぶり物を準備する事を誓いあって終了しました。



2008-12-11

研修医のひと時

2008年12月11日

研修医のひと時

教育管理部 臼井之枝


今日は、1年次の研修医の先生のお仕事(研修)と違う一面をご紹介します。


12月24日のクリスマスイブに、研修医でパーティーをしようと計画を立てました。

そこで、必要なのがケーキ!

循環器内科の辻先生のご実家が、地元でケーキ屋さんということで予約をしよう!と盛り上がりました。

そこで、江口先生の提案で、ケーキ代を、お茶を売ったお金で買いましょうと言う事になりました。

勿論、お茶を買うのは江口先生。軍資金を沢山使ったことでしょう・・(後で払いますが)

江口先生が購入したのが、脂肪を溶かすことの出来る黒ウーロン茶と普通のウーロン茶。私が、100%ジュースやスポーツ飲料、カフェオーレ、
炭酸飲料などなど。


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そこに参加しているのが、田村先生、有馬先生、有留先生、江口先生と私です。

毎日、朝、決まった時間に買いに来てくれるのが田村先生。

野菜ジュースや100%系が好きな有留先生。

一番、黒ウーロン茶を飲まなければならない有馬先生はカフェオーレやお茶を。

私は、勿論、黒ウーロン茶です!


そんなこんなで、やっとケーキの予約をすることが出来ました。height="180"
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しっかり、お金も払ってきました。

10日までの注文だったので、少々あせりましたが・・・・

研修医や私の意見が合わず2種類のケーキ購入をしてきました。

いちごの定番のケーキとチーズケーキのホール。

本当に楽しみです。

内容は、24日以降、ご報告したいと思います。


今度は、なにやら『世界のカレー』を買って試食してみたと、江口先生が有留先生に写メを見せていました。


 


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もう、私のお部屋はカレーの匂いが充満しています(笑)

電子レンジの中もカレーの匂いです。

次回は、カレーを購入しカレーブームになるかな???


仲良く、こうやって辛い?研修も乗り越えて行っています。

研修医の人数が少なくても、指導医の先生方と一緒に楽しく毎日を過ごしています。


=お断り=

ご承知とは思いますが、決して、こんな事ばかりしている訳ではありません。

1日のうちのほんの数分間の出来事です。



2008-12-10

PQRST

2008年12月10日

PQRST

研修委員長 田村幸大


PQRSTと言えば、第一に思い浮かぶのは心電図ですね。

しかし、最近の医学生や研修医の先生達は「痛み」に関して病歴聴取する時のキーワードとしてPQRSTを利用しています。

なぜこのような話が出てきたかというと、先日、江口先生に内科のカンファレンスで症例プレゼンテーションをしてもらった時に、
痛みに関しての病歴聴取が不十分だったからです。以下のPQRSTをもれなく記載してあるカルテは滅多に見ないという話もしました。


江口先生に宿題として「痛み」に関しての病歴聴取で聴くべき項目を調べておくよう話しましたが、
その答えの一例としてブログに掲載させて頂きます。


"P":Provoke and Palliation of the symptom(増悪因子と軽快因子)
労作で誘発される胸痛→狭心症?、油物を食べた後に頻繁に生じる右季肋部痛→胆石症?などの判断が出来ますね。


"Q":Quality(intensity and character) (強さと特徴)圧迫される感じの胸痛→狭心症?
心筋梗塞?となりますし、ピリピリする胸痛と言えば帯状疱疹の初期?などと想像されます。


"R":Radiation and Location(放散の有無と部位)よく心筋梗塞で下顎部が痛いとか、
心窩部が痛いとか言われますね。


"S":Symptoms which are associated with the symptom
��関連していると思われる症状)心窩部痛を訴えている方にタール便もあったというのは大事な情報ですね。


"T":Timing(onset,duration,and frequency)時間因子(発症起点、持続時間、頻度)
突然発症は「詰まった」「破れた」が多いとよく言われていますね。


江口先生、これらをもれなく聴いたら、それだけで鑑別診断がかなり絞れ込まれている事に気付くのではないでしょうか?


