2007-12-30

言い訳

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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; tab-stops: 35.45pt 70.85pt 106.3pt 50.0mm 177.15pt 212.6pt 248.05pt 283.45pt 318.9pt 354.35pt 389.75pt 425.2pt 460.65pt">
"mso-fareast-font-family: 'MS 明朝'; mso-fareast-language: JA">
2007
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-fareast-language: JA; mso-ascii-font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3'; mso-hansi-font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3'">年1229


言い訳


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; tab-stops: 35.45pt 70.85pt 106.3pt 50.0mm 177.15pt 212.6pt 248.05pt 283.45pt 318.9pt 354.35pt 389.75pt 425.2pt 460.65pt">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-fareast-language: JA; mso-ascii-font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3'; mso-hansi-font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3'">
研修委員長 木村 圭一


 本当は「研修委員会に参加しました(その2)」を書く予定でしたが、あまりにも私が略語にうるさいような意見が続くので(+_+)、
言い訳を書きます。田村先生、当直たくさん入れたりしませんのでご安心下さい。


 ちなみに、シャ乱Qの歌は「いいわけ」です。漢字は出てきません。はい。有馬君に歌ってあげた事はまだないかな。
今度以下の動画のように飛び跳ねてみせよう!しかし、元バレー部の田村先生ならば出来るでしょうが、
私ならば10cmぐらいしか飛べないでしょうね。


"http://jp.youtube.com/watch?v=6ASagU78WYo">http://jp.youtube.com/watch?v=6ASagU78WYo


 ちなみに、「ズルい女」「シングルベッド」「ラーメン大好き小池さんの歌」も歌えます。


 何故略語を使うと、正式名を知っているのか尋ねるのでしょうか?知らなかったらその場で教えてあげる事もしません。
「調べてくいやん」と言います。鹿児島弁で「調べて下さい」と言う意味です。山形では「調べてけんねが」名古屋では
「調べてくれんと困るでいかんわ」関西では「調べといてや?」等と言うのでしょう。


 アハ体験と言うのが時々テレビで紹介されています。なるほど!と思った時に脳内に色々な物質が出て、それがよいと言うものです。


"http://ja.wikipedia.org/wiki/">http://ja.wikipedia.org/wiki/茂木健一郎


 上記のWikipediaの記事によれば「人はアハ体験の瞬間に、わずか0.1秒の間に脳内の神経細胞が一斉に活性化するという。
「誤解を恐れずにいえば」という前提ではあるが、アハ体験とは、わかった瞬間に頭がよくなる体験であるともしている」とあります。


 略語が分からなかった場合、自分で調べて、なるほど!と分かった瞬間に頭が良くなるのです。
こういった経験の積み重ねがカリスマ内科医、カリスマ小児科医、カリスマ精神科医(今の研修医の先生達が目指す科を入れてみました)
を作るんだと思います。私は尾崎豊も好きですので、この茂木先生結構好きです(?と思った方は上記のリンクを読んで下さい)。


 ちなみに、ICLS講習会(おっと!正式名を忘れる所だった、、、Immediate Cardiovascular Life
Supportで、救急医学会認定の二次救命処置の講習会です)では、何かを受講生の方が忘れた時、例えば周囲の安全確認を忘れた場合
「ほら、『あ』で始まる何か忘れていませんか?」と聞きます(受講生は「???」となる事もしばしばですが、これはやりすぎかな、、、)。
「上から物が落ちてきたりしたら大変ですよね」「あっ!安全確認ですね。忘れていました」みたいに教えています。
答えを言うのじゃなくてアハ体験をしてもらおうと言う訳でしょう。


 学会発表、論文などでは、明らかに誰でも知っている略語以外は最初にことわる必要があります。CTでも「computed
tomography(以下CT)」と書かなければなりません。学会発表をした時に会場から私よりももっと細かい人から、
それは一体何の略なんですか?と聞かれた時困りませんか?例えばDMと言った場合、普通は糖尿病(diabetes mellitus)
ですが、Direct mailだったり、産婦人科の先生は胞状奇胎(destructive mole)だったりします。


 KYだね?と女子高生に言われても意味が分からないだけで問題ないですが、医療の現場では困ります。
正しく相手に伝わるようにしなければなりません。


 上記のような事にならないためには、普段から略語が出てきたら調べると言う習慣が重要です。調べないと気持ちが悪い、、、
と言う風になったら完璧です。人間は怠ける動物ですので、研修医の時にやらないと一生やりません。
田村先生が離島医療の記事でドラマみたいじゃないですが等と書いておられますが、難しい事を何でもない事のようにやるのがすごいんです。
病院では、毎日医龍みたいな事が起こっているのですが(血が噴くことは余りないですね。はい)、誰もすごいだろ!
みたいな事を言わないでやっている、、、、これが重要です。


 感染症を疑ったらグラム染色をするのと同じように(グラム染色しないと抗生剤を決められないでしょ)、
女性と飲んだらメールアドレス聞くように(これはA君だけかな)、略語は調べるようにしましょうね!



2007-12-28

整形外科研修①

2007年12月28日

整形外科研修①

2年次研修医 有馬 喬


今日は整形外科研修のお話。


当院の整形外科診療はご存知、前田和彦先生が独りで支えている。(ただし土曜の外

来は、応援の先生に来ていただいている。)

高齢社会を背景に入院患者さんには高齢者の転倒による骨折が多い。

よく聞くのは橈骨遠位端骨折(コーレス骨折が多い)や大腿骨頸部骨折などといった

ところか。

実際に担当した患者さんでは大腿骨頸部骨折が多かった。


整形外科研修も診察から手術、リハビリと色々経験できた。

大腿骨頸部骨折の手術では、研修が終わる頃には挿入するピンの位置決めから、全

て自分でさせてもらった。

余談だが、先日お話したとおり、あらゆる手技をするその瞬間は練習だと思ってや

ったことはない。

この患者さんが歩けるようになるかは、自分が今から入れるたった1本の金属に懸か

っており、練習(研修?)と思ってやるのはそもそもおかしい。

この認識こそ、医師としての基本的な責任感であり、研修医という表現が嫌いな理

由のひとつである。上級医が責任を取ってくれるということが、自分に責任がない

とどこかで思っている研修医はたくさんいると思う。


話を戻すと。

入れる前は単なる冷たい金属が、歩けるようになった患者さんの笑顔で温かくなる



自分が整形外科の好きな一面である。


大腿骨頸部骨折にはもうひとつ特別な思い出がある。

今日はその思い出を楽しんでいただきたい。


時は1999年3月。

有馬少年は高校生だった。なんちゃってヴィジュアル系バンドでドラムを叩いてい

た。

衣装には「X-ARIMA」と刻印されていた。

他のメンバーはGLAYみたいな格好をしていた。

今の言葉でいうと、「KY」である。


神童だったはずだが、あんまり成績は良くなかった。

そして、有馬少年は大学入試センター試験でとんでもない点数を取った。

今だから笑えるが、国語が200点中70点だった。

ちなみにボーリングのアベレージも70点である。

これを覆すのは、なんちゃってヴィジュアル系バンドの自分が東京ドームを満員に

するくらい困難なものだった。おそらく当院の会議室位で十分である。

「え?ひょっとして神童じゃなかったかも?」なんて18歳になって初めて思った。


そんな中、実家から電話が入る。

「ばあちゃんが足折って入院したから帰ってきなさい。」

すぐ病院に行くと、主治医の先生から説明があった。


「大腿骨頸部骨折ですね。この骨折は高齢者の方に多く、手術をすれば、3割の方は

元通り、3割の方は不自由が残り、3割の方は寝たきりになってしまいます。

寝たきりになると、肺炎とか尿路感とか感染症にもなりやすくなりますので、高齢

者の生命予後を決めてしまうくらい怖い骨折なんです。手の骨折とはちょっと訳が

違います。」という内容だった。


この時は全く深刻な感じで聞いてはいなかった。

そして手術は無事に終わった。

「やっぱり、何て事ないじゃん?」


しかし、次の日の早朝6時半。病院から電話が入った。

「おばあちゃんが大変なので来てください。」

あわてて病院へ行った。

すると、「豚のエサをやらんといかんから家に帰る。」

と大声を上げて、立ち上がろうとする祖母の姿。

当然立てるはずはないのだが、もがいて立ち上がろうとしていた。


状況が読めない。

センター試験の国語も何言ってるかさっぱり読めなかったが…

たった一日入院しただけで、こんな姿になるのか?

結局、鎮静剤を打つことになった。

今思うと、セルシンかなんかだったのか。

鎮静剤を打たれる家族の姿は少年には強烈だった。


何もしてないが、その状況に疲れきった少年は、家に戻り1冊のアルバムを開いた。


そこには、幼き日の少年(実に愛らしい)をおんぶする優しそうな老人が写っていた



その老人は、少年がこの世に生まれたことを誰よりも喜び、誰よりも大切にしてく

れた人。

歯の生えたばかりの少年に背中を噛みつかれても、噛み疲れるまで我慢した人。

学校から帰った少年にどんなに遠くにいても必ず「おかえり」と言ってくれた人。

時に、厳しく少年を怒った人。

しかし、両親に怒られた時は必ずかばってくれた人。

少年が足を向けて寝てはいけない人。




少年はその夜、

独り枕を濡らした。


少年は自分の大切な人が歩けなくなるばかりではなく、消えてしまいそうな恐怖に

包まれていた。

「大学入試の勉強は自宅でします」、と言ってしばらく学校を休んだ。

そして、少年は毎日病室へ行った。

しっかりしなくてはと思いつつも、自分を育ててくれた温かい空間を取り戻したか

った。


何週間かして、無事にリハビリも進み、退院の日を迎えた。


車で迎えに来た父が「乗りなさい。」と言った。

少年は「俺は先に歩いて帰ってるよ。」と言った。

不思議そうな顔をする父。


少年にはどうしても誰よりも先に、祖母に言いたい言葉があった。


かつて、家に帰ってきた少年に必ずかけてくれたあの言葉を。


「ばあちゃん、おかえり。」


暗くなっていた少年の家が、再び明るくなったことを、満開の桜が祝福していた。


そして、少年の大学入試の桜は散った。(笑)



2007-12-27

2007年クリスマス

2007年12月27日

2007年クリスマス

2年次研修医 有馬 喬


12月23日、天皇誕生日。

とある事情で傷心の友人と飲んでいた。

本人は「傷ついてない」と言い張っていたが、それは彼の口癖であるので無視して

勝手に慰めた。

もう何年も前の話になるが、その友人はかつて自分が傷心の時、夜明けまで一緒に

飲み明かしてくれた事がある。そんな彼を放ってはおけなかった。


・・・。


決して、ただ自分が飲みたかったからではないと記しておく。


12月24日、日曜祝日の振り替え休日。

世間はクリスマスイブ。

世の中の流れにおいていかれると、ちょっと寂しくなってしまう日本人の自分は

、カーネルサンダースへ会いに行った。

混み合う時間をずらそうとは思っていたのだが、お腹の時計が夕食の時間を何回も

知らせる(スヌーズ機能付である)ので、18時半に行ってしまった。


最悪に混んでいた。

やめとけば良かったが、寒いしドライブスルーに入ってしまった。

当然全くもってスルーされない。

ちなみに、車の窓の位置が低いため、店員さんと自分がお互い身を乗り出さないと

商品の受け取りができなかった。

結局寒かった。

さらにちなみに、一人分買ったのが若干恥ずかしいと気付いたのは、

「え?以上でよろしかったですか?」

と店員さんが2回聞いた時だった。

・・・。


12月25日、今日は小児科病棟のクリスマス会。

朝回診が終わると、看護師さんは言った。

「先生達、サンタさんの格好でお願いしますよ。昼からですからね。」

「しょうがないなあ~。」

と言いつつも、ノリノリだった自分に用意されていたのは、トナカイだった。

しかも、なんと縦にも横にも小さい衣装だろうか!?

あまりにも胴の長さが足りず、背中のファスナーを閉めようとすると…


その…


股間の部分に疼痛が走る。

どう見ても忘年会の出し物級に品がない。

しかし!サンタクロースを待っている子供達を裏切るわけには行かない。

気合で猫背になってチャックを閉めてもらい、取り敢えず「ありまっくま」は「と

なっくま」になった。


ちなみに、ファスナー、ジッパー、チャックの違いを知っているだろうか?

