2008年9月16日
ご挨拶
新研修委員長 田村幸大
鬼軍曹こと木村圭一先生が鹿屋を去り、私が研修委員長を拝命しました。
と言っても、木村先生の時代に色々と整備されており今のところ何も仕事はしていま
せん。これはひとえに鬼軍曹として君臨した木村先生と優秀な事務担当臼井さんのお
陰と感謝しております。
木村先生ほど厳しく指導(理不尽な厳しさでは無く研修医の成長を願っての愛情ある
厳しさ)が出来る訳でもなく、日常業務の多さに簡単に凹んでしまう私がきちんと
やっていけるか不安に思う部分もありますが、良い研修が出来るよう努力したいと思
います。
ちなみに私が初期研修した病院は、この大隅鹿屋病院です。こんな僻地の病院で大丈
夫かと心配される方も多いと思いますが、私の医師としての成長過程は大隅鹿屋病院
なしでは語る事が出来ないほど多くの事を学ばせてもらった環境ですので、心配はい
りません。むしろ大隅半島内全域から集まるプライマリ・ケアから重症患者まで幅広
く研修できる環境は簡単には真似が出来ないものと自負しております。
研修医の存在が我々指導医の刺激になります。研修医の教育を通じて我々指導医も
色々と勉強になっている事もたくさんあります。研修医の存在により病院に活気が出
てきます。そしてここで良い医師を育てる事が当院のみならず大隅半島の医療レベル
の向上に繋がるのです。
まだまだ臨床研修病院としては4歳という時期で、ようやく自分の足で歩けるように
なったばかりですが、見方を変えれば、まだまだ成長し続ける可能性を持った病院と
いう事になります。実際に毎年少しずつではありますが、一緒にやってくれる仲間が
増えています。3~6ヶ月の短期間の研修で来られる他院の先生達も増えています。
木村先生に作って頂いたこの勢いがさらに強くなるよう努力していきます。
大隅鹿屋病院のみなさん、ご協力お願いします。
そして当院に興味を持たれた学生さんへ、未熟な病院ですが良い医師になる手伝いを
させて下さい!
田村先生、お疲れ様です。名古屋から木村です。鹿屋の研修制度、医局の雰囲気などは皆で作り上げたものです。これからも続けて行って下さい。
返信削除ちなみに、知り合いの先生の病院の2年目の女の先生が後期研修で徳洲会内の某有名病院を希望されていたので、鹿屋が良いよと言っておきました。
超美人らしいので有馬先生その時はよろしく。
��鎌ERのおやじ研修医です。
返信削除研修委員長ご就任おめでとうございます。
うちの2年目がまた「大隅鹿屋どうですか?」と聞いてきたので、例によって感じたままを話しておきました。
彼は循環器に興味があるようでしたが、「大隅鹿屋は気持ちさえあれば何でも学べるよ。各科の垣根は低いから、どこに所属しても循環器の勉強はできると思うよ」と話しておきました。
たぶん彼は貴院に決めると思います。
その時はよろしくお願いします。
おやじ研修医さん
返信削除コメントに気付くのが遅くなり申し訳ございません。
いつも鹿屋の事を伝えて頂きありがとうございます。当院のように中央では名前が知られていない病院にとっては、実体験された先生からの体験談が最も説得力を持つと思っています。
良い面、悪い面の両者をそのまま伝えて頂く事が、当院での研修を考えておられる先生にとっても、我々にとっても大切な事であると思います。
決して良い面だけを伝えて下さいなんてお願いはしません。ありのままの姿を伝えて下さい。ありもしない幻想を抱かせて人を集めてもお互い不幸ですし、悪い面も知った上で志を同じくして一緒に頑張っていける仲間が増える事を一番目指すべきですよね。