2008年2月1日
いよいよ試験です
後期研修委員長・内科部長 田村幸大
2月2日に東京で腎臓専門医試験があります。
ちょうど受験に必要なサマリーなどの書類作成の時期に内科が2名減で準備段階から
苦しい状況で、何とか提出期限に間に合いました。
試験勉強をしようと努力しましたが、年末から過密当直で、本を開いたら居眠り、気
を取り直して1ページ読んだらまた居眠りの繰り返しで、本にマーカーではなく、ヨ
ダレを付けただけでなかなか進みませんでした。
木村先生に配慮していただき、試験1週間前から夕診のみで当直が無い状態になりま
した。そうしたところ、非常に体調が良く、気分良く仕事しています。本を読んでも
眠くなりません。日頃の当直で疲労が蓄積しているのだと、あらためて感じました。
試験前なのですが、昔から本番に強く、あまり緊張しません。医師になってから、よ
り一層緊張しなくなりました。試験に落ちたところで悔しいだけで、誰かの命を奪っ
てしまったり、自分が法廷に呼ばれたりという事は決っして無いので、日頃の診療の
方がはるかに緊張しますよね。
こんな事を書いていて不合格だった日には、実力不足でしたとアピールする事になっ
てしまいますが、、、。
試験勉強して良かったのは、あらためて腎臓内科の全体像がつかめた事でしょうか。
部分・部分の理解で相互の繋がりが見えていなかった状態から、相互の繋がりが見え
てきた感じです(蜃気楼かもしれませんが)。
例えてみれば、鹿屋市の地理はわかる、鹿児島市の地理はわかる、宮崎市の地理もわ
かる、、、、しかし、相互の位置関係はわからない:これが以前の状態。
それぞれの都市(この際、鹿屋が都市かどうかという議論は抜きにしましょう)の事
もわかって、その上で南九州の全体像もわかっている!:これが今の状態。
今後も勉強を続けて、日本地図、世界地図がわかるようになりたいものです。
とりあえず、試験に向けてあと一頑張りします。
田村先生、お疲れ様です。
返信削除今ごろ試験のある土地へ移動されているのでしょうか?
当直など大変ですが、そんな中色々と向上心を持って勉強されている先生を尊敬しております。たぶん先生は勉強しなくても私のような外科医の何倍も知識があるのでしょうが、、、、
研修医のみなさんは、田村先生を見習って、田村先生の何倍も勉強して下さいね!私と一緒にアークビルに言っている暇は多分ありませんよ!
木村先生、コメントありがとうございます。
返信削除知識の量はそんなに変りませんよ。
内科医から知識を取ってしまったら、外科医のように手術が出来るわけでも無いので、何の役にも立たないと思って勉強しているだけですよ。