股から肩までが小っちゃくなってる「となっくま」には説明している余裕がないの

でYKKのホームページで確認して頂くとしよう。

"http://www.ykkfastening.com/japan/faq/a007/info002.html">http://www.ykkfastening.com/japan/faq/a007/info002.html


病棟へ戻る。

「あ、あの~。ぱっつんぱっつんなんすけど…?これでいいですかね?なんか忘年会

のコントみたいですよ。」

「あ~、…全然大丈夫ですよ、はい、帽子。」

そう言った看護師さんの含み笑いは忘れない。

帽子にはまさにクワガタみたいな角が付いていた。


height="171"
alt="20071227-blog001"
src=
"http://202.133.118.29/trainee_doctor//media/img_20071227T124733890.jpg"
width="240" />


爆笑するママ、哀れみの目で見るパパ、大泣きする子供、隣の病棟から指をさす婦

人科の患者さん。

 


height="203"
alt="20071227-blog002"
src=
"http://202.133.118.29/trainee_doctor//media/img_20071227T124735484.jpg"
width="252" />




・・・。


時計の針が妙に遅く回っていた気がした。


どれくらいの時がたったか、となっくまは静かに控え室へ消えていった。

余ったお菓子と崩れ去ったアイデンティティ※を手に…。


※アイデンティティ:自分は何者であり、何をなすべきかという個人の心の中に保

持される概念。



2007-12-26

東京で研修委員長会議がありました(その1)

2007年12月26日


東京で研修委員長会議がありました(その1)

研修委員長 木村圭一


 有馬っくまに歌った歌を覚えられている木村です。はい。レパートリーはほとんどないので、
ほぼ全ての歌を彼に歌ってあげたと言う事になりますね。


 12月22日(土)東京で徳洲会の研修委員長会議がありました。何故この日程なのでしょうか???クリスマスの3連休なのに、
22日は病院の忘年会なのに!!でも、かわいい研修医のみなさんのためなので、、、、行ってきました
��ついでに東京見物も少ししてきましたが)。


 有馬君の記事に続けてクリスマスの話題を、、、、このブログはコメントがつけられるともっと良いと思いますが、、、、
つけられないので。


 私の1年目のクリスマスは、小児科研修で迎えました。クリスマス会で「ばいきんマン」を誰もやりたくないので、
私にさせるためだったのではないでしょうか?何故か小児科研修が12月になるように組まれていました
��本当は冬の方が患者さんが多くて勉強になるからです)。

 トナカイのツノを摂子でやって部長先生に超うけ、受け持っていた髄膜炎の男の子にはあぜんとされた記憶があります。実はそれまで
「あんぱんマン」を見た事がなく、25日の病棟のクリスマス会の前日(つまりクリスマスイブ)にビデオを借りて見ました。
そんな時ほど誰かに会うものです。病棟の士長(男性だったのです)さんと会いました。彼は単身赴任だったので
��体表解剖の勉強をするつもりだったのでしょう)、女性のビデオを借りていました。
私はとっさに借りようとしているアンパンマンのビデオを隠したのですが、見られてしまいました。お互い寂しいクリスマスですね、、、、
と言われました。確かに、、、しかし、へえ?、じゃむおじさんはこういう人物なんだ、、だから部長先生がやるんだ、、、、
などとかなりはまった事は告白しておきます。

 それから、保育所でサンタさんもさせて頂いたのですが、大きなサンタさんだね!とある子供に言われたので、別の子に、
「大きなサンタさんだよ?ん」と言ったら泣かれてしまった事も告白しておきます。それ以来、
サンタさんをやって下さいと保育所に言われた事はありません。そうそう、学生時代には女装を誰でもさせられる物ですが、
私は1年生の時にさせられて以来、お前はしなくていい、、、といつも言われます。何故??


 2年目のクリスマスイブは、先輩と一緒にスポーツクラブで汗を流してから酔虎伝で飲みました。後日ある先生が、「木村先生は、
今年のイブは子持ちと過ごしたらしい」と医局秘書さん言った所、「先生が本気なら、私達応援しますよ!」
と少女漫画のように目をきらきらさせて言われました。あの、、、、子持ちって言っても女性ではなく、もちろんシシャモでもありませんが
��シシャモは食べたかもしれませんが)、、、、と言えるような機転は持っておりませんでしたので、しばらくたつと、
私は年上の女性と付き合っているらしいという噂になりました。


 子持ち=年上、異性、、、、人間と言うのは恐ろしく勝手な想像をするものですね。頭の体操と言う本の問題にそういうのがありました。


 重い荷物を台車に乗せて坂道を上っている親子がいた。後ろで台車を押している人に尋ねた。「台車を引いているのはあなたのお父さんですか?
」と。すると「いいえ違います」と。「それでは息子さんですか?」と尋ねると、やはり「違います」と。一体どういう事だろう???


 と言う問題です。答えはお母さんだったというのです。力仕事=男ではないと言うことです。


 診療の場面でも、胸痛だから心臓、、、と思っていたら、帯状疱疹だったなんて事はあります。思い込みには注意しましょう。


 研修委員長会議とは全然関係ない話になってしまいました。続きはその2で。



2007-12-25

離島医療

2007年12月25日

離島医療


後期研修委員長・内科部長 田村幸大


12月21日、22日と2日間、徳之島に出張しました。

よく南の島でのんびり気分転換をしていると思われますが、断じてそんな事ありませ

ん。

徳之島で勤務されている先生方の名誉のためにも強く否定しておきます。

のんびりどころか"激しく忙しい"のです。

軽症の患者さんが押し寄せてくるのは、"静かに忙しい"と表現します(なんか変で

すが)。そうなんです。重症患者が押し寄せてくるのです。


ちなみに2日間滞在中の仕事内容ですが、

1日目:シャントのPTA(略語だけでは木村先生から注意されるかもしれないので

percutaneous transluminal angioplasty:風船を使ってシャント血管の狭窄部分を拡

張する治療)3件、透析患者さんのデータチェック50名、外来6名

2日目:外来50名、内1名は昼から緊急で透析導入。病棟コンサルト数名。

しかし、私の師匠の名瀬徳洲会病院循環器の生野先生は150名位の外来をやっています。


鹿屋の方も忙しく応援に行っている場合では無いという話も出てきそうですが、徳之

島徳洲会病院は医師が不足しています。当院以上に厳しい環境でやっている以上、行かない訳にはいきません。


では、なぜ鹿屋から徳之島に行くようになったのか?


3年目に福岡徳洲会で勤務していた時、翌年の1年間、徳之島に行って欲しいという依頼がありました。

徳之島と言えば徳田理事長の生まれ故郷です。離島で勤務するのも良い経験になるかと思い、鹿屋に帰るのでは無く徳之島へ行く事にしました。
しかし、徳之島へ行く事

が決まってから周囲の人から言われる言葉は「先生凄いね~、火中の栗を拾いにいく勇気があるんだね~」と。

"火中の栗を拾う?"

よくよく話を聴いてみると内科の常勤医はゼロ。4年目になる私が唯一の内科医だ

と。

武者震いをおさえきれず、「出来るところまで頑張ってみよう」と心に誓って徳之島

に降り立ったのは、平成13年5月の事でした。


普通は遠方から引っ越しをしてきたらその日1日くらいは家の片付けなどさせてもら

えそうなものですが、病院に着いた数時間後から外来をやっていました。ようやく落

ち着いて時計を見ると夜の11時になっていました。

これまで経験した事がない手荒い歓迎ぶりに涙が出そうでした。

「まあ、翌日は引っ越しのために1日フリーにしてもらっているからいいか」と思い

帰宅。

しかし、翌日引っ越しの荷物が届いて間もなく病院からの魔の電話が…

「外来を手伝ってもらえませんか?」

人がいない所に来てしまった以上、「No」は言えません。

引っ越しも途中で放り出して、病院に向かい夜中まで働きました。

連日、帰宅は日付が変わってから。一方、朝は6時30分から回診(よく遅刻していま

した)。

整形外科、脳外科、小児科の常勤医は不在で、その領域の患者さんを入院させて「誰にお願いしたらいいのですか?」と尋ねたら、「お前だよ」
という返事。入院させた

人が主治医になるという恐ろしいルールでした。

そんな調子で引っ越しの荷物が片付くのに1ヶ月くらいかかりました。


こんな話ばかり書いていると"離島医療残酷物語"というタイトルにした方がいいの

では無いかという声が聞こえてきそうですが、意外と振り返ってみると自分の生き方

を決めた大きな出来事に色々と出会う事が出来たので、正直なところ「行って良かっ

た」と今では思っています。


例えば、今は得意としている腎臓内科・透析の領域も、なにも知識が無いまま徳之島

に行って、月1回湘南鎌倉病院から来られていた小林先生から指導を受けて、診られ

るようになりました。その後、徳之島を離れても腎臓内科・透析と深く関わっていく

きっかけになりました。飲み会に行っても熱く透析の話を語っている先生でしたが、

最初に指導を受ける先生というのは大事ですね。もしも、この時透析にまつわる負の

側面ばかり話をする先生から指導を受けていたら、きっと透析にのめり込む事は無

かったでしょう。


他にも幾つか思い出に残っている事はありますが、その内の一つを。


私が当直している時に50代の男性が胸痛を主訴に救急搬入されました。

血圧こそ保たれているものの、全身に冷や汗をかいており、一見して重症感が漂って

いました。

心電図を取ると予想通り(こんな時の予想は外れて欲しいものですが)、Ⅱ・Ⅲ・

aVFのSTが上昇しているではありませんか!

一応、徳之島に転勤する前に名瀬徳洲会病院で冠動脈の治療(以下PCIと略します、疲れてきており、
木村先生に注意されても良いのでフルスペルは書きません、だからと言って来月の当直増やさないで下さいね)
を生野先生から指導されていたので、心臓カテーテル検査(以下心カテ)へと突入しました。

造影してみると大きな右冠動脈の全長に渡って高度狭窄がありました。幸い検査が始まる頃に胸痛は改善し、心電図変化も戻っておりました。


画像を名瀬徳洲会病院へ電送し、生野先生と話合いました。

生野先生「これは手を出すと結構大変な事になりそうだから、今日はヘパリン流して

体制を整えてから来週にでも一緒に治療をしようか」

私「はい、そうします(かなりホッとしました)」

不安定狭心症という事で入院。

翌朝、患者さんは「すっかり良くなりました」と言われておりました。

ホッとしながら外来をやっていると病棟からコール。

「あの患者さんが胸が苦しいと言って冷や汗をかいています」

昨日もヘパリンやミリスロールを流していたら改善したから何とかなるかと思いなが

ら薬を投与しますが、改善しません。

改善するどころから徐脈になり、完全房室ブロックになってしまいました。

前日の造影所見を思い出すと、とても一人では治療したくないという気持ちが先立ち

ました。

しかし、目の前の患者さんの状態はみるみる悪くなっていくし、生野先生がいる名瀬

までヘリコプターを要請しても実際に名瀬で治療開始するまでに4~5時間はかかる

事を考えるとそこまで持ちそうもありません。島には他に心カテを出来る医師はいま

せん。そんな状況が背中を押してくれて、色々考えながらも「自分が治療する」と決

断するまでに時間はかかりませんでした。

やり始めてみると予想通り難渋しました。一時ペーシングを挿入し、治療を開始した

ものの、閉塞した血管を拡張しても拡張しても、血流が再開してくれません。No

reflowという現象です。血圧はノルアドを使っても80~90と言ったところです。患者

さんは「先生、一生懸命やってくれたから、もう俺死んでも良いよ」と言い始める始

末。結局、何とか血流も戻って3時間に及ぶ壮絶なPCIが終わりました。

病棟に帰ってからも、血圧は低く、尿が出てくれません。心不全状態でした。

当時、徳之島にはIABP(わからない人はgoogleで調べて下さい)がありませんで

した。

経過を名瀬にいる生野先生に伝えたところ、

「IABPを朝のフェリーに乗せて送るから使ってみて」と。

フェリーの到着を待ち、日曜日でしたが朝からカテ室のスタッフをコールしてIAB

��を挿入しました。

これが徳之島の有史(そんなに大げさなものでもありませんが)の中で第一号のIA

��P挿入でした。

��ABP挿入後病棟に帰りましたが、島にはICUやCCUなどという設備はありま

せん。そんな環境で、しかもIABPを見るのも触るのも初めてというスタッフばか

りです。最初はずっとついて診ていましたが、他にも患者さんはいるし、何日も寝な

い訳にもいかず離れている時間も結構ありました。

結局、患者さんの状態はみるみる改善し、1ヶ月後には元気に退院されました。


それまで徳之島では急性心筋梗塞の患者さんはヘリコプターで名瀬に搬送されていました。
あまりにも重症の場合にはヘリコプター搬送も危険なので、血栓溶解などを行い島でそのまま診ている事もありました。当然、
亡くなられる方もおりました。

私がいた1年間10数件の心筋梗塞の方が来院されましたが、すべて島の中で治療が完結し、ヘリコプター搬送になった方はいませんでした。
この事は都会の病院では当たり前の事で、この治療に難渋したケースもPCIに慣れた先生がしていたらあっさり終わっていたのかもしれません。
だから、「自分が患者さんを救ったのだ」と言うつ

