研修1年目 今井
日々のマンネリ化した生活にピリリとした刺激が欲しいと思っている皆さん。そんな皆さんに、きっと(もしかしたら)ご満足できる(かもしれない)刺激をご紹介します。
それは、超激辛のラーメン。“中本”というラーメン屋の“北極ラーメン”。前の 大学時代の後輩に連れて行ってもらいました。
http://www.moukotanmen-nakamoto.com/index.html
この“中本”というラーメン屋。辛ウマで有名なお店みたいです。中にはアナウンサーやらタレントやらのサイン色紙が所狭しと飾ってありました。
食事時を外していったのですが10人くらいが並んでいました。自分の順番を待っている間に、すごいことに気がつきました。食べ終わって出てくるほとんどの人の口の周りの筋肉(咀嚼筋)が弛緩していました。いかにもラーメン好きそうなお兄さんも、バッチリメイクのお姉さんも、あまりの辛さで表情筋に 麻酔がかけられた状態です。
僕も相当な辛党です。後輩から
「相当辛いっすよ。大丈夫っすか?」
と言われても
「俺、今まで辛いと言われるもの食べて、辛いと思ったこと無いんだよね~。大丈夫。大丈夫。」
と答えていました。表情筋が弛緩しきっているスーツ姿のお姉さんをみても、(ふふん。俺は大丈夫さ。)と心の中で思っていました。
待つこと約30分。やっと僕の前に激辛ラーメン(北極ラーメン)が運ばれてきました。そのラーメンの赤いこと赤いこと。しかし、そんな見た目には負けないくらい、辛さ耐性には自信がありました。
北極ラーメンの一口目は本当に美味しかった。
「旨い。旨いよ。このラーメン。俺、これくらいの辛さなら大丈夫」
と後輩に言いました。強がりでも何でもなく、一口目は美味しかった。でも、二口、三口と箸を進めていくと、信じられないくらいの辛さが襲ってきました。
その辛さと言えば筆舌に尽くしがたい。ただただ辛いとしか言いようがない。箸をつけることが躊躇われる、強がることすら許されない、もの凄い激辛ラーメンでした。
店を出る頃には、僕の咀嚼筋も完全に弛緩しきっていました。たった800円で麻酔されていました。食べ終わってからの感想は辛さで味でもない。ただ一つ。
「スタバでもドトールでもどこでも良いから連れてって。牛乳のみたい。」
雄叫びを上げている胃を落ち着かせること、ただそれだけ。
そんな激辛ラーメンを食べて、もの凄い量の発汗とともにストレスを発散してきました。たまには息抜きも良いものです。(って、最近息抜きばかりやん)
辛党を自称するO隅鹿屋病院の皆さん。一度チャレンジしてください。
A馬先生に手を焼いている病院の皆さん。A先生のお仕置きにもどうぞ。
※この北極ラーメンには麻酔以外に下剤としての効果もあります。
便秘でお悩みの方も是非どうぞ。
これは良いですね!有馬先生是非行きましょう!!それとも1週間毎日当直?菜の花マラソン出場??
返信削除A馬先生てボクですか?
返信削除こんなの食べたらカテ先が震えてワイヤーが踊ります。。。
そもそも、お仕置きされることって遅刻ですかね。。。
研修医なんてろくな仕事してない
返信削除Anonymousさん、貴重なコメントありがとうございます。
返信削除確かに研修医の先生は役に立ちません。おっしゃる通りでろくな仕事もしていません。こんな記事を書いて、、、と気分を害されたのでしたら申し訳ありません。
が、一般社会でも3年経つまでは役には立たないと言われているそうです。
将来役に立ってくれるよう(当院でと言う狭い意味ではなく、日本、あるいは世界の医療に)頑張って指導させて頂いています。
また出来なくても頑張って研修している若い人たちの姿は、多くの職員に刺激を与え、職場の雰囲気を確実に変えます。当院は今年5名の研修医を迎えましたので(今までの先生達がダメだったと言う訳ではありません)病院の雰囲気が有意差をもって良くなっています。
また彼らだからこそ出来る事がたくさんあり、我々もとても勉強になっています。
このブログは気軽に思った事を書けるようにと言う事で続けています。ふざけた部分も多いかも知れませんが、問題があれば今回のようにご指摘頂ければ喜びます(今井先生は島根大学卒なので)。
また業務上問題があれば直ちに対応しております(正確には田村先生や臼井さんが対応しています)ので、こちらもご指摘頂ければ幸いです。
これからも是非暖かい目で見守って頂ければと思います。ご指導、ご鞭撻、ご叱責よろしくお願いいたします。
私ならふざけたこと言っている医師よりちゃんとした先生に診てもらいたいですけど。支払うお金が同じなら研修医よりちゃんとした先生に診てもらいたい。
返信削除Anonymousさん、コメントありがとうございます。
返信削除誰が研修医であるかはすぐ分かるようになっていますし、研修医も自分が研修医である事を自己紹介させて頂いています。もし研修医の診療を希望されない場合には、その旨申し出て頂ければ対応させて頂いています。
必ず指導医がバックアップし、不利益がないようにしておりますので、もし可能でしたら、研修医教育にご協力頂ければ幸いです。
ちなみに、これは当院、あるいは徳洲会独自のシステムではなく、国を挙げての事業になっています。国民の健康を守るために、幅広い知識を身に付けるのが必須であると言う厚生労働省の政策により行われています。将来のみなさん、あるいは皆さんのお子様がより良い医療を受けられるよう、若い先生をの教育にご協力頂けるようお願い申し上げます。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/rinsyo/
先日ですが、今の研修制度によって育った医師の方が救急などの幅広い知識をみにつけていたと言う報告が出ていました。
返信削除これからも皆様のご協力をお願いたいします。また指導医である我々も負けないように努力したいと思います。