有留先生、有馬先輩は「そんなの10年前から知っていた」とか言っていませんでしたか?



2008-12-09

(続)振り返りレポート

2008年12月9日

��続)振り返りレポート

教育管理部 臼井之枝


本当は、今回のブログは研修委員長の田村先生が書くはずだったのですが・・・・

交換条件を出して、私がブログを書く事になったのですが、何を交換条件にしたか忘れました・・・(^_^;)


振り返りレポートや毎日のカンファレンスの中で発覚したのが、
1年次の江口先生が症例カンファレンスの時のプレゼンテーションが苦手ということです。

そこで、立ち上がったのが、内科のチーフレジデントをしている劉先生!!


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暫くは、江口先生の話をじっーと聞いていたheight="180"
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劉先生ですが・・・・

色々とアドバイスをしていました。

その指導している後ろで、田村教授がなに

やらこそこそとしていました。

何か、言うのかなぁと思っていたら、そのまま

何も話さずそのまま行ってしまいました。


すると、5年目の貴島先生のところに行き、

患者様の話をしていました。


 


江口先生の指導に参加していなかった田村先生ですが、実はカメラを私が忘れたので、田村先生の個人分を貸して頂き撮影をしたので、
少し多めに田村先生を撮ってあげました(笑)height="180"
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医局では、『振り返りレポート』、造影CTの症例があり、劉先生がフィードバックを江口先生にしていました。

この振り返りレポート1枚で、かなり指導医・上級医・研修医の距離が近くなりました。

今までは、雲の上の存在だった田村先生がとても身近になってきているようでした。


 


 


 


夕方は、研修医の先生と田村先生との話し合いがありました。height="240"
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今年購入する図書関係の本やDVDを選んでいます。

3人仲良く、1時間以上、話をしていました。

購入する物品を話し合いました。が、なかなか雑談も入り進みませんでしたが、話し合い終了後、田村先生からメモを貰いましたが、
解読出来るか微妙な字が書いてありましたが、まぁ、いつもよりは丁寧に書いてある気がしましたので、

『先生、いつもよりきれいな字ですね』と私が言うと、

『僕も本気を出せばこんなものですよ』と自慢げにおっしゃっていました。ん???と思いましたが・・・・


今度は外科研修中の有留先生をお知らせします。

毎日、振り返りレポートを見て頂いてフィードバックをしてくれている城間先生にも話を聞いて、近況を報告します。


 



2008-12-08

時をかけるアイロン

2008年12月8日

時をかけるアイロン

外科(修行中)有馬 喬


今年は7~9月に孤独の循環器内科医(当時)古賀先生の率いる(もっとも、孤独なので率いる者は誰もいなかった訳だが…)、
循環器内科にいて夏休みが取れなかったため、12月の頭にちょっと休みを頂いた。

この時期に休みを取って、当直や夕診の関係で、他科の先生には若干迷惑をかけてしまい申し訳なく思っている。


そんな一時の休みを利用して部屋の大掃除をした。

何ヶ月も触ってすらいない雑誌、プリント、DVD等とそれに纏う埃たちとの戦いは壮絶なものであった。

そんな中、ほとんど座ったことの無い机の下に、独り寂しげな顔をしてたたずむアイロンを見つけた。


学生時代、かつて僕の体脂肪率は一桁台、BMIの22なんて雲の上の存在であった。

おそらく今の3割引くらいの見た目であったと思われる。

今となっては想像もつかないと思われるが、これは紛れもない事実である。

先日実家に帰った際、父上の奥さんである母上はこう言い放った。


「最近ますます肥えて、生まれた頃にそっくりね。」


生まれた頃の自分に似てきたとは一体どう解釈すべきなのであろうか。

原点回帰?