もりもありません。


今でも思いますが、本当に頑張ってくれたのは、看護師、MEなど周囲の人々でし

た。ICUもCCUもない、IABPが入っている患者さんなんて診たこともない、

そんな環境でも「島の人のために先生が頑張ってくれているのに、看れないなんて言

えないよ」と言ってついてきてくれたスタッフに本当に勇気づけられました。チーム

医療とよく言いますが、本当にチームの力で乗り越えていったと思いました。


医学生の皆さん、実際に研修医をしているみなさん、どんなに技術を身につけても、

日々の仕事が円滑に進むようにサポートしてくれているスタッフがたくさんいるので

す。そのような表に出ていない人々の手助けが無ければ、何も出来ません。例えば

「IABPを入れた患者さんは最初から最後まで先生が診て下さい」なんて徳之島の

ような環境で言われた日には患者さんが死ぬか自分が疲れて死ぬかの体力勝負になってしまいます。
医師として半人前の時期でも皆さんをサポートしてくれるのは、皆さんが患者さんに対して"一生懸命"だからです。それがあれば、
周囲のスタッフは、

きっと頼りになるパートナーになってくれます。


医師として一人前というのはどう定義すればよいのかわかりませんが、それまでいつ

も上の先生に守られているという安心感の中でやっていた日々から、徳之島で自分し

かいない、自分が何とかするしかない、そして頑張ったら自分でも何とか出来たとい

う経験を積み重ねて一人前の医師に少し近づけた気持ちになりました。そして、この

経験が自信となって6年目でも鹿屋に帰って一人でやってみようという思いが持てる

ようになりました。徳之島の1年間は一人の医師として自立に向かって歩き出すきっ

かけになった1年間でした。


だから、恩返しのつもりで今も徳之島に通っています。


ドラマほど格好良くないし、大変な事も多いけれど、一人の医師として成長するきっ

かけを与えてくれるのが、僻地(鹿屋も含みます)・離島の研修なのでしょうか。

そんな環境の研修も良いものですよ。


 



2007-12-24

サンタクロース

2007年12月24日

サンタクロース

2年次研修医 有馬 喬


「クリスマスキャロルが流れる頃には、

君と僕の答えもきっと出ているだろう…。」


なんて歌があった。木村研修委員長も先日とある忘年会で歌っていた。

僕の記憶が確かならば、ノリノリであったと記憶している。

この曲がリリースされた1992年当時、神童有馬少年はこの曲を聞いて、

「男と女、そんなに簡単に答えが出るんだったら、そもそも昼ドラとかやらないで

しょ?」

と、評していたらしい。全くもって末恐ろしい少年である。


クリスマスも近くなり医療センターの小児科病棟はいつにも増して華やかである。

今日はクリスマスツリーが登場した。

某指導医の先生の白衣にはサンタクロースがたくさん描いてある。

僕もリラクッマのがあれば買おうかなと思った。

しかし、当院には小児科がない…。

ふと、当院に戻った時の事を考える。


小児科の無い病院で、

リラックマの描かれた白衣を着て、

胸元から濃い目の胸毛が覗いていたら、

若干厳しい。


…一旦、保留とする。


当院に小児科があればいいだけの話なのだが。

ちょっといつもの脱線。

というか、本来はこちらが本線であるべきか。


大隅半島には小児救急に対して、入院できる施設が鹿屋医療センターしかない。

医療センターの小児科の先生方は多大な負担を強いられているのが現状である。

大隅半島には間違いなく、もうひとつ小児科の入院施設が必要である。

当院が救急医療をはじめとしたこの地域の基幹病院と自負するならば、それは当院

が担うべきである。もっと言うならば、当院には産婦人科、常勤の脳外科も必要で

あると思う。

ここは地元鹿屋の神童、井戸先生や医師対策の方に期待する。


話を戻すと、2007年12月9日のロイター通信で、「太ったサンタに批判の声、ブート

キャンプ強制参加も。」という記事があった。

その内容は、「子供の肥満率が上昇する中で、子供たちのあこがれであるサンタ

クロースが肥満体型なのは良くない。」との事であった。

確かに分からなくも無い。

しかし、家庭での子供の栄養管理の不行き届きにサンタクロースを巻き込むのはど

うかと思った。

ちなみにソリを引くトナカイは8匹と決まっていてそれぞれに名前がある。

ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、ドンダー、ブリッツェン、キュ

ーピッド、コメットである。暗記は不要。

(物の本によれば9匹めがいるとかいないとか。)


では、ビリー隊長がサンタクロースになったらいいというのだろうか?

「そこの君!寝てないで一緒にやろう?」

「どうした?君の力はそんなもんじゃないだろ?」


夜中叩き起こされていきなりブートキャンプは厳しい。

挙句の果てにもらえたプレゼントは「ビリーバンド」

・・・。

完全にヘタこいている。


やはりサンタクロースは従来どおり、かっぷくの良い白ひげのおじいさんでいいの

ではないだろうか?


「ジングルベール、ジングルベール」と歌を歌う子供達を見て、ふとそう思った一

日だった。



2007-12-22

感染症

2007年12月20日

感染症

2年次研修医 有馬 喬


ペニシリンGという抗菌薬がある。

肺炎球菌や連鎖球菌などのグラム陽性球菌や一部の嫌気性菌を得意とする抗菌薬で

ある。また、淋菌や髄膜炎菌にも有効である。

この抗菌薬、上述の得意とする菌に対して、極めて強力な抗菌作用を発揮する。し

かし、血中での半減期が30分と短く、あっという間に排泄されるため、頻回投与が

必要であり看護師さん泣かせではある。

まるで日本刀のような鋭い切れ味を持ち、そしてその引き際は美しい。


・・・何か思い出さないだろうか?


この「日本刀のような切れ味、そして美しい引き際」は僕が何かを語る時、必ず使

うフレーズである。


そう、「わさび」である。

わさびは口に入れた瞬間、芳醇な香りと供に極めて鋭い辛さが一気に味覚、嗅覚を

強烈に刺激し、そして気が付くと何事も無かったかのように消えている。

素晴らしい。まさに、今の日本人が忘れている日本の心である。

(日本の心は「国家の品格」教育委員長である利光先生にお願いするとして、これ以

上は語らない。)

これがたとえば唐辛子ならどうだろう?

口に入れた後、1テンポ以上遅れてだらだら辛さがやってくる。そしていつまでも口

の中に居座る…。勘弁してくれ。自分は、唐辛子が嫌いなわけではないが、普通に

食べると、バスタオルが必要なくらい発汗する。


例のごとく、さらに脱線するが、わさびはアブラナ科ワラビ属、日本産の植物であ

る。


水の中(いわゆるわさび田)で育てる「水わさび」、畑で育てる「畑わさび」がある



刺身を食べる時用いるのが水わさびの根をおろした物で、居酒屋のわさび漬けやた

こわさなどは畑わさびの葉や茎を用いている。


水わさびの根は、太く大きい。しかし畑わさびの根は細く小さい。自然界に自生す

るわさびはいわゆる畑わさびである。


わさびは、根から特殊な物質を放出し、他の植物が周りに生えてこないようにして

いる。この物質は放出したわさび自身の成長も抑制してしまうため、畑わさびの根

は細い。しかし、水わさびはわさび田を絶え間なく流れる水でこの物質が適度に洗

い流されるため、根の成長が抑制されず、大きくなるのである。


話を戻すと、ペニシリンGは多くの菌には効かないが、有効な菌を確実に倒せる。も

ちろん、投与量や投与間隔を適切に処方した場合であるが。

いわゆる広域抗菌薬は多くの菌に有効だが、抗菌力自体が強いと言うわけではない

。中途半端な抗菌力のために、耐性菌を医原性に作ってしまうこともある。抗菌薬

を処方するすべての医師は、科を問わず、感染症を学ぶことが義務であると思う。


ペニシリンはすべての抗菌薬の基礎である。

柔道で言うところの「受身」

合唱で言うところの「ら、ら、ら、ら、らー」

応援団田村先生で言うところの「押忍!」のようなものである。


青木眞先生の「レジデントのための感染症診療マニュアル 第2版」を拝読させてい

ただいている。第1版ももちろん持っているが、さらに目からうろこ(コンタクトで

はない)的な内容で大変勉強になる。


今更気付いたが、わさびの内容が半分以上になってしまった…。

しかし、「急性腹症のCT」の某先生は「例えば2時間の飲み会で、10分でも学術的な

話ができれば、その飲み会の意味は十分ある。」と仰っていたので、このブログは

半分も学術的な内容を含んでいるから意味はあるかもしれない…。



2007-12-21

シミュレーター

2007年12月21日

シミュレーター

研修委員長 木村 圭一


 パイロットは実際の飛行機以外にシミュレーターで訓練するのは有名です。医療業界は命を預かると言う点で同じなので、
航空業界の事をたくさん取り入れています。シミュレーターも同じで、医療業界には多くのシミュレーターがあります。


 先日当院に新しいシミュレーターが入りました。気道管理トレーナーと中心静脈ライン挿入トレーナーです。


 気道管理トレーナー

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 IVトレーナー 胴体(中心静脈ライン挿入トレーナー)

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気道管理トレーナーは読んでその字の ごとく、気道管理を練習する物です。口対口人工呼吸はもちろん、バッグバルブマスクによる換気、
気管挿管も出来ます。食道挿管すると胃のような袋が膨らみます。

 中心静脈ライントレーナーは中心静脈ラインの挿入の訓練をする物です。中心静脈ラインは重篤な合併症を起こす事があり、
最近は院内で認定した資格を持った人にしかさせてはいけないとか、
大きな病院では専門の部署を作ってそこの医者と看護師だけが入れるなどとしています。当院では、まだそういう事はしていませんが、
今後このシミュレーターを使った講習をして行く予定です。自分が不合格になるのが怖いので(^.^)、誰よりも早く練習します。
研修医の皆さん、びしびし鍛えてあげますので待っていて下さいね!はい!(有馬君がまねしているので、そう言っているんでしょうね)。


 当院にあるシミュレーターは、今までBLS人形とAEDトレーナー、セーブマンだけだったので、みんなの腕も上がる事でしょうね!
救急救命士さんの挿管認定訓練もさせて頂いていますので、地域の救命率向上に役立てばと思います。


 ちなみに、セーブマンとは、不整脈の治療をする人形です。200万円近くするんですよ。実際に電気ショック(除細動)をしたり、
点滴をさしたり、気管挿管したり出来ます。先日救急外来のベッドに寝かせてあったらしく、かよわい美人薬剤師さんが通りがかって、、、、
ベッドの上に寝かされているのを発見し!!超びっくり!!亡くなった方??、、、、と思ったそうです。紛らわしい事をしないようにね!
有馬君、城戸君、使ったら片づけましょうね!


 セーブマン

"http://www.kokenmpc.co.jp/products/life_simulation_models/emergency_training/lm-073/index.html">
http://www.kokenmpc.co.jp/products/life_simulation_models/emergency_training/lm-073/index.html


 ちなみに、ついこの間までシュミレーターだと思っていました(確かにマニアックな部分があるので、趣味レーターですね)。
生年月日は「せいねんがつび」と読んでいました(だからいつもEGBridgeで変換されないんですね)。うちの大蔵省(漢字検定準1級)
に「せいねんがっぴ」が正しいのだと言われました。知らなかった、、、、(私は漢字検定2級(+_+))。



2007-12-20

外科研修①



2007年12月20日

外科研修①

2年次研修医 有馬 喬


今日は外科研修でのお話。


「何科になるの?」

誰しもよく聞かれると思うが結構変わるものである。


初めは心臓血管外科になる予定だった。

何年後かにテレビで「消えゆく命を繋ぐ瞬間!神の手を持つカリスマ心臓外科医」と

してゴールデンの特番に出演するはずだった。

入職時は多発外傷を得意とする外科になる予定だった。

何年後かにテレビで「あの事故からの奇跡の生還!神の手を持つカリスマ外科医」と

してゴールデンの特番に出演するはずだった。

今は田村内科部長率いる内科に入る予定である。

何年後かにテレビで…。

この先はまだ公開しないでおくことにする。

あまり手の内を知られると面白みが無くなる。

若干ミステリアスな部分を秘めている方が人を引き付ける。

(・・・と、何かの本に書いてあった。)

10の言いたいことがあったら、7か8くらいで一旦止めておくのがいいようだ。


さて、外科研修中のお話である。

個人情報のこともあり、医師名以外の状況設定全てを巧みに変えてあることをご了

承頂きたい。

「そんな症例なかったやろ?嘘ついちゃいかんめ!」と言いそうな方がいるので先に

断っておく。


その日は手術日ではなく、外科は平和な一日のはずだった。

秋も深まり、外科研修始まって間もないということもあって、妙に劉先生の背中が

懐かしい頃だった。


突然、館内放送が鳴る。

「救急ER(emergency room)!救急ER!5分後、CPA(cardiopulumonary arrest)!」


ERへ走る。1分後、救急車が来た。

どうやら事故のようだ。

「若い!まだ20歳そこそこじゃないか??」

直ちにCPR(cardiopulumonary resuscitation)開始した。

当院ではBLS(basic life support)、ACLS(advanced cardiovascular life
support

)受講は必須である。

速やかに心拍は再開し、人工呼吸器にのせた。

エコーで腹部を検索する。

FAST(Forcused Assessment with sonography for trauma) というものである。


今回は略語の元が書いてあるコトに疑問を持つ人もいると思う。


当然である。

木村先生の前で安易に略語を使うことは禁忌である。

使おうものなら、

「先生は!この略語の元は知っていますか?知らないならちゃんと調べておいてくだ

さい。はい。」とすぐさま撃沈である。

今回は外科研修中の話なので特に気を遣ったつもりである。


話を戻す。

エコーでは腹腔内出血と思われる所見を認める。

出血性ショックの状態であり大量輸液を行った。


すぐにオペ室に搬入した。

大量輸液に反応しない(血圧が安定しない)腹部外傷患者にCT撮ってる暇はない。

エコーで診断して直ちにオペ室である。


手術には木村先生、城間先生、僕の3人で入った。

お腹を開くと、血が噴き出した。

眼鏡に血が飛んだ。

眼鏡に血が飛ぶのは医龍、巨塔、コトー、振り返れば奴がいる(古!)だけかと思って

いた。


血が止まらない!どこから出てるのか…?


