初めまして、内科医の貴島です。
最近田村副院長が朝の医局会で講演した「性格別コミュニケーション法」が流行っています。
性格のタイプは
コントローラー:行動的で、自分が思った通りに物事を進める
プロモーター:オリジナルなアイディアを大切にし、人と活気があることをするのを好む。楽しいことが好きだが飽きっぽい
アナライザー:行動の前に多くの情報を集め、分析する。完璧主義でミスを嫌う
サポーター:人の援助をすることを好み、協力関係を大事にする、ノーと言えない
に別れるとのこと。
医局ではおおむね「アナライザー」が多くを占めていましたが、私は数少ない「プロモーター」でした。確かにいろいろ思いついて、楽しいこと大好き、でも飽きっぽい。
今考えると、大隅鹿屋病院は「プロモーター」的自分を楽しませてくれることがいっぱいありました。
透析管理がわからない・・・→じゃ、やってみたら(田村Dr)→透析をみるようになった
ちょっと暇だから、内視鏡でもしてみるか→内視鏡室に勝手に顔をだした→内視鏡ができるようになった
腹部エコーもしたいなあ→検査室に顔をだした→極めることはできなかったが、救急に関してはOK
癌のターミナルの方を、自分が家に診察にいったら自宅で看取れるのでは?→訪問診療しよう→訪問の介入開始
医学博士が欲しいなあ、研究的視点は臨床にも役立つし・・・→大学院に行ってみるか→週1日研究日をいただき、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科へ入学(でも飽きっぽいので、「続けられるか?」と悩むこの頃・・・)
「やってみたいなあ」に関して、「ノー」が少ない。私の性格を考えると大変ありがたいと思います。
しかし、最近はなかなか「OK」が通りません。
桜島駅伝を内科みんなで走ろう!→・・・先生、方向性が間違っています。(〇田医師)
今年の忘年会の、研修医のネタが素晴らしかった!来年は内科で何か出し物をしよう!→・・・僕は、もう全て出し切りました。(山〇医師)
みんなリスクをアナライズして、面白い事をしないと思うこの頃。
失敗しても、一歩踏み出さないと何も出来ないじゃないかー!!
・・・ともかく、いつも田村先生の医学じゃない話は面白いです、また、毎年、忘年会の研修医の出し物の完成度が高くて感動しています。突っ走る私を静止してくれる、アナライザーとサポーターの内科の先生方にも感謝です。
まとまりがなくなりましたが、今回はこの辺で。
皆さんの性格のタイプはどれでしょうか?