…。

格好いいのか悪いのか全くもってよく分からない。


僕は有馬家の長男である。

従って彼女にとっては初産の子であった。

聞くところによると、初産婦とは思えない時間で出産を終えていたらしい。

生まれながらにして母体に負担をかけないという稀代の親孝行であるはずの僕に、なんて事を言うのだと思った。


話を戻すと、その寂しげな顔でたたずむアイロンは学生時代によく使っていたアイロンである。

当時は冬でもシャツとジャケットのみという極めて薄着をしていたのでよく風邪を引いていた。

…というのはどうでもよいが、最近全く使わなくなったアイロンを見ているとある思いが自分の中にあることに気が付いた。


もう一度、あの頃着ていたシャツを着てみたい。


そうなればこのアイロンもまた陽の目を見ることになるだろう。

かつて僕の不注意で、僕の神の手(いずれそう言われるであろう)に火傷を負わせたこともあるが、憎めない奴である。


さあ、もう一度二人であの頃の栄光を。笑


というわけで「緊急ダイエット計画」なるものを思いついて、今年の夏休みは幕を閉じたのであった。


しかし、これから怒涛の忘年会シーズンに突入することに有馬先生はこの時、まだ気付いていなかった。。。


 



2008-12-06

振り返りレポート

2008年12月5日

振り返りレポート

教育管理部 臼井之枝


12月に入り、新しい事を始めました。height="180"
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研修委員長の田村先生の発案から始まりました。

『振り返りレポート』を毎日書いてみると言う事です。

レポートというと、何だか大変ですが、簡単に今日行なった診療や手技、
関わった患者さまの事など自分の仕事内容を書き留めておくという事でレポート用紙を作成しました。


が、・・・・

田村先生から、『ポートフォリオ評価とコーチング手法』という本を貸して頂き、読ませて頂きました。歳のせいなのか、
頭の問題なのか分かりませんが、何回も繰り返し読まなくては、なかなか頭の中で理解出来ません・・・・(^_^;)

実は、“ポートフォリオ”の意味さえしりませんでした。

読んでみると、田村先生に言われて、話をして作ったはずの『振り返りレポート 』が、微妙にずれている事に気づきました。


 


でも、そこはさすが田村先生、『まずは、書く習慣を付けましょう』と、言って下さいまして、現在もその用紙を使用中です。
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一応、指導医もしくは上級医にもサインとコメントをもらうのですが、研修医の先生達だけではなく、指導してくれる先生にも負担が来ます。


しかし、たった1枚の紙でコミュニケーションが取れ、モチベーションを保てるといいかなぁと思っています。


 


 


 


 


内科・外科の指導医の先生も協力してくれています!快く、コメントを書いてくれます。"blog20081206-3"
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忙しいのに、感謝です!!

指導医の先生のコメントを読むのが楽しみで、何回も部屋を出入りする研修医の先生達が少し可愛く見えます!




研修委員長の田村先生と、良い研修システムが出来るように頑張りたいと思います。

来年も再来年も続けられるように、努力していかないといけないと思います。


 


 




 



2008-12-03

バドミントン部交流戦

2008年12月2日

バドミントン部交流戦

1年次研修医 有留 大海




お久しぶりです。外科研修中の有留です。

臼井さんと田村教授が最近ブログを書かないから給料カットしようなんて話をしていたので、とんでもない!とパソコンの前に座った次第です。


最近の出来事と言うとですね。

11/29に宮大バド部の学生さん24名が大隅鹿屋病院のバド部と練習試合をするために

はるばる来てくれました。

あ、私大学時代バドミントンをたしなんでいましたので来てくれた学生さんは後輩

にあたります。


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医局で井戸院長にあいさつした後、体育館に向かい練習試合。