その時、木村先生が腹大動脈指で押さえつけた。

「有馬先生!今俺が押えてるところ代わって。そして反対の手でしっかり吸引して。

ちゃんと押えないと、この人死ぬよ。」

ちょっと手が震えた。

しかし、その間に先生達が損傷した脾臓をあっという間に取ってしまった。

少し血が止まった。

その後、術野もよくなり、手術は進んだ。


これがいつもカラオケで「ナインティンナインスリ~(ここでちょっと声が裏返る)

、恋をした~Ah君に夢中…("夏の日の1993"より)」なんて歌ってる木村先生か?

これがいつも飲み会になると、「有馬君、こっち来てん、誰がそっち行っていいっ

て言った?」と言ってちょっとよく分からないお説教する城間先生か?


「外科医ってすげー!」って思った。


秋深まる11月中旬。

秋風がそろそろ冬の始まりを伝えようとしていた頃、

この病院では今日もひとつの命が救われようとしていた。



2007-12-19

徳田虎雄理事長に会いました。

平成19年12月19日

徳田虎雄理事長に会いました。

2年次研修医 城戸 淳

 

こんにちは、横浜で研修中の城戸淳です。先日、念願の徳田虎雄理事理事長にお会いすることができました。
湘南鎌倉病院の研修医約10名と一緒に理事長のいらっしゃる葉山ハートセンターに行きました。そこでは、
ブルガリアの徳田ソフィア病院のビデオを拝見し、その後理事長のお部屋に案内されました。お部屋に入るにあたって、消毒液で手を消毒し、
ひとりひとり理事長にお手をとって挨拶しました。理事長の外見は、新聞や本に出てくるような力強さはありませんでしたが、考えや発言は、
本に書かれているのと変わらず、常にいわれていた言葉が、努力、努力、また努力。自分がしたように無理な努力、無駄な努力、
無茶苦茶な努力で夢をもってがんばりなさいという事でした。みんなの前で泣いているドクターもいました。たぶん、感動してのことでしょう。
徳田理事長は病気になっても、本当に頭は冴えわたっているようでした。その後、理事長は(担当者の話ではそうとう機嫌がよかったらしく、
こんなことを言ったのは初めてらしいですが、)「時間のある人は、僕のおごりでご飯でも食べてかえってください。」
と何度もおっしゃったので、みんなで遠慮せずしゃぶしゃぶを御馳走になりました。鹿児島の肉よりうまいといっている先生もいましたが、
食べ放題の肉で、そりゃないよと思いましたが、反論せずにいい子でいました。鹿屋の大隅牛、僕的には最高なんだけど・・・・、
はやくかえって焼肉の大隅にいきた~い。

以前、井戸院長が、「今の研修医は理事長に会うことができなくてかわいそうだよ。あんなにパワーのあるすごい人はいないんだから。」
と言ってました。その時には、よく意味がわかりませんでしたが、いろいろと理事長と秘書さんのお話を聞いて、
全盛期の理事長に会っていたかったと思いました。(武勇伝はなかなか楽しかったです)

いずれにせよ、昨日は理事長にお会いでき、貴重な体験ができた一日でした。最後に、有馬Drと山中Drは湘南鎌倉病院のDrにも有名でした。
��二人とも酒好きって言ってました、もっと、違うほめ方ないのかよって感じです。)

 


 



2007-12-18

「ツッカー」

2007年12月18日

「ツッカー」

2年次研修医 有馬 喬




ブドウ糖のことであるが、病棟でよく使う言葉で、聞き覚えのある人はたくさんい

ると思う。

だが、ツッカーってそもそもなんだ?

「ブドウ糖」の「ブ」の字も無いではないか?

しかも、カルテに現れた時、こいつは「TZ」って変身してるし。(まあ、読み方はツ

ッカーなのだが)

「お前、カタカナのツッカーじゃなかったのかよ!?」

いざ!5%TZ!!(5%って付くと、ちょっとこいつ薄くて弱そうって気がする><;)

一体何者・・・Who are you??

ネットで調べると、ドイツ語でTrauben Zuckerらしく、その略のようだ。(Trauben

Zuckerって書かれると、戦闘力高そう。)

どうだ、参ったか?お前の正体見破ったり!!


先日聞いた話であるが、どうしても許せない用語がある先生がいるらしい。

「マーゲンチューブ」である。

日本語で「経鼻胃管」、うちの病院では「NGチューブ」とよく言っている。

鼻から胃まで突っ込む管であるが、当然痛い!自分も一回試しに入れてみたことがあ

るが、自分で入れてみてと頼んだにもかかわらず「何すんだ?コノヤロー」と思って

しまった。

入れられる患者さんには苦しい思いをさせて大変申し訳ないが、治療上どうしても

必要なので、ご理解頂きたい。


話を戻すと、その先生が言うには、「マーゲン」はドイツ語なのに、英語の「チュ

ーブ」が引っ付いてるのがダメらしい。確かに言われてみればそうである。その先

生に言わせるとマーゲンって使いたかったら「マーゲンゾンデ」と言え、とのこと

らしい。

この先生がルー○柴に会ったら激怒しそうだ。

「ドイツ語と~英語が~トゥゲザーしてるって感じ?」


・・・。


元を知らないまま略語使うと格好悪いと結構言われる。

以前サマリー書いてると、「ENTって元が何か知って使ってるの?」

と田村先生に言われたことがある。

あの時は、思わず「さあ、なんなんでしょうね~」と言ってしまった。

「ローマ字なのは分かるんですけど・・・」とは激怒されそうだったので言わなか

った。

今はちゃんと調べてあるのでご安心を。

「エントラッセン」、でございますね。


木村先生にも、「先生は!ラパコレって使ってますけど、ちゃんとフルスペルで書け

るんですか?書けないならちゃんと調べて置いてください。はい。」と言われたこと

がある。

(あえて、先生の口調で書かせていただいた。)

ちなみに僕はよく人のモノマネをする。木村先生のマネもできる。(一番得意なのは

劉先生だが。)

いずれも本人に聞かれると激怒されそうなので本人の前ではやらない。が、結構似

てると思っている。自分もどこかでマネされてるのかも知れない。

他にも何人かできるが、最近マネしすぎて自分のオリジナルの話し方が分からんく

なってきていること否めない。

ではなぜマネるのか?

当然である。子供が親を真似て育っていくのと同じである。

言い換えれば、研修医にマネされると言うことは親、つまり指導医として認められ

ているということである。

別に話し方をまねる必要はない気もするが、それはここでは触れない。

自分もいつか若い先生に模倣される指導医になれればと思う。


ちょっといい感じな話?でまとめてしまったが、最後に。

胸のレントゲンを普段、「胸写」というが、九州あたりの方言である。


というわけで、今日の言葉の勉強はこの辺で。



2007-12-17

湘南鎌倉病院に行きました


size="2">平成19年12月17日


湘南鎌倉病院に行きました



後期研修委員長・内科部長 田村幸大





徳洲会グループの中で研修のメッカとも言える湘南鎌倉病院で12月15日内科ウイン

ターセミナーが開催され参加してきました。



私は平成14年に湘南鎌倉病院の内科でチーフレジデントをさせていただいたので、場

所もわかっているつもりで行ったのですが、増築されており医局にたどり着けません

でした。仕方なく受付に戻って医局の場所を教えて頂き、開始予定時間から5分遅れ

て到着しました。昔の医局はプレハブで机も目一杯詰めて並べていたので、背中合わ

せの人同士が同時に座ると間を通り抜ける事すら出来ない環境でしたが、非常に綺麗

になっておりスペースも十分でした。やはり病院は綺麗な方が良いですね。



セミナーの方はケースカンファレンス、教育専任のイギリス人医師ブランチ先生の講

義、湘南鎌倉病院の内科の将来展望など楽しく参加できました。研修医教育のために

様々な工夫がされており、その取り組みが実を結んで、良い内科医を世に輩出する事

もそう遠くないと感じました。私がチーフレジデントをしていた当時は目の前の患者

さんをどうするかという事で精一杯で後輩の教育にまで十分力を注ぐ事が出来ていな

かったので、内科の田中先生、北川先生、松下先生が本当に頑張ってここまで体制を

作り上げたのだと感心しました。もう一度研修医をやれるのなら、間違いなく入って

みたい病院の一つになりますね(他院の宣伝ばかりになってしまって当院の教育管理

部から怒られそうですが)。



ただ圧倒されて帰ってきたというのなら、出張旅費を返せと言われてしまいそうです

が、圧倒されて帰ってきただけではありません!



非常に良い教育体制が出来上がっていますが、これも一朝一夕に出来上がったもので

はありません。現に私がチーフレジデントをさせていただいた当時は研修医とスタッ

フしかいない状態で、病棟で活躍するはずの後期研修医はほとんどいませんでした。

そんな中でたくさんの入院患者に対応しなければならず研修医の面倒を十分に見る事

が出来ませんでした。初期研修医が残って内科で後期研修を継続するという事も当然

期待できるはずもありませんでした。しかし、そのような悪条件からスタートし、総

合内科の先生方の研修医教育に対する情熱により、ここまで盛り返したのでしょう。

この事は私を勇気づけてくれるものでした。



私が当院に赴任したのは医師として6年目、平成15年5月の事です。当時、内科の常勤

医は私一人でした。外来、病棟、透析、徳之島の応援など、大車輪のように活躍とい

うか、回転を止めさせてもらえなかったという方が正確ですが、非常に苦しい状況で

した。そこから人が少しずつ増えていき、赴任した当時は想像も出来なかった内科学

会の認定関連施設に認定されるところまで来ました。正直言ってすべてを投げ出して

どこか他所へ逃げ出したくなった事も何度もありましたが(今でも時々あります

が)、当院に踏み止まる事で、大きな成果を産み出すためには忍耐や目標を見失わな

い事が大切なのだと教えられた気がします。きっと”病院を良くしたい”とか、”自

分たちの病院”という思いは、困難を乗り越えて病院の発展に自分が参加できたと感

じる中で生まれてくるものなのでしょう。



湘南鎌倉病院総合内科の先生方の活躍を見て、内科学会の認定関連施設を取れた事は

単なる通過点の一つにして、さらに発展して行かなければならいと思いました。一時

内科の後期研修医が残らない事が当然になっていた湘南鎌倉病院で、ここまで体制を

立て直して非常に良いものを作りあげていました。当院も今はまだまだ教育体制の不

備が多数ありますが、めげずに良い体制作りに取り組んでいけば、当院オリジナルの

良い研修システムが作れるはずです。そんな思いを持てたので、はるばる鎌倉まで

行ってきて良かったです。



ちなみに病院に着いた時も帰るともER入り口に救急車が2台止まっていました。相変

わらずの野戦病院ぶりにチーフレジデントをしていた当時の色々な出来事が思い出さ

れ、懐かしい思いがしました。



2007-12-14

12月14日(金) 内科研修①

12月14日(金)

