2008-01-08

皆様、新年あけましておめでとうございます。

2008年1月8日

皆様、新年あけましておめでとうございます。

2年次研修医 城戸 淳


とうとう2008年です。研修医生活もあとわずかですが、なんとかがんばっていきます。

今年は、この世に生まれて32年、博多の櫛田神社で福みくじを引き始めてから25年たってはじめて、なんと、なんとお年玉賞を獲得しました。
でも、でも、でも末吉なんですよ。ほとんど櫛田神社では大吉しかひかないのに・・・・。願い事:あきらめろ、待ち人:期待するな、来ない、
結婚:がんばれば何とかできる。ほとんどろくなこと書いてありません。商品は当たりを引いているはずなのに、
くじの運勢が最悪とは本当にやってられません。

ああ、今年も嫁さんもできずにひとり生活か~、まあ、別にいいけど・・・


ところで、お正月のUターン現象について考えたいと思います。

都会から田舎の実家に帰るというのは、いくら帰省ダッシュで大変だとしても、
田舎から都会の仕事生活にもどる事よりかなり労力的に楽に感じます。これは、なぜでしょうか?

田舎でぬるま湯生活に慣れてしまったため、都会の厳しい生活にもどるのに臆病になってしまっているのだろうか?
さらに嫌なことをしているから疲れるのだろうか?

う~ん、まあ、そうでしょうと言ってしまえばそうです。

それとも、昔から行きは勢いがあるぶん楽なんだという話でしょうか?

でも、僕はここで思うのはエントロピーの法則だと思います。

物理の法則では、原子は、粒子は、物質は、ひとつの場所にとどまることはできません。まして、
物質がある場所にずっと高密度でとどまることは自然の摂理ではできないのです。もし、物質をある場所に高密度にとどめておくには、
なんらかな条件をつくらないといけません。

ここで、PV=nRTという公式を用いたいと思います。

P:圧力、V:体積、n:モル数、物質の個数とイメージしてください。R:単なる定数なので無視。T:
温度ある空間の圧力を二倍に増やそうと思えば、みなさんはどうしますか?そうです、公式上では簡単にするには体積を半分にへらすか、
温度を二倍に増やすか、物質量を二倍に増やすかです。まあいろんな方法ありますけど。手術器具の滅菌方法にオートクレープ法
��高圧蒸気滅菌法)というものがありますが、
たかだか約2気圧下の飽和蒸気圧下で121℃で15-20分間滅菌する方法なのにけっこうたいそうな機械で行ないます。
だから圧力をあげるということはものすごく大変なことです。そうです、高密度の状況はそうそう作れないのです。


また、ある一つの場所にかたまった物質が遠くに飛んでいくには、もらった?もともともっている?
エネルギーを運動エネルギーに変換して運動します。エネルギーがなくなれば、そこで移動は終わりです。それならば、
ニュートンのエネルギーの保存則で考えると、物質がまた一つの場所にもどるにはなんらかなエネルギーを与えて元にもどし、
もともと持っていた高エネルギー状態にしないといけません。

そうです、ここで結論はでました。だから高密度の都会にもどるのはものすごーくエネルギーのいることだし、
都会にいる自分は高エネルギー状態(緊張しっぱなし、多少いらいら感ありで落ち着かない)

で疲れます。やっぱり、田舎にずっといるのが物理の法則的にもいいんですよ。本当にUターンはきついよ。

なんだかんだ好きなことを適当にいいましたが、今年も皆様方とともに切磋琢磨しながらがんばりたいと思いますので、
どうか今年も応援よろしくお願いします。


 



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