動きの若い学生と試合するのは楽しくて、あっという間に3時間弱過ぎました。

ちょっと時間的にもの足りなかったかな?とも思いましたが、練習不足の僕があれ

以上やると業務に支障をきたす筋肉痛は必至なので、まぁ腹8分くらいでちょうどよ

かったのかな。


夜は懇親会、みなさんコートの中で親交を深めただけあって和気あいあいと楽しい

飲み会でした。

飲み会の席では学生さん達が有留さん有留さんと話しかけてくれて、学生時代を思

い出してノスタルジックな気持ちになりました。

僕はこちらのバド部では酔っ払ってだらしないところを見られたり、何かといじら

れたりとそんな扱いですが、学生時代はそりゃあもう人望も厚くみんなに慕われて

いたんだ!って話を今まで何度もこちらのバド部の人に話しても全然信じてもらえ

ませんでした。しかし!あの飲み会で僕の話は嘘じゃなかったと信じてもらえたで

しょうか。きっとこれから病院のバド部での地位も高まっていくと確信しています。


それでは今日はこの辺で。



2008-11-26

私事のはなし

2008年11月26日

私事のはなし

教育管理部 臼井之枝


なかなか、更新が出来ない『研修医ブログ』です。

『研修医ブログ』なのに、なぜか研修医のブログが無い・・・


なので、今日は私事の話をしたいと思います。


平成9年に、私の父は体調を崩しました。

最初は、下肢の浮腫みでした。

『別に他のところは何にも悪くない』というのです。

そこで、自分が勤めている大隅鹿屋病院の循環器科に受診を薦めました。

その当時、私は循環器病棟に勤務していましたので、循環器科の先生に直接お願いをし、診て貰うことになりました。

心電図で心房細動があるということと、胸部のレントゲンでは心臓が少し大きいということを指摘され、検査をしてみようか??
という事になりました。

が、血液の検査で少しヘモグロビンが成人男性としては低い値が出ているという事で、急遽、胃カメラと大腸の検査を行いました。

結果、異常なし。

その時は、まだ下肢の浮腫みはありました。

利尿剤を飲み、1週間様子を見ましょうと経過観察になりました。

しかし、次の受診のときの採血では、またまたヘモグロビンが下がっていました。

そして、その時の担当だった循環器内科の先生が"骨髄穿刺"をしましょうと、すぐに検査をしてくれました。

1週間後の結果、骨髄異形成症候群と診断されました。

その後、すぐに専門病院に紹介状を書いてくださいました。

その後、専門病院に入院しましたが、急性骨髄性白血病に移行し、大変な闘病生活の始まりになってしまいました。


大隅鹿屋病院は、大学病院みたいに大きな病院ではありません。

私たち一般市民が、専門の病気と診断し専門病院を受診することは不可能です。

『どこかがいつもと違う』と思い、受診をします。

私たち家族は、今でも一生懸命に病気を見つけて下さった先生には感謝しております。

私たち家族のように、地域の方々は大隅鹿屋病院に行ったら何の病気か分かるかもと思い受診していると思います。

研修医の先生方にも、患者さまのそういった気持ちを持って受診していると、いつも思って欲しいです。

総合病院や大学病院みたいに専門の先生が大勢はいません。

しかし、先生方で病気をみつけ、的確に専門医にコンサルトできると思います!

そんな医師を目指してください!


残念ながら、父は闘病生活100日目で亡くなってしまいました。

まだ、51歳だった父は、自分の病気の事をしっかり理解し頑張ったと思います。

そうやって病気を理解し、頑張れたのも先生方のおかげだと思っています。

ただ、鹿児島市内にしか専門の病院が無い為、鹿屋からは2時間離れた病院に入院していました。『大隅鹿屋病院に入院出来ないか?』と、
父は言ったりしていましたが、やはり、自宅から離れている病院にいるというだけでも不安だったのでしょう。

それと自分が信頼するお医者様のところで治療したいという気持ちもありました。


私は、今、医師に関わるお仕事をさせてもらっています。

私に出来る事は、沢山の若い医師がこういった地域で成長するお手伝いをすることです。

平成17年から約8名の研修医の先生との出会いがありました。

全員、とても良い医師になられていると思います。

大変な事があると思うけど、江口先生、有留先生頑張って下さいね!!