内科研修①

研修医2年次 有馬 喬


木村先生の話に続き、今日は研修が始まったばかりの頃の話である。

僕は4月から内科研修であった。指導医はご存知、劉先生。

初めの1週間は午前中1、2時間程度、外来で採血やルートキープをした。

実際は、「採血とルートキープの練習」なのだろうが、その手技が自分にとっては

練習であっても、患者さんにとって練習なはずがないので、自分は今までいかなる

手技も実際に行う瞬間は練習と思ってやったことはない。

練習はその患者さんにする前に終わらせておくことだという認識でやっている。実

際には練習になってしまうのだが、練習だと思いながらすると、うまくいかないこ

とが多い。結果的に不必要な痛みを与えることにもなる。どんなに簡単な手技でも

その瞬間は練習だと思わないほうがいい。


最初からうまくできるはずもない。初めての気管挿管の時は、喉頭鏡で喉頭展開す

るが、全くもって何も展開しない。話も展開しない。

「劉先生、何も見えませんよ。壁です。」

「壁?まあ、ちょ、ちょっと替わってみよう。」

ものの、10秒足らずで挿管してしまった。

「内科の挿管はほとんど全例、筋弛緩がかかってない状態でやるから、少し難しい

。まあ、次の機会に。」

まあ、次に機会までにICUにある人形で練習でもするかぁ、と軽く考えていたが、次

の機会は、なんと次の日にやってきた。当院はそういう病院であった。

「しまった。できるかな!?」

当時の介助についてくれたベテラン看護師さんは言った。

「○○さん!きばっど!」

しかし、どう見ても「きばっど!」の視線はこっちを向いていた。

「できるかな?とか思ってる場合じゃないぞ!」


結局、今回も劉先生に交替してもらった。

「はあ↓、いかん!いかんぞ!」

その日の夜、僕はICUに忍び込み、人形で練習をした。

まあ、人形も実際の挿管とは感触が全く違うのだが。この時は練習と思ってやった



入職して間もない頃だったので、夜中ICUの奥から、ぶかぶかのヤンキージャージみ

たいなの着て、スリッパをパタパタさせて歩く変な男を見て、ICUの看護師さんは

「何?あれ?」と思ったに違いない。不審な行動とって申し訳ない。


そして何週間かして、その時が来た。

その日は火曜日、劉先生は外来日だった。

他の内科の先生も外来か、内視鏡。

病棟には自分だけ。

呼吸状態が悪いと劉先生に報告した。

「外来多いから、ちょっとやってて。すぐ行くから。もう2回見たから何とかできる

でしょ?」

「おゎ!独りかよ!?」

「何とかします!」

いつも発言だけは強気な自分である。(--;)

1回目、「お~こりゃ、見えん!」

失敗。

すぐにバックバルブマスクで換気。

劉先生、まだ上がって来ず。

2回目、「ん?何か穴が見えるぞ?これか??」

チューブを入れた瞬間、空気がシュポーと飛び出した!

「やったか?」

すぐに確認。入ってる。

「じゃあ、確認のレントゲン呼びますね。・・・よくやったね、先生!」

・・・。

何週間か前に「きばっど!」と言った看護師さんだった。

ふと気付くと、後ろに劉先生もいた。

「先生、遅いですよ~。入らんかと思いましたよ。」

「いや~、1回目ダメだった時からいたんだけど、すぐマスクで換気してたから、も

ちょっと見てても大丈夫かなと、お、思ってね。ごくろうさん。」


緑吹き始める初夏の頃、その日のビールの味は忘れない。



2007-12-13

研修医いじめ

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研修医いじめ


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研修委員長 木村 圭一


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��
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 病院の中では医者が一番威張っています。威張る必要はないのですが、
病院内のほとんどの仕事が医者の指示なしでは動かないので、多くの職員が「先生、お願いします」と言ってきます。よって、気をつけないと
「俺は偉いんだ」となります。


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 例えば、患者さんに出す食事ですら、
医者が食べてOKを出さないと患者さんに出してはいけません。医者と言うのはすごい仕事なんです。


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 職員の中には、一部の威張っている医者にうらみ?を持っていて、医者をいじめる人がいます。
格好の標的は研修医です。実務経験がないだけで、基礎的な知識は充分ですから、半年もすればいじめられなくなるのですが、
最初の半年は反論も出来ないので大変です。


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 私が学生の時にそう聞きましたし、学生実習の時にも看護師さん達に邪険に扱われました。
イスに座っているとそのイスをわざとけっ飛ばして行ったり、、、、私が絶対に大学病院で研修するものかと思った理由の一つです。


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 実は私も、、、、


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 私が研修医として働き始めた初日の話です。私は有馬先生や城戸先生、
田頭先生もだったでしょうか?と違って勉強熱心ではなかったので、24歳で医者になりました。指導医の先生が外来の日だったので、
病棟で看護師さんと一緒に採血や点滴をして下さいと言われました。超美人のおねえさん風の看護師さんと一緒でした。初めての仕事、
初めての採血、点滴、きれいな看護師さん、、、、、こんな幸せな初日で良いのだろうか?と喜びながら病室へ行きました。


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 最初の患者さんは点滴です。優しく手取り足取り教えてくれるのかと思ったら、
何もしてくれません。???と看護師さんの顔を見たら、先生のお好きなようにお願いしますと言われました。お好きなようにって、、、
患者さんの前で何も出来ないとは言えないので、いつも針は何を使われているのですか?と聞いたら、先生の好きなので良いです、、と。
じゃあそれで、、、と目の前にあった針を指さしました。準備をして駆血帯をして、、、、血管がどこにあるか分かりません。
やっぱり自分には無理だ、、、、この看護師さんに嫌われてしまうかも?いやもしかしたら、、、これは話に聞いている研修医いじめか???
それに違いない!!


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 患者さんが一番ですので、自分のプライドや看護師さんの評判など捨てるしかないです。
何しろ初めての仕事なんですから、、、、私の医師人生が、、、、、「すみません。私点滴も採血もやった事ないんです。
今日から医者の仕事を始めたんです」と言いました。


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 看護師さんの反応は、、、、「ごめんなさい!!!先生はベテランの方かと思いました!!」
でした。つまり老けて見られたと言う訳です。


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 私の医師人生を決定づけたその出来事のせいでしょうか?
��学生時代からという説もありますが)その後私は、患者さんから何度も院長先生とか部長先生と呼ばれました。指導医の先生には、
30超えたぐらいから年齢相応に見られるようになるから、、、、となぐさめられたのですが、もうすぐ40になるのに、、、、
その時はまだ来ません(+_+)。


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 ちなみに、その看護師さんは、悪いと思ってくれたのか、
半年間の内科研修中色々と親切にして下さいました。頼みにくい仕事も嫌がらずにやって下さり、
内科研修がとても充実したやりやすい物となりました。老け顔も役に立ちます。


 



2007-12-12

学会の認定施設


学会の認定施設    


後期研修委員長 田村幸大



私は今年の9月にあった救急医学会の専門医試験に合格し、晴れて救急専門医の資格

を取得できました。昨年は書類の記載不備で筆記試験の前に失格になってしまってい

たので、合格を知った時は感慨深いものがありました。感慨深かった理由は書類審査

で落とされた末の合格だった事以外にもう一つありました。それは、医師を目指した

事も、徳洲会で修行をしようと思った事も、救急に興味があっての事だったからで

す。自分の中で救急というものがそれなりの重みを持っていただけに、その専門医の

資格はいつか取得したいものでした。

ただ、たまの休みに家内とドライブをしていて救急車が通ると、無意識に「あの救急

車うちの病院に行くのかな?」と心配そうに救急車を見送っているそうです。家内か

らは”職業病”と言われています(хх,)



さて、いきなり専門医の資格の話から入りましたが、各学会は専門医のトレーニング

に適した施設を認定施設として認定しています。

当院は内科、外科、循環器科、心臓外科、救急、プライマリ・ケア、超音波などの学

会の認定施設になっています。私が研修医で入職した10年前は循環器学会の認定関連

施設の資格しか無かったので、この10年間でかなり認定施設の資格が増えました。



認定されるために必要なものとして、施設面の基準、症例数の基準、学会専門医の人

数の基準などがあります。学会の専門医がいないと当然認定されない訳なので、認定

施設の資格を増やそうと思ったら頑張って専門医の資格を取得しないといけません。

また、クリア出来ていない基準があればそれもクリアするよう努力しないといけませ

ん。そのように頑張った末に認定施設として認められると感慨深いものがあります。

当院のような自分たちが努力して、これからも認定施設の基準を増やしていこうとし

ている施設では、認定されるために色々と苦労がありますが、「自分たちの時代に頑

張って認定施設を取得出来た!」という気持ちになれるので、それなりの達成感が得

られます。



色々な先生と仕事をさせて頂いて、専門医の資格を持っていなくても非常に高い臨床

能力を持っている先生とも少なからず出会っているので、専門医の資格は必ずしも臨

床能力と比例するものでは無いと言って良いと思います。しかし、自分自身が内科認

定医、救急専門医の試験を受ける過程で教科書や問題集を一通りやってみると、知識

のまとめとして結構役に立ちました。医師になって臨床の世界に入るとなかなか期限

を決めて教科書を読んだり、問題集を解いたりという作業が出来なくなってしまうの

で、そんな面で良かったかと思います(まあ、私の意志が弱いだけなのかもしれませ

んが)。また、試験の出願の段階で受け持ち症例のサマリー提出を要求される学会が

多いのですが、あらためて受け持ち症例を振り返ってみると色々な気付きが得られま

すし、その症例を受け持った当時の事を思い出してサマリーを読みふけってしまう事

も結構楽しいものです。



そんな訳で今は来年2月の腎臓専門医試験に向けて勉強中です。仕事が終わる時間が

遅くなかなか思い通りに勉強できませんが、頑張って勉強を続けていきたいと思いま

す。私が腎臓専門医の資格を取得して、神童有馬先生が何年後かに腎臓専門医の資格

を取得してくれれば、腎臓学会の認定施設にもなれます。



有馬先生へ 腎臓についても一緒に勉強しよう! そして専門医の資格を取得してく

れ! 神童だから1回で合格してくれ!



振り向けば。

振り向けば。

size="2">2年次研修医 有馬 喬



横浜で精神科研修中の城戸先生も慣れない所で独り頑張っているらしい。

都会の冷たい風に打ちひしがれ、「ありえんけん、どうなっとると?」

とか言ってるのかと思っていたがそうではないようである。



思えば彼はかなりの根性者である。

怖い怖い指導医に指導を受けても、「本当にこれであっとるとですか?」

・・・素敵である。

怖い怖い看護師さんに指示を確認されても、「あっとるって言っとるめ!」

・・・かなり素敵である。

怖い怖い教育管理部臼井さんに怒られても、「だけん!そんな言ってもどうもならん

けん!分かっとらんめ。」

・・・全くもって素敵である。



しかしそんな根性者の彼も、小児科研修中は今まで見せたこともない姿を見せた。

そこは、新生児室。

生まれたばかりの子供にミルクを与える彼の姿はどこか暖かみがあった。

彼は小児科医になるらしい。

根性のある優しい小児科医、素敵である。

これからの未来を担う子供をたくさん救ってくれるだろう。

あんまり誉めると、また「うぇ~い、ひゃ、ひゃ、ひゃ」とか言い出すのでこの辺

にしておく。



話は変わって・・・。



小児科には感染症の子供がたくさん来る。

時期的にはRSウイルスというウイルスに感染した子供が多いようだ。

症状はガラの悪い風邪。重症化すると気管支炎や肺炎になってしまう。

小児にとってはインフルエンザより悪質と言う先生もいる。

このRSウイルスには、鼻に綿棒を入れてウイルスがいないか調べる簡単な診断キッ

トがある。

無理やり鼻に綿棒突っ込まれる子供の身になってみれば、ホントに「簡単」か!?と

も思うが。

しかし、この検査キット、なぜか入院患者にしか保険が使えない。外来でやると自

費である。外来で早期診断できれば、有益だと思うのだが。

子供は大事にしないといけませんよ、厚生労働省。



感染症で思い出したが、感染症診療においてグラム染色は大事である。実際は行わ

ない病院も少なくないが、当院では田村内科部長の指導により、可能な限り必ず行

っている。余談だが、以前勉強会で、僕の作ったスライドが「グラム妖精球菌には

セファメジンが・・・」と誤植しており、「え?妖精にセファメジン効くの?」とい

きなり突っ込んだのも田村先生であった。



当直明けでぼーっとしてる時など試薬がよく手にかかる。しかもなかなか落ちない





ある日の夕方、肺炎の患者さんが言った。

「先生、手になんか色付いてるよ?」

当時の内科指導医、劉先生は言った。

「これはね、○○さんの肺炎を有馬先生がちゃんと診てるって証拠なんですよ。」

「先生、なかなかいいコトと言うじゃない?」と思った。

明日も頑張ろうかなと思った。



数日後、とある飲み会で。

僕は劉先生に言った。

「先生がこの前、使った台詞を来年の1年目の先生に俺も使わせてもらいますよ。」

劉先生は言った。

「そんなこと言ったっけ?た、たぶん俺じゃないんじゃないか↑?」



・・・。



「あなたです。」



2007-12-10

ある星のきれいな夜の話。(ちょっと良いはなし・・・)


ある星のきれいな夜の話。(ちょっと良いはなし・・・)


2年次研修医 有馬 喬





最近、冷え込む夜も多くなってきた。

昔から電気毛布などの人工的な暖かさが嫌いで、どんなに寒くても、毛布に包まり

寒さをしのぐ。

しかし、人工的な涼しさであるクーラーは好きである、ガンガンに効いた部屋で毛

布に包まるって寝る。そんな夏の昼寝には最高である。最近はECOに目覚め、地球環

境に優しくない行為は慎んでいる。



・・・ん?じゃあ、そんなにアクセル踏んで走るなって?



