2009年11月30日
唯一の部長命令〜忘年会の思い出
救急部長 木村圭一
私は上司に恵まれていたため、上司から「命令だ!」と言われたことは一度しかありません。良い部下だったからかも知れませんが(^.^)。
今回はその唯一の部長命令をご紹介しましょう。
10年ほど前の忘年会の最中です。外科病棟の忘年会で、恒例のゲームがありました。その病棟はある二人の看護師さんがいつも幹事をしていて、何かのゲームをする事が多かったです。例えば「申し送りゲーム!」とかです(どんなゲームか別記事を書きますので楽しみにしていて下さい)。
その日は、男女一人ずつがペアになり、みんなの前である事をする早さを競うゲームが行われました。選ばれたくないな〜と思っていたら、その思いが通じたのか、部長先生やその他の先生が選ばれました。
どんなゲームだったかと言うと、まず男性が女性の一方の腕から反対の腕までビー玉を服の中で移動させます。今度は、女性が男性の一方の足から反対の足まで通すと言うのでした。まあ、忘年会に良くありがちな大人の遊びですね(^_^)。
部長先生はシャイな方で、やりたくないからと私に代わるように言いました。相手の看護婦さんは、病棟で一番かわいい子で、嬉しく思いましたが、やはりすぐ代わるとは言えません。部長先生にも悪い?ですし。すると
「すぐ代わりなさい!部長命令だ!!」
と言われました(^.^)。真ん中で落としたりしたら、下手したらスカートから床に落ちちゃいます(その場合はもちろんスカートの下から再開です)。かなり緊張した(手術よりも)覚えがあります。
その先生は非常に温厚な方で,怒った所を見たことがありません。もしかしたら、彼にとっても最初で最後の部長命令だったかも知れません。
私も同じような事になったら、、、、、、部長命令だ!って言えない(言わない?)かもしれませんね(^.^)。
忘年会シーズンですが、皆さん楽しいお酒を飲みましょう!