2008年5月7日
今の僕に出来る事
1年次研修医 有留大海
江口先生が初ブログを書かれたので、僕も負けずに書いていこうと思います。
足りないものが多い僕は、いま特に2つのことを心がけています。
と言っても、たいしたことではないんですが。
①カルテは指導医、看護師の方々との文通だと思って書く
②どんどん前へ出る、手技を見学する時は後ろで手を組まない
①について。
カルテは患者の情報を記載するものです。
当たり前ながら、僕が書いたことを後で誰が読んでも解読できなくてはいけません
。
僕が思う読みやすいカルテは、字が読める、要点がまとまっている、何でその結論
に至ったか分かるものです。
字そのものに関しては、書道をやっていたので問題ないかと自分では思っています
。
もし、いやいや、読みにくいよ!というご指摘があれば、遠慮なく言ってください
。
要点…これはまだまだかと思いますので、要努力ですね。
思考過程…僕ら1年目にとっては、カルテは指導医に自分の現段階の実力を示す場で
もあると思っています。
この所見は取れた、所見からこれらの疾患を鑑別にあげた、だからこういう検査と
治療が必要です。
と自分が今どこまで把握しているかを書いています。
安定していて退院調整だけ、という人でもno change一行ですまさないようにしてい
ます。
心雑音を聞き落としていることもあるだろうし、挙げれる鑑別疾患もまだ少ない、
どの検査が感度が高いなど把握してないことがたくさんあります。それらのことに
関して、後で指導医の先生が僕が書いたものを読んで、聞き落としてるけどこの音
がASの音だから忘れないように、とかこの所見が取れたならこれも鑑別せんとでし
ょう、などのフィードバックを受けることが成長につながると思っています。
②について
僕は学生の頃はどちらかと言えば積極的ではなかったです。
今は回診でも、救急車が来た時でも、上の先生に邪魔だよと言われるまで前に行く
ようにしています。
僕が前に行っただけで患者に不利益が起こることなんてないんだし、せっかくいろ
いろやらせてくれて、教えてくれるのだからがっつかないともったいないですもん
ね。
見たことない手技を見学させてもらう時でも、もしかしたら何かやらせてもらうか
もしれないと思って手を前に出しています。急にこれやってみようかと言われた時
に、手を後ろに組んでたからって、前に持ってくるまで実際1秒もかからないでしょ
うけど、何と言うかこれは気持ちの問題ですね。
とまぁ、やはり要点のまとまらない文章ですが、初の休日当直明けで校正する気力
がないのでこのまま提出します。
素晴らしいですね!全国の研修医に聞かせたい言葉ですね!
返信削除このまま初心を忘れないで頑張りましょう!
ちなみに有留先生、ASって何の略ですか?木村軍曹の前で不用意です。まだまだですね。
返信削除木村先生、ありがとうございます。今の気持ちを忘れずに、臨床能力も高めていけたらと思いますので、ご指導よろしくお願いします。
返信削除有馬先生、ASはAortic Stenosis、ARはAortic Regurgitationだったかと思います。つづりは分かるけど発音はあやしいです。有馬先生、今度会った時教えてくださいね。