2008-11-13

健康祭

2008年11月11日

健康祭

教育管理部 臼井之枝


9日(日)は、大隅鹿屋病院健康祭が行なわれました。

今回の担当責任者は医療ソーシャルワーカーの係長でした。

前日から準備万端でした!が、あいにくの雨でした・・・

駐車場に設置された舞台が使えず、急遽、リハビリ室へ変更。


余興で踊りや、保育園児の踊り(勿論、本院託児所のお子様方も大活躍)、高校生の吹奏楽部の演奏、素晴らしいものばかりでした。
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吹奏楽部の演奏では、2曲、大隅鹿屋病院の院長、井戸先生が指揮をされました。とても、かっこ良かったです。素晴らしい演奏でした!


駐車場では、職員が部署単位でうどんやフランクフルト、業者さんの焼き鳥など沢山の食べ物がならんで、雨にも関わらず大盛況でした。


余興があったリハビリ室は入りきれないほどの人だかり!


教育管理部としての役割は、豚の心臓を使用して弁置換術の模擬手術を心臓血管外科の先生が行うためのお手伝いでした。

心臓血管外科の柚木先生がまず、手術についての説明をし、心臓血管外科部長の大西先生が解説を交えながら、模擬手術開始!


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雨が降り、来客数が少ないのではないか・・・場所が予定と違うので、入りにくいのではなかとか心配ばかり。

しかし、心配をよそに、会場には溢れてしまった人達がいるほど、沢山の方々が来てくれました。大盛況ぶりに一安心。

準備には、OPE室のスタッフや人工心肺を準備してくれたMEさんが協力してくださり、無事に終わりました。

ピース写真のかっこいい男性は、手術室の責任者の看護師さんです。

女性二人が私と、OPE室の看護師さんです。


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駐車場での出店、リハビリ室での余興、2階での模擬手術、職員が一致団結して一生懸命に働いていました。

来年あたり研修医と一緒に何か出来るといいなぁと思っています。


 



お知らせ

2008年11月10日

お知らせ

教育管理部 臼井之枝


あっという間に、11月になりました。

昨日は、大隅鹿屋病院の健康祭が行なわれました。

詳しい内容は、後日、お知らせします。(まだ写真をゲット出来ていません)


最近のブログは、一週間に一回の割合の更新となってしまっています。

研修医ブログなのに、なぜか研修委員長と事務担当者が多いようですが・・・


お知らせは、研修院内広報誌を今年9月より院内外に配布していることです。

ずっと、院内のスタッフにお知らせや研修を知ってもらいたいと思い考えていました。

しかし、ホームページやブログの立ち上げ等に時間がかかり、研修医にブログを定着させるのも大変でした。

やっと、ひと段落つき、次のステップに進む事が出来ました。

研修委員長の田村先生には、とてもお忙しい中、手を取らせてしまっています。

お陰で、先日、第3号を発刊出来ました。

まだ始まったばかりですが、継続していけるように頑張りたいと思います。

研修医募集のトップページを開けて頂くと、『GOOD RESIDENT』とありますので、そこをクリックして下さいね。


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研修医だけでなく、研修委員長だけではなく、医局だけでなく、研修事務担当者だけでなく、病院全体で、
全員で研修医の先生の事を知り育てて頂きたいと願っております。


みなさん、宜しくお願いいたしまーす!!