・・・。



残念ながらそこまで大人になり切れていないため、今後の成長を見守って欲しいと

ころである。



話を戻すと、実家にいたころ、自分の使う毛布や布団は、家にあるものの中で2番目

に上等なものであった。1番上等なのは当然父である。

我が家は古きよき日本の家庭であり、風呂の順番、食事を並べる順番、すべてが父

が1番であった。そんな父の背中は大きく広かった。



ちょうど鹿屋に来る前日、父は霧島(鹿屋で言うところの小鹿)のお湯割を嗜みなが

らこう言った。

「俺の背中が小さく見えたら、後は任せたぞ。お前は長男だからな。」と。

外は眩いばかりに輝く星空。

大きく厳しいが、やさしい父の言葉だった。

熱く冷たいものが頬を伝った。

そして、一握りの決意を持って僕は鹿屋に旅立った。



あれから、2年。久しぶり実家に帰った。

一人部屋でテレビを見る父。

何となく小さく見える背中。

少しずつではあるが確実に、その時は近づいていると思った。

そして、言った。

「お父さん、ただいま。何か、背中小さくなったな。」



「は?何言っっちょっつか?お前がメタボって太っただけやろが?医者がメタボってど

んげすっとか?」



・・・。



外は眩いばかりに輝く星空。

大きく厳しいが、やさしい父の言葉だった。・・・。笑



2007-12-08

ワクチン未接種者への厳しい対応

style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
表題:ワクチン未接種者への厳しい対応


style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
後期研修委員長(内科部長) 田村 幸大
xml:lang="EN-US">


"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">指導医に対して挑戦的な神童有馬先生への返事はしばらくおいといて・
・・
xml:lang="EN-US">


"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">私は後期研修委員長の他に感染対策委員長にも任命されています。
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">委員長に複数任命されているのは、
私が優秀すぎるからです・・・!
xml:lang="EN-US">


"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">と、
いつか言ってみたいのですが、実は
xml:lang="EN-US">"Century">2"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">年ほど前までは内科の医師はxml:lang="EN-US">"Century">2"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">名前後だったxml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">ので必然的に内科医の私が感染対策委員長に任命されてしまったのでした。
早い話が
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">人が少なかったからという事です。
xml:lang="EN-US">


"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">ただこの感染症の領域は入り込んでみると非常に面白い領域で、
青木眞先生が執筆さ
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">れた
「レジデントのための感染症診療マニュアル」がきっかけとなり、はまってしま
"EN-US"
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">いました。
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">日本のかなり隅っこですが
��だから大隅というらしいです)、年
xml:lang="EN-US">"Century">1"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">回青木先生をお招xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">きして、
講演、カンファレンスを開催しています。
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">その講演内容は医師として生きていく上で一生モノと言って良いくらい大切な内容でxml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">す。
感染症だけに止まらず医師としてどのように研修していくかという話にまで拡が
"EN-US"
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">ります。
xml:lang="EN-US">


"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">その青木先生のブログに
「ワクチン未接種者への厳しい対応」がアップされました。
xml:lang="EN-US">

"http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/152313540b4de7390f7d73d83fe0dfb1">
"Century">http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/152313540b4de7390f7d73d83fe0dfb1



"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">当院も本日までxml:lang="EN-US">"Century">1"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">週間かけて職員全員へインフルエンザワクチンを接種しました。
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">医学的な理由が無い限り原則接種で、
理由無く接種を受けなかった方からは給料天引
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">きでワクチン代を徴収するという対応をしています。
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">昨年は職員検診で麻疹、
風疹、水痘、ムンプスの
xml:lang="EN-US">"Century">4"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">疾患の抗体価をチェックして、
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">体が無い方にはワクチン接種を行いました。
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">半強制という形に多少の不満の声は聞こえてきましたが、
病気になって苦しい思いを
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">しないために、
休職して同僚に迷惑をかけないために、そして何よりも患者さんに拡
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">げないために必要なワクチンを受けている事が医療のプロフェッショナルの姿だと信xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">じての措置です。
xml:lang="EN-US">


"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">ちなみに
「レジデントのための感染症診療マニュアル」は第
xml:lang="EN-US">"Century">2"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">版が出ました。
まだ、
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">手元に届いておりませんが、
早く読みたい一冊です。
xml:lang="EN-US">

"http://www.igaku-shoin.co.jp/prd/00150/0015085.html">"Century">http://www.igaku-shoin.co.jp/prd/00150/0015085.html


"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">神童有馬先生へxml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">来年xml:lang="EN-US">"Century">2"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">月に戻ってくるまでに第xml:lang="EN-US">"Century">2"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">版を必ず買う事!
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">買ってなかった場合は、
ランニング桜島のハーフマラソンを強制的に走らせるので、
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">覚悟しておくように!
��
xml:lang="EN-US">
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
��神童でも長距離走は苦手なようなので)
xml:lang="EN-US">

"http://www.city.kagoshima.lg.jp/wwwkago.nsf/V_W_TOPICS/AA05CB7AC2A9473749257">
"Century">http://www.city.kagoshima.lg.jp/wwwkago.nsf/V_W_TOPICS/AA05CB7AC2A9473749257


1FD000C5140


 



横浜からウィ~です。

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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-ALIGN: left; mso-pagination: widow-orphan"
align="left">"FONT-SIZE: 10pt; FONT-FAMILY: 'MS Pゴシック'; mso-ascii-font-family: Meiryo; mso-hansi-font-family: Meiryo; mso-bidi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-font-kerning: 0pt">
横浜からウィ~です。


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-ALIGN: left; mso-pagination: widow-orphan"
align="left">style=
"FONT-SIZE: 10pt; FONT-FAMILY: 'MS Pゴシック'; mso-bidi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-font-kerning: 0pt"
xml:lang="EN-US"> 2年次 研修医 城戸 淳


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-ALIGN: left; mso-pagination: widow-orphan"
align="left"> 


style=
"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-ALIGN: left; mso-pagination: widow-orphan"
align="left">"FONT-SIZE: 10pt; FONT-FAMILY: メイリオ; mso-hansi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-bidi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-font-kerning: 0pt">
皆さん、うぃ~、研修医の城戸淳です。xml:lang="EN-US">12月から、精神科研修を受けています。


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-ALIGN: left; mso-pagination: widow-orphan"
align="left"> 


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-ALIGN: left; mso-pagination: widow-orphan"
align="left">"FONT-SIZE: 10pt; FONT-FAMILY: メイリオ; mso-hansi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-bidi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-font-kerning: 0pt">
毎日、xml:lang="EN-US">1時間以上かけて満員電車にゆられて通勤しています。はっきり言って、
僕の人生でこんなのありえなかとです。おまけに、鹿屋を出発する前日に、熱があるのに、
有馬Drおよび鹿屋医療センターのDrとで看護学生と飲み会したのが失敗でした。おかげで、
風邪がどんどんひどくなるいっぽうです。咳で肺も痛かとです。横隔膜も痛いです。


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-ALIGN: left; mso-pagination: widow-orphan"
align="left">"FONT-SIZE: 10pt; FONT-FAMILY: メイリオ; mso-hansi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-bidi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-font-kerning: 0pt">
楽あれば苦ありです。チャンスはピンチになります。でも、これが治ればまたチャンスかも・・・・。


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align="left">"FONT-SIZE: 10pt; FONT-FAMILY: メイリオ; mso-hansi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-bidi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-font-kerning: 0pt">
今の病院は、若い看護師さんがいないので、やっぱりいいことはなさそうです。おまけに、二か月前に来た有馬"EN-US"
xml:lang="EN-US">Drの


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align="left">"FONT-SIZE: 10pt; FONT-FAMILY: メイリオ; mso-hansi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-bidi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-font-kerning: 0pt">
人気が高すぎます。どこの看護婦さんも「有馬先生おもしろいから、好き~」との声があがります。マジで、あいつはどうやって、
このマダム達の心を掌握したのか・・・。


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-ALIGN: left; mso-pagination: widow-orphan"
align="left">"FONT-SIZE: 10pt; FONT-FAMILY: メイリオ; mso-hansi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-bidi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-font-kerning: 0pt">
今頃、海のむこうで、日本のフロリダ(鹿屋)で、彼は毎日いろんな人とウヒャヒャヒャ~って感じかと思うとうらやましかとです。
しょうがないから、患者さんとのふれあいを楽しみますかね~。


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; TEXT-ALIGN: left; mso-pagination: widow-orphan"
align="left">"FONT-SIZE: 10pt; FONT-FAMILY: メイリオ; mso-hansi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-bidi-font-family: 'MS Pゴシック'; mso-font-kerning: 0pt">
また、おもしろい話があれば書き込みたいとおもいます。ひとつ、わかったことですが、
僕も統合失調症の気質がありそうです。現に、この文章も解体しまくりだし・・・。ではでは。


 



ドライブの時の、コーヒー


ドライブの時の、コーヒー


2年次研修医 有馬 喬



ドライブにはコーヒーは欠かせない。

特に冬のドライブには必需品である。

昔からよく行っていたのは日南海岸。

そこは見るものすべてを魅了して止まない。

大学や仕事などですっきりしない時、そこへ行くと、自分がいかに小さいか、その

美しさは厳しく、そして優しく問いかける。

最近はメタボって見た目決して小さくはない自分であるが・・・。



どこまでも続く海を片手に、軽く暖房を効かせた愛車で風を切ってコーナーを立ち

上がる。

そして温かい缶コーヒーをカシュッとあける。

車内に漂う大人な香り。



・・・ちょっと、イケてるな?(照)



しかし、コーヒーに含まれるカフェイン。 1,3,7-トリメチルキサンチンとも言う。

個人差はあれど、腎臓の尿細管ということろに作用し、なかなかの利尿作用を持つ



おそらく自分はこの作用をかなり強く受ける。

ほぼ毎回頻尿になる。普段は頻尿は無く年齢的にも前立腺はまだまだ小さいのでハ

ルンケアのお世話にはならなくていいはずだ。間違いなくコーヒーの影響である。

缶コーヒー1杯飲むと、その1時間以内に必ずトイレに立ち寄らなくてはならない。



どこまでも続く海を片手に、車内に漂う大人な香りを楽しんでいる、場合ではない



トイレに行かなくてはいけない。

元々気を遣う性格であるので、コンビニにトイレだけ借りるというのがどうしても

できない。必ず何かを買って店を後にする。しかし、買うと言っても何を買えばい

いのだろう。

基本的にクルマでお菓子は食べない。

ガムは700円くらいの大量に入ってるやつが常備されている。

あまりジュースも飲まない。

飲むとすれば、酒を飲んだ次の日のオレンジジュースであろう。これは最高である



ただ、歯を磨いた後に飲んではいけない。口中になんとも言えない絶妙な後味が残

る。最悪。

話を戻すと、結局またコーヒーを買ってしまい、トイレを求め、次のコンビニへい

く羽目になるのである。



学生の頃は5人乗れる車だったので、よく同級生や後輩とドライブに行っていた。

女性が混ざっていることも当然あった。その時、僕はよく上述した理由でコンビニ

に立ち寄る。もちろん毎回説明なんてしない。

すると、

「有馬君てさ、気が利くよね。」

「は?何でよ?」

「だって自分からトイレに行きたいから停まってって言いにくい時あるじゃん?いつ

も絶妙なタイミングでコンビに入るよね?」



・・・。



とりあえず、

「でしょ?女性に気も遣えない奴が患者に気は遣えんよ。」(汗)

と返してみた。

すると、後ろに座る友人がこう言った。

「コンビニによるのは有馬がトイレ行きたいだけで、絶妙なタイミングに思えるの

は、宮崎が田舎でそのタイミングにしかコンビニがないだけだろ?別に気遣ってねー

じゃん?」



・・・。



「お前はもっと俺に気を遣え。」と思った。

人生意外と心の友ほどこういう時に足を引っ張るものである



2007-12-06

田村内科部長へ。

田村内科部長へ。

研修医2年次 有馬 喬


みなさんこんにちは。

先日、ヤンキー内科部長に「どうだ参ったか神童有馬!」

と言われた神童有馬です。


現在はかつての面影も無く、ヴィッツのCMでリラックマを見てひとり和んでいる始末です。リラックマを考えた人は天才だと思います。
ローソンで確か売ってた、あんまんか肉まんの「りらっくまん」!、鳥肌が立ちました。(当方、
リラックマともローソンとも営利関係はございません。)小児科研修中と言うこともあり、子供に「アリマックマ」
と呼ばせようかなとも思っていますが、小心者なのでまだ行動できておりません。自分と年齢の近いお母さんならなおさらです。
「この人大丈夫?」なんて言われた日には立ち直れません。ということもあり本当に実行される頃には小児科研修も終わっているでしょう。


