2009年3月19日
研修修了式出席のお誘い
研修委員長 田村幸大
今月末で2年次研修医の田頭先生が2年間の初期研修修了、1年次研修医の有留先生、江口先生が1年次を修了し2年次に進級となります。
そこで初の試みですが、23日月曜日の18時から講義室で院内各部署の方々に集まって頂いて「研修修了式」を開催する事となりました
��ただ田頭先生は札幌にいるため参加する事が出来ません)。
当日、有留先生、江口先生に4月の入職時からの歩み、印象に残った出来事などを発表してもらうよう依頼してあります。
内容は各自に任せており、私自身も知りません。集まって頂いた皆さんに「1年で本当に成長したね」「自分達も研修医を育てていたんだね」
と思って頂ける感謝の気持ちのこもったプレゼンテーションをするよう2人には言っておりますので、
当日あけてみてのお楽しみというところでしょう。ちなみにプレゼンテーションの後に軽食を準備してあります。
このような企画を考えた理由は3つあります。
1つ目:研修医の成長をみんなでお祝いする
��年間の成長は何よりも本人達の努力の成果ですから、関わった多くの人で祝ってあげたいと思います。同時に現状に満足することなく、
さらに成長していくきっかけにしてもらいたいと思います。
2つ目:病院職員の皆さんに研修医の成長を見て頂く
研修医として入職したばかりの時は右も左もわからない状態ですから、多くの人達のサポートを受けつつ学びます。
多くのサポートをして頂いた方に成長した姿を見て頂く事で「あの時、時間はかかったけど成長してくれたな~」
と思って頂けないかと思っています。同時に研修医教育は医師だけが頑張っても良い研修につながるはずもなく、
研修を支えるコメディカルも大切なのだと感じて頂ければと思います。
3つ目:多くの人達に支えられて今があるのだと研修医に感じてもらう
指導医-研修医という関係ばかりが目立ってしまいますが、研修医の教育には本当に多くの人のサポートが必要です。看護師、ME、RH、
薬剤師など直接患者さんに接する職種から、臼井さんのような研修医のお母さん役まで、
多くの人が研修医の存在に理解を示してくれているから今があるという事を研修医自身が忘れてはなりません。
成長には研修医自身の努力が一番大切である事は間違いありませんが、決して「自分の力だけでここまで成長した」
とは思って欲しくはありません。陰で多くの人々が支えてくれていたという事を忘れないためにも、その支えてくれていた人達に集って頂いて、
研修医から感謝の言葉を伝えてもらう場が必要なのだと思います。
以前、当院の研修医募集のパンフレットに「あなたへの手紙」という原稿を私が書きました。その一部を以下に載せます。
「大隅という陸の孤島で十分な研修が出来るか心配されている事でしょう。大隅鹿屋病院を選んで良いのか私もたくさん悩みました。
しかし、実際にそこで研修を行い医師として成長していく中で、研修に大切な物がわかってきました。良い研修は病院の規模や立地条件、
カンファレンスの数で決まるのではありません。極論すれば研修に必要なものは四つしかありません。たくさんの患者さん、熱心な指導医、
研修を支えてくれるコメディカル、そして一生懸命な研修医です。それさえ揃えば病院の規模や立地条件、
カンファレンスが少ない事は克服できるはずです。最終的に良い研修は指導医、コメディカル、研修医が一緒に作っていくものです。
そして当院ではたくさんの患者さん、熱心な指導医、研修を支えてくれるコメディカルがあなたを待っています。」
研修を支えてくれるコメディカルの皆さんの修了式参加お待ちしております!
田村先生、福岡出張ご苦労さまです。
返信削除レジナビでは、途切れることなく学生さんとお話をしてお疲れになったのではないでしょうか?
23日の修了証書授与式は、初めての試みで手探り状態で、ドキドキします。
とりあえず、研修医の成長を病院全体で理解してあげられるといいですね。
研修管理委員会もあるので、資料も「赤ペンチェック」が入ったところを訂正して作りたいと思います。
23日は楽しみですね。
本日出席させて頂く事になりました。よろしくお願いいたします。
返信削除臼井さんに誘われた時には断ったのに、田村先生に誘われたら受けてしまいました。臼井さんごめんなさい(*_*)。