2010年11月3日
内科 吉田大輔
10月23・24日に鹿大保健学科でTNTの講義を受けてきました。
簡単に言うと「栄養」の講義です。
栄養不良は患者さんの予後や入院期間に影響しており
栄養改善に伴い予後の改善や入院期間の短縮が可能となり
病院にとっても経済的メリットが大きいようです。
講義はみっちり2日間でしたが
非常に密で、学ぶことの多い、充実したものでした。
今まで何となく栄養士と看護士と回っていたNSTですが
TNTを受けてからは、自分にとって栄養を考えていく絶好の機会となっています。
患者が栄養不良になる1番の原因は
○入院時に医師が栄養面をスクリーニングせず、問題点として考慮しない
○医師は、栄養についてはコメディカルの仕事と思っている
○患者が高度の栄養不良になってから、やっと問題点として挙げる
上記が原因となっているようです。
栄養不良が高度すぎると、NSTが介入しても改善困難なケースも少なくないので
病気と同じで早期発見・早期介入が目標になります。
当院では、NST依頼のスクリーニングは看護士の仕事になっていますが
今後はDrのサインがないと介入しない方針にしました。
あなたの患者さん、栄養足りてますか?
吉田先生講習会お疲れ様でした。私もかなり前に受けましたが、完全に忘れてしまいました。NST今後もよろしくお願いします!!
返信削除ちなみに看護士→看護師です。細かくて済みません。
調理師、栄養士、理学療法士、、、師か士か難しいですね。