今日は、僕を「川南の神童」と最初に言った人の話をします。あれは、幼稚園に入園する頃、3~4歳だったと思います。
実家は小さな養豚をしておりました。当時、川南町に下水道など存在しているはずも無く、当然トイレは汲み取りでした。食事中の方すいません。
下水道と言えば、「ドリフ」や「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」で脱走や探検モノのコントの舞台でしか見たこともありませんでした。
ちなみにドリフターズは僕の笑いの原点であり、礎でありました。


話を戻しますと、何ヶ月かに1回汲み取り業者がやってきて持って行ってくれます。その汲み取りの方で、
なぜかベレー帽を被ってくるおっちゃんがいました。ある日、僕は汲み取り作業に入ったおっちゃんにこう言ったそうです。
「人のう○こは牛よりも豚に匂いが近いね。消化の仕方は違うかもしれないけど、

豚は人と同じ雑食だから、草食の牛と比べたらそうかもね。そういえば犬も人間に近いなあ。」と。その時、
汲み取りのおっちゃんには電気が走った感じがしたそうです。そして、「この子は絶対に大物になる。その辺の子供とは訳が違う。
神童ってやつだ。」と汲み取りホースを片手に言ったとのことです。


おっちゃんが僕を神童だと言ったポイントを整理しますと・・・、

①豚が雑食だと知っていたこと。(実家が養豚業なので当然なのですが。)

②牛が草食だと知っていたこと。(牛なんてその辺にたくさんいるから当然なのですが。)

③犬が雑食だと知っていたこと。(家の残り物を喜んで食べていたので知っていて当然なのですが。)

④動物によって消化の過程が違うかもしれないと考察できていたこと。(これはちょっとすごいかも。)

⑤そもそも、う○この匂いを比較しようとしたこと。(・・・。)


といったところでしょうか。

日常何気ない、「トイレの汲み取り」といった場面でも、何かを見出そうとする姿勢が、神童としての片鱗を覗かせてたのでしょうか。
神童のその後はまた機会があれば。高千穂の神童の話もぜひ聞きたいところですね。




では最後に一言。

どうだ参ったかヤンキー田村!(街で見かけても追い掛け回さないでください)


ところで、横浜に行った城戸先生はお元気でしょうか?



2007-12-04

内科部長・後期研修委員長の田村です。

内科部長・後期研修委員長の田村です。


私の経歴を簡単に紹介させていただきます。


昭和48年静岡県浜松市に生まれ、平成4年に地元の浜松北高校を卒業しました。一応、静岡県ではトップの高校だったのですが、
高千穂出身の外科部長(”国家の品格教育部長””右翼”兼任)利光先生や川南出身の研修医有馬先生のように”神童”
と呼ばれる事は一度もありませんでした。大学入試の前は最後の模試までE判定(合格の可能性20%以下:志望校変更の考慮が必要)でしたが、
入試前に炎の勉強をして何とか長崎大学に合格しました(だから神童と呼ばれなかったのでしょうか?)。
ちなみに高校時代は応援団に入っていてリーゼントに金髪、短ラン、ボンタン(この言葉すら死語か?)、先輩とあったら直立不動で「押忍
��オスッ)!」と挨拶するという今や化石としか言いようがない姿で3年間を過ごしました。
この病院でその姿の名残を知っているのは教育管理部の臼井さん位でしょうか。ここまで書いて思い出しました。「神童」ではなく「ヤンキー」
と呼ばれていました。神童と呼ばれず悔しいので、いつか「ヤンキー、内科部長になる」という本を書いて一山当ててやります。
どうだ参ったか神童有馬!


長崎大学に入学した時点から「卒業したら市中病院で研修して救急をやるんだ」と救急の何たるかを知らないまま固く心に誓っていました。
当時は長期の休みに病院実習に行くということが今ほど一般的では無かったのですが、
��年生の時から長崎の民医連の病院で実習をさせてもらっていました(よく飲みに連れて行って頂いた民医連の皆さん、
結局入職せずごめんなさい)。徳洲会の実習は4年次以上からの受け入れだったので、4年生になるとすぐに茅ヶ崎徳洲会病院へ実習に行き、
そこで展開されている激しい研修に魅了されました。以後は休みの度に徳洲会の病院、民医連の病院、その他の病院(北海道の日鋼記念病院など)
を訪ねて回りました。6年生の夏、日鋼記念病院の実習が終わった後、夏休み明けまでに1週間の時間があったので、
この大隅鹿屋病院に実習に行くことにしました。それまでに福岡徳洲会病院、湘南鎌倉病院、千葉西病院などでの実習は経験しており、僻地
��大隅半島の皆さんごめんなさ

い)の病院も見学してみたいと思っての事でした。




それまで見てきた大病院と比較したら救急搬入の件数、カンファレンスなどどれを取っても見劣りする点ばかりでした
��その当時に勤務されていた先生方ごめんなさい)。しかし、夜間になると内科のスタッフが救急搬入された交通外傷の診療をしたり、
外科の先生が心不全の診療をしたりと当然のように対応していました。それまでに見た病院ではERで研修医がすべて対応し、
各科のスタッフにコンサルトして内科疾患なら内科の当直医、外傷なら外科や整形外科の当直医に対応を依頼するシステムでした。
確かに救急はたくさん来るものの、スタッフになると自分の専門以外は対応しなくて良くなるのだと感じました
��実は専門外にも対応する能力があったのかもしれません、その他の大病院の先生方ごめんなさい)。
研修医の時期が過ぎてからも常に幅広く診る環境で働きたいと思っていたので、迷いはあったもののこの病院で研修を受けることを決めました。




有名研修病院との間で迷いはかなりありましたが、最後は当時の千葉西病院の院長、
現在の新潟県立看護大学教授の吉山先生から頂いた手紙の言葉が背中を押してくれました。原文とは違いがありますが、
以下のような文章だったと記憶しています。「○○病院や××病院を見て、研修システムがよく出来上がっており、
素晴らしい研修病院だと関心しました。しかし、しばらくそこで働いていると何か違うと感じるようになりました。
システムは出来ていても魂が無いのです。良い研修は病院の規模やカンファレンスの数で決まるのではありません。
極論すれば研修に必要なものは三つしかありません。たくさんの患者さん、熱心な指導医、そして一生懸命な研修医です。
それさえ揃えば病院の規模やカンファレンスが少ない事は克服できるはずです。最終的に良い研修は指導医と研修医が一緒に作っていくものです。
そこまで考えてシステムが出来上がった病院を選ぶのであれば良いのですが、その視点は忘れないで下さい。」
この手紙を書いた本人は記憶していないでしょうが、受け取った私は今でも良く覚えています。




この10年間で教えられる立場から教える立場に変わりましたが、
吉山先生からの言葉を胸に刻み良い研修が出来る環境を作っていきたいと思っております。



何気なく話した話や何気なく書いた手紙が何年経っても相手の心に残る事があるのだと思うと言葉を大切にしないといけないと反省する事しきりです
��この前怒鳴ってしまった看護師さん、ごめんなさい)。


以上、年齢と人生経験が不足している分、木村先生ほど気が利いた言葉が書けません

が、内科部長・後期研修委員長からのメッセージでした。

実際の研修が始まってからの話は後日にします。



2007-12-03

それぞれの師走



それぞれの師走

2年次研修医 有馬喬


みなさん、こんにちは。11月で産婦人科も終わり、12月から小児科研修です。

小児特有の疾患もありますが、成人と同じ病名がついていても、アプローチがまっ

たく違ったりすることがあり色々勉強することがありそうです。頑張ります。


真面目な話はこれくらいにして・・・。


週末、宮崎の日南海岸を大学の友人とドライブした時の話。


海岸からすぐ下を見下ろすと、海岸沿いに続く、鬼の洗濯岩。

遠くを見ればどこまでも続く青い海。

かつて、この海を見て、宮崎交通の初代社長である岩切章太郎(後に宮崎観光の父と

いわれる)は、こう言った。

「宮崎のこの広いキャンパスに描きたい夢が私にはある。」と。

東国原知事にもこのキャンパスに描きたい夢があるのだろう。期待している。


この海の向こうで、「うぇ~い!」の同期の彼は今月から精神科研修である。

電車の乗り換えのメモを出発前に渡してあげたにもかかわらず、それをなくした彼


ふと、ケータイがなる。

彼である。

「アパートまではどうやって行ったらいいと~?路線たくさんあってわからんよ

��。」


・・・。

 


病院が借りてくれているアパートは大和市というところ。そこは置いてあるものが

ことごとく恐ろしく、古い。

今頃、彼は僕が生まれた頃購入したのではと思われる2槽式洗濯機を見てあっけに取

られていることだろう。

気を取り直して、ネットでもしようかと思えば、そこはまさに大都会の秘境。ネッ

ト環境が存在しない。究極のナローバンド。というか、ナローですらない。ゼロで

ある。

そして、それにふて腐れ、ゲームでもしようかと思えば、プレステのプラグなど差

し込む穴すらないテレビが待ち受ける。

もはやケータイしかないが、そこは、微妙に電波の悪い部屋。


このような時、宮崎の言葉では「どんげもこんげもならん。」と言う。

「どうにもこうにもならない。」という意味である。


今、彼を救えるのはニンテンドーDSくらいか。

しかし、このシーズンである。クリスマスプレゼントでDSを購入するお父さん、

お母さんはたくさんいるだろう。売り切れで購入できないのでは?


このような時、宮崎の言葉では「まこちどんげもこんげもならん。」と言う。

「本当にどうにもこうにもならい。」という意味である。


まさに今の彼である。



2007-11-30

ローテーション研修の意義(研修医の皆さんへ)

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ローテーション研修の意義(研修医の皆さんへ)


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研修委員長 木村圭一(外科・救急科)


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"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-ascii-font-family: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-fareast-language: JA">以前
��
"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-fareast-language: JA; mso-hansi-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">5年前?
��までは卒業して国家試験に受かったら、何科の医者として働いても良かった(麻酔科や放射線科など特定の科はダメですが)し、
研修も例えば眼科だけしていても良かったのです。しかし、現在は何科の医師になろうとも、基礎的な知識は身に付けておくべしということで、
ローテーション(色んな科を短期間で回る)研修が必須となっています。眼科の医者になるとしても(別に眼科を差別している訳ではありません)
内科や小児科、産婦人科の知識が必要と言う訳です。良く言われるのは、飛行機の中でお医者さんは、、、、
と言われて出て行くかどうかと言う事です。私は眼科だから、、、、と言うのは法律上許されていません(が、
医者だと言うことを黙っていれば問題ありません)。医者の側からすれば眼科医なのに、
飛行機の中でお腹が痛くなった人を診るのは無理だと言う事になりますが、患者さんの側からすれば、高い税金もらって医者になって、
高い給料もらってんだから何の病気でも診ろよ!という事なんでしょう。これは国民の側からみたローテーション研修の意義です。


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"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-ascii-font-family: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-fareast-language: JA">
 医師の側から見たローテーション研修の意義は二つあると思います。一つは基礎的な知識や技術を覚える、
あるいは自分には無理だと体験することです。例えば飛行機の中でお産があったとして、「お医者さんはいらっしゃいませんか!」
と言われて出て行くべきかどうかは色々と意見の分かれる所です。が、産婦人科を研修して、自分には絶対無理だと感じていれば、
出て行くべきではないでしょう。知識と言うのは使うためにも必要ですが、使わないためにも必要です。外科系の研修では、
手術を執刀させてもらうのも重要ですが、この人には手術をしないと言う判断をする過程に参加させてもらう(あるいは自ら参加する、
例え直接ではなくても、イメージトレーニングは可能です)事も重要です。当院では、治療方針の決定とか、
重大な決定は研修医の先生が行うようにしております。もちろんアドバイスはしますし、最後に指導医が確認します。
みなさんは毎日している事ですよね。


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 二つ目は私が一番大事だと思っていることです。短期間ではありますが、その科の医者として、その病院の職員として頑張ると言うことです。
色々な医師として(あるいは社会人として)身に付けておくべき態度が自然に身に付くと思います。


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 例えば、産婦人科を回っていて、生まれたばかりの赤ちゃんがちょっとおかしい、、、、心配なので病棟にいた
��たいてい産婦人科と小児科がある病院は病棟が同じです)小児科医に診てくれるように頼んだら、忙しいから診れないと断られた、、、
産婦人科医として研修していれば、普通はこの小児科医に対して怒りを感じるでしょう。そして将来小児科医となったのであれば、
産婦人科医から小児を診て欲しいと言われたら、すぐ診てあげるでしょう。


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 同じような事はいくらでもあります。腹痛の患者さんを診て欲しいと頼んでもそれぐらい内科で診断しろと診ない外科医、
糖尿病のコントロールを依頼したのに適当にインスリンを調節して下さいと言う内科医、
胸痛があるのだが色んな検査に異常を認めないので診て欲しいと頼んでも診てくれない循環器科医、
脳出血で手術適応のない患者さんは内科で診ろと言う脳神経外科医、、、、、ローテーション研修によって、こういう人はいなくなると良いな、、
、、と思います。


