2010年1月5日
1年次研修医 小川 絵奈
昨年12月、下唇に口内炎が1つできました。「痛いなぁ~」と思っていたら、1つが3つになって、だんだん大きくなりました。
ご飯食べても痛いわ、話していても痛いわ…。
土曜日の日当直の日、指導医の先生に処置してもらったけどなかなか良くならず、痛み止めのお薬を出してもらいました。
翌日、当直明けでへろへろになりながら薬局にお薬を取りに行きました。
薬局は忙しそうだし、迷惑かけて申し訳ないなぁと思いながら扉をノックして入ると
私を見つけた薬剤師さんが
「あ、お薬できてますよ~。ちょっと待ってて下さいね。」
とお薬を取りに行ってくださいました。
忙しいのに優しいなぁ…
お薬を持ってきて下さって、
「お待たせしました。お大事に(^-^)!」
とにこっと笑顔で渡して下さいました。
もう、口内炎の痛みも忘れるくらい癒されました。
言葉の力ってすごいですね。一瞬、口内炎治ったかと思いました(笑)
病は気から、っていうけどあながち間違いではないですね。
あの日以来、外来の最後には「お大事に」の言葉は大切にしています。
当直中のときは眠気でなかなか良い「お大事に」が言えないときもあるのがまだまだ未熟なところですが…(笑)
病気だけ治さずして人を治す!!
その近道は思いのほか簡単なところから始められるんだ!と感じました。
病を診ずして病人を診よ、ですね。
返信削除自分が体調が悪いと患者さんの気持ちがよく分かりますね。ちょっとした一言を大事にするのは、とてもいい心がけだと思います。僕も見習います。