2008-10-21

お誕生会

2008年10月20日

お誕生会

1年次 有留大海


久しぶりにブログを書きます。

半年の内科研修を終えて、今は麻酔・救急科で勉強しています。

この半年ほとんどオペ室に入ることはなかったので緊張の連続です。

何をするにも独特の緊張感というか、見えないプレッシャーを感じます。

幸いスタッフの方たちが優しく声をかけてくださるので、早く慣れたいところです。


さて、話は変わり全くの私事なのですが、私つい先日誕生日を迎え、ひとつ年をとりました。

そんな僕の誕生祝いということで、同期の江口先生が飲み会を主催してくれました。

ベトナム帰りの田村教授、乱れぬ内科医早渕先生、ロマン求める心外の有馬先生、鹿屋の母臼井さんが来てくださいました。


やっぱりお酒が入ると、先生たちの病院で会う時とは違う顔が見れてすごく楽しい会でした。

サプライズのケーキ、プレゼントまでもらってはしゃいでしまいました。

普段は無口でおとなしくて酒も飲めない江口先生が、内科にうつって忙しい中で準備してくれたということで感極まるものがありました。


いい仲間を持ったなぁと思います。


何とか医師として成長しようと試行錯誤しているのを、温かく見守ってくれる病院のスタッフの方々にも感謝しています。
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漠然と歳をとるんじゃなくて、ちゃんと実を伴うように頑張らんとなと決意新たにしました。


それでは。


 



2008-10-16

「伝える」という事

2008年10月16日

「伝える」という事

研修委員長 田村幸大


「伝える」という事をめぐって、有馬先生と有留先生の間で親子喧嘩のようなやり取りになっており、
成り行きを面白がって眺めているところです。ここは、もう少しこだわって「伝える」という事を考えてみたいと思います。


先日「伝える」という事に関して印象深い経験をしました。


10月10日~11日にかけて毎月恒例の徳之島徳洲会病院の応援に行きました。

10日の13時前に病院に到着すると「AMIの患者さんがいます」と相談がありました。

すでにヘパリンやミリスロールの投与がされ胸痛は改善しているものの、私は翌日帰らなければならないため、
冠動脈の状態を評価しておく目的で13時半から緊急で冠動脈造影の検査を行う事としました。

造影してみたところ左前下行枝の完全閉塞でした。発症後4時間なので、ここはやは

り再開通させる価値があります。ワイヤを通す事にトライしました。

幸い完全閉塞した部位の通過に成功し、ワイヤの通過に伴って血流も再開しました。

続いて血栓吸引を行って良好な血流を得る事に成功。さらにバルーンによる病変部の

拡張、ステント留置とスムーズに進んで1時間ほどで治療終了となりました。


この半年間、循環器部長の古賀先生の指導下でAMIの治療をさせてもらう事が何度か

ありました。今回は一人で判断しながらという事で緊張の中での治療でしたが、無事

終了できホッとしました。


さて、この成功のポイントは何だったのでしょうか?


私の手技が上手かった?


特別、人と比べて器用な訳でもありませんから、メインの問題ではありません。


運が良かった?


確かに運も実力の内ですが、これもメインの問題ではありません。


一番のポイントは、何の予告も無く突然一人で治療しなければならない状況におかれ

ても、治療を貫徹できる経験とハートの強さを仕込んでもらっていた事です。


この事は指導する側の根気の強さ、治療に一緒に参加してくれるコメディカルの協力が無ければ出来ない事です。
これまで指導して頂いた古賀先生や名瀬徳洲会病院の生野先生、時間が長くなりながらも検査・治療に付いて頂いたコメディカルのお陰です。


心臓カテーテル検査を例にすれば、慣れた人だけでやってしまった方がずっと早く終わります。
コメディカルも早く仕事を終わる事が出来ます。しかし、これを続けていれば、いつまで経っても検査を出来る医者は増えません。結果として、
目の前の時間短縮に気を取られてしまったがために、いつまでも後進が育たない状況を作ってしまった事になるのです。


私自身、
医師としてのキャリアが短い時期から徳之島徳洲会病院や昔の大隅鹿屋病院など非常に人が少ない中で重要な判断を迫られる状況を経験してきました。
そのため上級医の庇護の元で活躍する事よりも早く自立してやっていく事の重要性と難しさを感じながらやってきました。