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"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-ascii-font-family: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-fareast-language: JA">
 病院の他の部署の人と交流する事でも、例えば、血液検査の結果をどうやって出しているか少しでも知っていれば、検査室はいつも結果が遅い、
、、とか、思う事は少なくなるでしょう。部下が何かミスをした時でも、それなりの理由があったのだろうな、、、
と思う事が自然にできると思います。厚生労働省はそういう事でローテーション研修を必修にしたんだと勝手に思っています。


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"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-ascii-font-family: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-fareast-language: JA">
 どちらにしても、外の病院で研修中は、その病院の職員であり、その科の医師であり続ける事が大事な研修となります。
決してうちの病院へ出入りする事のないようお願いします。うちの病院へ来る事は、気持ちの上では楽でしょうが、
大事な研修を半減させる可能性が高いと思って下さい。


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; LINE-HEIGHT: 20pt; tab-stops: 35.45pt 70.85pt 106.3pt 50.0mm 177.15pt 212.6pt 248.05pt 283.45pt 318.9pt 354.35pt 389.75pt 425.2pt 460.65pt">
 


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; tab-stops: 35.45pt 70.85pt 106.3pt 50.0mm 177.15pt 212.6pt 248.05pt 283.45pt 318.9pt 354.35pt 389.75pt 425.2pt 460.65pt">
"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-ascii-font-family: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">
 最後に私の経験談を、、、、


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; tab-stops: 35.45pt 70.85pt 106.3pt 50.0mm 177.15pt 212.6pt 248.05pt 283.45pt 318.9pt 354.35pt 389.75pt 425.2pt 460.65pt">
 


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"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-ascii-font-family: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">
 私は
"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-hansi-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">1995
��ちょうど地下鉄サリン事件があった時です)に北海道の静内と言う所へ僻地離島研修に行きました。
一応外科スタッフになっていた私はやはり手術がやりたい時期でしたので、静内での
"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-hansi-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">3ヶ月
��当時は
"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-hansi-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">3ヶ月だったのです)
はとても辛いものでした。元の病院へ帰りたくても北海道では簡単に帰れませんので、
"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-hansi-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">3ヶ月は北海道から出られませんでした。
手術もほとんどなく、一番沢山やった仕事は、整形外科の助手と脳外科の麻酔でした。
とても無駄な
"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-hansi-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">3ヶ月だったと思いました。


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; tab-stops: 35.45pt 70.85pt 106.3pt 50.0mm 177.15pt 212.6pt 248.05pt 283.45pt 318.9pt 354.35pt 389.75pt 425.2pt 460.65pt">
"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-ascii-font-family: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">
 しかし、元の病院へ戻って数ヶ月後に言われました。先生は静内に行って良かったね、、、と。
仕事のやり方(特に手術)がすごく良くなったと言われたのです。びっくりしました。
"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-hansi-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">3ヶ月手術もしていないし、
、、、特に何か頑張った訳じゃないし、、、と思いました。


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; tab-stops: 35.45pt 70.85pt 106.3pt 50.0mm 177.15pt 212.6pt 248.05pt 283.45pt 318.9pt 354.35pt 389.75pt 425.2pt 460.65pt">
"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-ascii-font-family: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">
 今まではちょっと分からない所があると、
すぐにバンザイして手術が止まっていたんだそうです。研修が終わったら自分で何とかしようと言う風に変わってきたんだそうです。
今のままではどうなるだろう、、、、と心配していたと言われました
��もっと早く言って欲しかったですが
"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-hansi-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">(^.^)
。知らない先生達と仕事をして、知らない間にバカにされてたまるかと頑張ったためではないかと。
確かにその時の指導医の先生達は私は卒業してからずっと教わっていた先生で、私の能力は全部知っていましたから、、、


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; tab-stops: 35.45pt 70.85pt 106.3pt 50.0mm 177.15pt 212.6pt 248.05pt 283.45pt 318.9pt 354.35pt 389.75pt 425.2pt 460.65pt">
 


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"MARGIN: 0mm 0mm 0pt; tab-stops: 35.45pt 70.85pt 106.3pt 50.0mm 177.15pt 212.6pt 248.05pt 283.45pt 318.9pt 354.35pt 389.75pt 425.2pt 460.65pt">
"FONT-SIZE: 11pt; FONT-FAMILY: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-ascii-font-family: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">
 みなさんも僻地離島研修から帰ってきたら、私達をびっくりさせるぐらい、
もっともっと伸びていてくれると思います
"FONT-SIZE: 14pt; FONT-FAMILY: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-bidi-font-size: 10.0pt; mso-ascii-font-family: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">。
"FONT-FAMILY: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'; mso-bidi-font-size: 12.0pt; mso-ascii-font-family: Verdana; mso-fareast-font-family: 'ヒラギノ角ゴ ProN W3'">
楽しみにしていますね!


 



2007-11-29

ある土曜の午後の悲劇

ある土曜の午後の悲劇

 

研修医2年次 有馬喬


11月24日、都城から鹿屋へ軽快に愛車を走らせていた。

��気分的には軽快であるが、先日速度超過でポリ○マンのお世話になたので、速度

自体は極めて控えめである。)

大崎町あたりを走っている時、養豚をされている方だと思われる軽トラックが前方

からやってくる。

荷台にはあふれんばかりの堆肥らしきもの。

いやな予感がした。

すれ違う瞬間、軽トラックは段差で少し浮く。

同時に我が愛車に積んであるモノが降ってきた。Oh!sit!!


地震の時、地面が揺れると地中に含まれる水が上に上がってくる、いわゆる液状化

現象。

堆肥にも、それは当てはまり、車に揺られ、堆肥の表面は実にみずみずしい・・・


さすがにう○こまみれで帰りたくなかったので、近くのGSに立ち寄り、初めてセル

フの洗車機というものを利用してみた。

ちょうどリアウィンドに、洗車機が差し掛かった頃、ガガガ!バキ!!と音がした



なんと!

リアウィンドのワイパーがひん曲がっちょっじゃないですか!?

あまりのツイて無さに思わず、宮崎弁が飛び出した。

宙に浮いたワイパー付けて走ると、頭の悪い人みたいなので、取り合えず、ワイパ

ーは外した。

部品代は約5000円らしい。

ちょっと日頃の行いを見直した、そんな週末のお話。



2007-11-26

でん、でん、でん、ででんでん、でん、でん、うぇー。

研修医2年次 城戸 淳

 

でん、でん、でん、ででんでん、でん、でん、うぇー。

最近、実習にきていたかわいい看護学生が僕のことをかっこいいといってくれてました。

やったーと思ったけど、別の看護学生が「彼女、人妻だから残念ね」だって。

でも、でも、そんなの関係ね~、そんなの関係ね~。

 

 

と言いたかったですが、やっぱ駄目ですよね。あきらめます。

最近、すこし小児科での採血がうまくなっています。もうすこし練習できたらなーって感じですが、残すところ

小児科研修もあと1週間です。次は、横浜で精神科研修です。ずっと九州育ちの僕にとっては、関東の冬ははじめてです。あ~、本当、
鹿屋の天文館にも遊びにいけなくなるな~、この冬は有馬と

うひゃひゃひゃひゃ~の予定だったのに残念。では、では、また次回の書き込みまで、See You。



2007-11-20

はじめまして、教育管理部 臼井です。

style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
はじめまして、教育管理部 臼井です。


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
私も、ブログに参加させていただきまぁす。


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
自己紹介から・・。


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
研修の事務担当をしています。研修医から『うるさいばばぁ』と呼ばれています・・・。


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
しかし、研修医は皆、かわいい(?)ので、笑顔で許してあげています。


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">xml:lang="EN-US">"Century">11"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">月xml:lang="EN-US">"Century">18"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">日
��日)、大隅鹿屋病院の健康祭が行われました。


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
今年は、去年と同様、豚の心臓を使って心臓の模擬手術を行いました。


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
今年は、加えて、井戸院長の医療講演と腹腔鏡手術のシミュレーターを使用の体験などもありました。


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">xml:lang="EN-US">"Century">17"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">日の夕方と、
xml:lang="EN-US">"Century">18"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">日と、
鹿屋市内の医学部を目指す高校生、医療に興味のある高校生など沢山集まって頂きました。


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
丁度、木曜夜
xml:lang="EN-US">"Century">10"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">:
xml:lang="EN-US">"Century">00"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">から
『医龍』というドラマの放映があるので、皆さんかなり興味を持って見て頂けました。


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
特に人気が高かったのが、ドラマの影響か・・・・・・


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
『臨床工学技師』が行う、人工心肺も学生の人だかりが出来ていました。


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
無事に済んで良かったです・・・・。


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
研修医は何をしていたかというと、
xml:lang="EN-US">"Century">2"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">年次の城戸先生は、
長崎で日本内科学会の地方会で学会発表を指導医がついて行っていました。
"EN-US"
xml:lang="EN-US">"Century">2
"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">年次の有馬先生は、
シミュレーターの講師という大役があったけれども、産婦人科研修中という事で、緊急呼び出しで・・・。


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">xml:lang="EN-US">"Century">1"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">年時の田頭先生は東京で、
徳洲会の中間研修会でした。


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
来年は、研修医で何かが出来るといいなぁ!


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
今年マッチングでマッチした
xml:lang="EN-US">"Century">2"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">名!
��来年、楽しもうね!


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style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt">"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">
少し疲れた
xml:lang="EN-US">"Century">1"FONT-FAMILY: 'MS 明朝'; mso-ascii-font-family: Century; mso-hansi-font-family: Century">日でした。


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2007-11-15

みなさん、こんにちは。大隅鹿屋病院の有馬です。


みなさん、こんにちは。大隅鹿屋病院の有馬です。




6月から研修で病院を留守にしてるので、病院の人たちに忘れられていないか最近心配です。




さて、今は鹿屋医療センターの産婦人科にお世話になっております。産婦人科は命の誕生の瞬間に立ち会える科であり、
すばらしいと思います。




そんなある意味、神聖な場所で、大隅鹿屋病院の方はよくご存知の僕の同期である彼は、最近小島よしおにはまっており、「うぇーい」
と言って話しかけてきます。




ただでさえ、人様の病院で気を遣っている僕に、顔を見るやいなや、いきなり「うぇーい、ひゃっ、ひゃっ、ひゃ!」です。


何の抵抗もできません。


周りの看護婦さんは失笑。


僕も笑うしかありません。


彼の目的は何でしょう?


もしかしたら僕を陥れようとしている可能性も否定はできません。




そんな彼との付き合いも、早1年半となりました。




今回初めてブログというものを書きました。機会があれば彼との思い出を少し紹介していきたいとも思います。では、また。



2007-11-08

研修医のブログ


size="2">みなさん、こんにちは、大隈鹿屋病院2年次研修医の城戸淳です。


 


 


size="2">2年目の研修もあと半年を切るようになりました。現在、僕は小児科研修を行っています。
小児科はむちゃくちゃ忙しいというイメージがありましたが、実際は忙しくありません。むしろ、
忙しくしては駄目でのんびりしてないと駄目です。時間外の外来の対応も多いので、
短時間で仕事が終わることはあまりありません。あと、病状の説明とかもいろいろと大変です。



size="2">最近はまっているのが、小島よしおです。


 


 


size="2">よく同期の有馬Drと一緒に会えばいつも「ウェ~」と言い合っています。しかし、
はまっているのは僕等だけではないようです。看護婦さん達も仕事がうまくいかないときには「ウェー」
と言い合っているのを耳にしました。



 


 


size="2">そこで僕はyouたちも「ウェ~」と言うんだねと質問すれば、あんなのと一緒にしないでと言われて、
「本当は好きなくせして」と思い、ちょっといきどうりを感じました。



 


 


size="2">でも、別のお気に入りの看護婦さんに、「ウェ~」と言ったら、「ウェ~」
のノリにあわせてくれるのでちょっと幸せでした。また、入院している赤ちゃんもよく診察の時に「ウェ~」と言ってくれます。
上級医にこのことを報告すると笑いながら「違うよ」と言いましたが、僕にはやっぱり「ウェ~」と言ってくれています。



 


 


size="2">僕は、ここで提唱したいのが、あらたに乳児の意識のスケールとか機嫌の具合に「ウェ~」
と言えるかを項目にいれるといいと思います。僕は、今現在、小児科医を専門にしようと思っていますが、
いい診断基準ができたと思ってこれからも「ウェ~」を聞いていこうと思います。(おそらく、
髄膜炎を疑ったときの腰椎穿刺の適応を決める時にも使うでしょう。いや、絶対使いますよ)。



 


 


size="2">それでは、僕のつまらないブログに付き合っていただきありがとうございました。次は、
有馬Drが書いてくれるので、僕はどんなおもしろいことを書いてくれるかちょっと楽しみです。では、では。