2009年2月21日
宮崎に行ってきました
1年次研修医 有留大海
お久しぶりです。
長いこと書いていないので忘れられていないか心配です。1年目の有留です。
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"http://202.133.118.29/trainee_doctor//media/img_20090221T123901642.jpg"
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align="right" /> 先日、母校である宮崎大学に初期研修説明会に行ってきました。
説明会は各病院3分という持ち時間の中で、自分の病院を売り込みます。
僕は1年間の研修の各場面の写真を、音楽に合わせて流すスライドを用意していきました。
田村教授の司会のもと、着々と会はすすみ、我らが大隅鹿屋病院の順番がやってきました。
有馬先生と壇上に立ち、さぁスライドに合わせて話そうと思ったのですが…
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align="right" /> パソコンの不具合で動画が流れない!無音の時間が続きます。
2,3分経ったころでしょうか、何とか動画が再生でき、無事にプレゼンを終えることができました。いま思えば、
パソコンの調整している時間も何かしゃべれば他の病院より長くPRできたのですが…
あとで木村先生にも「あの時間は二人で漫才でもしなきゃもったいないよ」と言われました。有馬先生と二人「急変時の対応がまだまだでした…」
と反省した次第です。
しかしながら、その後の懇親会で学生さんと話がはずみ、3人が実習に来てくれるとのことでした。日本のすみっこである鹿屋という地に、
学生さんが来てくれるというのは非常に嬉しいことです。時間をかけて来てくれる分、しっかりと身のある実習になるように頑張ります。
来てくれると言ってくれた学生さんたち、楽しみにお待ちしていますね。
ここからは説明会とは直接関係はないんですが…
「自分は能力が低いので不安だ」という学生さんがいました。
医者として成長していくのに、生まれ持った才能なんてのは関係ないと思います。
そりゃテレビに出るようなスーパードクターみたいになりたいと言えば別ですが…
癌の手術を何百例もやっていれば名医でしょうか?
心カテを何百例もやっていれば?救急車を何千台見ていれば?
CVライン(Central Venous Line)を3分で入れられれば名医ですか?
僕は違うと思います。
全ての手技は患者さんのためでなければいけません。
僕が患者だったら、3分でCVを入れます!という医者よりも、
10分かかるけどしっかり局所麻酔をして痛くないようにやりますという医者に診てもらいたいです。
首や胸に針を刺されるということがどれだけ怖いことか、その感覚が麻痺していない医者に診てもらいたいです。
CVラインを入れることが目的になってはいけません、CVラインを入れることにより適切な体液管理を行い「患者さんがよくなる」
ことが目的です。
患者さんを思うのに才能はいりません。
よって、学生の段階で能力が低いなんて悩む必要はありません。
しいて言うなら、自分が医師を志した時の気持ちを忘れないことが大事です。
という話を酔った中で話しました。
僕も決して器用というわけではありませんが、初心を忘れず頑張ろうと思います。おわり。
説明会お疲れ様でした。私は翌日の浜松も参加させて頂きました。
返信削除急変は仕事の上でも、プライベートでも起こりえます。突然の事態に対処できるためには普段からの準備が必要です。
患者さんが急変したら、、、、、Primary ABCDでしたね。ACLSで習いましたよね!
女性と飲みに行こうとしたら、目的の店が閉まっていた、、、、うろたえてはいけません。もし閉まっていたら次はどこへ、、、とあらかじめ考えておかなければなりません。
会計をしようとしたらお金がない!!うろたえてはいけません。「今度返すから、、、次も君と会いたし、、、」などと言って女性におごってもらいましょう!
プレゼンも、プロジェクターが壊れたり、ファイルが読めなかったり(私はMacなので特に)、パソコンがウイルスに感染して使えなくなったり(実際昨年ありました)とトラブルの危険性は高いです。よってプレゼン資料がなくても話せるように普段から練習しましょう!
才能の話ですが、先生のおっしゃる通りです。プレゼンの天才と言われているアップル社のCEO(最高経営責任者)のスティーブ・ジョブズは、2日以上かけてプレゼンを練習するそうです。
世界の王さんは試合後も、試合前も素振りを何百回?何千回?繰り返したそうです。
CVならば、鹿屋にはシミュレーターがありますから定期的に練習し、どんな合併症があるか、それが起こったらどう対処したら良いか、常に考えておきましょう。
お笑い芸人さんは、いつも面白い事が言えてすごいですが、こう言う反応をされたらこう言って笑わせようと常に色々考えているからこそ出来るのです。
普段からトラブルに対処する方法を色々考えましょう!
宮崎大学の説明会お疲れ様でした。
返信削除宮崎大学の説明会が唯一の大隅鹿屋病院主催という事で、毎年、学生さんが来なかったらどうしようと不安になります。
有留先生や有馬先生が協力してくれて大変助かっております。
全国グループの事務担当は、そういった不安を抱えながら全国の大学で説明会を行なっていると思います。
本当に研修医の先生方の力は感謝してもしきれませんね。
無事に終えることが出来、ホッとしています。
来年も、頑張りましょう!