今、有留先生、江口先生、心臓外科をやっていく事に決めた(?)有馬先生に対して思っている事は、
私の"助手としての仕事"に熟達する事ではなく、私の"分身としての仕事"が出来るようになってもらう事です
��悪筆や朝が弱い事まで分身になる必要はありませんが)。助手は上級医がいないと役割を果たせませんが、
独り立ちした医師は"決断"が出来ます。

私の分身が増えて、徳之島のような医師が不足している環境を解消してもらう事を願っています。


当然、「将来自分の科を選ばない研修医に時間を割いて指導はしない」とか「外に出て行く研修医に指導はしない」
とかケチな事は言いません。内科以外の科の指導医も同じように考えています。

昔、指導をした後輩が、「こんな症例を経験したけど、先生から言われた事を思い出して治療をしたら上手くいきました」という報告を聴く事は、
非常に嬉しいものです。こればかりは経験しないとわかりません。


将来私が大隅鹿屋病院を去った時(具体的な予定はありませんが)に、半年経っても、1年経っても、それまでと変わらない診療体制、
研修医を育てる体制が続いている事。

今研修をしている先生達が外に出て行く時に独り立ちしている事。

それを目指して研修医の指導しています。

また、今回の徳之島でのAMIの治療がそうでしたが、分野によっては私自身も独り立ちを目指して指導を受けています。


研修の過程で重要な事は、勝手に進んでいく「大きな船に乗る事」では無く、小さくても良いから「自分の力で船を漕ぐ事」です。
そして当院は、その「船を漕ぐ力」を身につける事が出来る環境です。


最近のブログの記事でおわかりかと思いますが、私が昔指導医から習った事が劉先生

に伝わり、それが有馬先生に伝わり、さらに有留先生に伝わっています。


その中で「船を漕ぐ力」も伝わっているのだと思います。



2008-10-12

勉強会

2008年10月11日

勉強会

教育管理部 臼井之枝


10月10日に、勉強会がありました。

毎週金曜日の朝8時30分から行っています。

今週は、研修医1年次の有留先生の当番の日でした。

有留先生は、現在、麻酔科研修中ですので、挿管について勉強会をしました。


前日、シミュレーターを準備し部屋で一人、予行練習していました。


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あまりにも一生懸命に、練習をしていたので1枚写真を撮りました!

私は良く分かりませんが、オレンジ色の器材は80万以上するそうです。

麻酔科の先生が、貸してくれたそうです。




いざ、本番!

朝、シミュレーターの準備をしていると、ある先生が、『そのシミュレーターの持ち主は名古屋では??』と言いました。

『 いいえ、木村先生のDNAを受け継いでいる有留先生が今日は使用して勉強会です』

と、私が答えると、先生は笑っていました。


私が、勉強会に参加したときは既に終わりかけでした。

全科の先生方が、色々と教えていました。

麻酔科の指導医の下野先生がフォローしてくれていました。


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田村先生のブログにもあったように、有馬先生が劉先生や田村先生に教えてもらっていたように、有留先生や江口先生に教えています。


研修医同士、よく1日あった事を話していますが、何度もそういった事を聞きます。

救急では、木村先生の教えを守り、CPAが運ばれてきたは時、絶対に胸骨圧迫を止めなかったとか、
抗生剤を処方するときは田村先生が言っていた事を思い出したとか、CVを入れるときは、劉先生が"この角度"という事を思い出したとか、
奥田先生と城間先生に救急外来ですごく指導してもらってすっごく嬉しかったとか・・・・

有馬先生が1・2年次に言っていた事を、今は、有留先生や江口先生が話をしています。

勉強会も、とても勉強になっているようです。

ただ、有馬先生と違うところは、指導医のものまねをしながら話をしないところかな?


これからも、頑張って欲しいです。

ブログも書いてくれるとうれしいのですが・・・・