2008-05-26

オリエンテーション

2008年5月26日

オリエンテーション

教育管理部 臼井之枝


5月24日・25日と東京で、経営戦略セミナーと同時進行で別室で1年次研修医オリエンテーションがありました。(東京本部、
各病院の事務担当の皆さんお疲れ様でした)

グループの1年次研修医が全員集まると言う事で、同大学出身の友人達と楽しそうに話をしていました。


1日目終了後、各病院の院長先生、看護部長、事務部長が集まり、懇親会がありました。"blog20080526"
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各病院の院長先生が、自分の病院の研修医の紹介をしました。

北の方からの紹介だったので、鹿児島にある大隅鹿屋病院はほとんど最後の方でした。

井戸院長が、研修医2人を紹介して頂き、一言ずつ研修医からも挨拶をしました。

やはり、大隅鹿屋病院の院長・研修医が1番に見えました!(笑)

本当は、3名の顔をアップで写真を撮ったのですが・・・私が緊張して、手が震えてデジカメなのにブレてしまいました(悲)

院長先生、セミナーでのプレゼンお疲れ様でした。

研修医に話をしたら、『うちの病院すごいっすねぇ~』と、研修医がびっくりしていました。

初めての東京出張、ご苦労さまでした。


【お・ま・け】

��月23日には、中学生さん方が社会体験学習で病院に来られました。height="189"
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医師志望の学生さんに、研修医の先生からお話をしてくれました。

病院の救急の写真や、手術の写真など見せてもらいながら話を聞いていました。

『何を話せばいいのかなぁ』と言いながら、色々と学生さんに質問しながら、話をしていました。その姿を見て、『心強いなぁ』
と感心していました。

有留先生は、5月の中旬から、鹿児島大学の説明会・宮崎大学の説明会・学生さん・グループのセミナー懇親会での挨拶と、
プレゼン三昧でしたね!

いつも、快く協力してくれて大変ありがたいです。

夏休みは、医学生の見学実習生さんも沢山来るといいですね!




 



2008-05-23

勉強会&研修説明会

2008年5月22日

勉強会&研修説明会

1年次研修医 有留 大海


お久しぶりです。

最近さぼりがちでしたが、近況を報告したいと思います。


5/16に医局の勉強会で発表をしました。height="140"
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胸水について、体験した症例をもとに勉強したことを発表しました。

先日の江口先生の発表が素晴らしかったのでけっこうなプレッシャー…

有馬先生が「質問考えちょくわ、ふふふ」と不敵な笑みを浮かべていたので、何を

聞かれるかドキドキしましたが答えられてよかったです。

院長を指名して、胸水を抜いてまず何を見ますか?と質問をするという恐れ多いこともしました。

答えは初めての異性を見るのと一緒で、見た目、匂いに注意します。院長はもちろん正解されました。


自分で勉強したことを、人に分かりやすく伝えるのは難しかったです。

でも、伝えようとすることで自分の知識を整理することができて勉強になりました。

慣れないのでつたないプレゼンでしたが、最後は温かい拍手をいただいて嬉しかっ

たです。

スライドを作るにあたっては貴島先生をはじめ、田村先生、有馬先生もアドバイス

をくださいました。ありがとうございます。


そして16日の夜は鹿大、17日は宮大の学生さんへの病院説明会に行ってきました。

僕の一ヶ月半の研修をまとめた、臼井さん力作の動画を流しながら話をしました。

信長先生が面白く書かれていましたが、私『秀吉』は先生が後ろにこそっと立って

いるのに気付かなかっただけです笑

信長先生のぞうりを温め、酒もつくります。裏切るなんてめっそうもないです。


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嬉しいことに、鹿大は1人、宮大は2人、夏に見学に来てくれると言ってくれました。

僕は2年次の信長先生を見て、この病院で医師としての第一歩を踏み出そうと決めました。

学生さんが夏に見学に来てくれた時に、同じように僕を見て大隅鹿屋病院に決めま

した、と言ってもらえるよう頑張りたいと思います。

このブログのことも宣伝してきたので、もっともっと盛り上げていきたいです。




ところで、懇親会の時に学生さんから同じ質問を何回か受けました。

それは、手技の件数や救急車の台数はそんなに大事なんですか?というものです。

確かに1日に20台救急車が来る、カテを何件やれるという点を強調したプレゼンが多かったです。


どんな手技もできるにこしたことはないと思います。

が、同じくらい、様々な合併症のリスクをおかしても、その手技がこの患者にいま必要だと判断できることが大事だと思います。

特に僕たち1年目の場合は後者に重点を置くべきでしょう。


異性を見る時に、顔だけ、性格だけ、でパートナーを決める人はそうそういないと

思います。

中には、顔がよければ全て許す、という器の大きい(?)人もいるかもしれませんが。

やっぱり何事もバランスが大事です。


以上。



2008-05-19

研修説明会 in 宮崎

2008年5月19日

研修説明会 in  宮崎

内科 有馬 喬


とある土曜日、徳洲会病院の研修説明会があった。

全国から研修病院の先生方が宮崎へ集結した。

当院からは木村先生、有留先生、有馬が参加した。


時流(とき)の流れと共に、時代の主役は変わっていく。

そんな事を思わせる説明会であった。

今回は分かり易くするため、時代劇風に話を進めてみる。


注意:以下の話はフィクションであり、実際の人物、団体等には一切関係は無い。


<キャスティングの概要>

①木村利休…小隅鹿屋病院ERを総括する救急部長。自らを「鬼軍曹」と名乗るだけ

あり、その姿はまさに白衣を着た鬼。長身の彼が奏でる重低音の声には密かにファ

ンが存在しているとの話である。「木村先生もねえ、今はあんなだけど、俺の下に

ついてた頃は可愛かったんだよ。」とかつての指導医利光副院長は言う。


②有馬信長…数年後に「小隅鹿屋病院のカリスマ」と言われることとなる内科医。

かねては心臓外科医に強い憧れを抱いていたが、どういう訳か内科医を志す。そし

て、さらにどういう訳か現在、整形外科へ逃亡中。近況としては、6月から内科に帰

ろうとしていたら、彼が師と仰ぐ「カラオケで飛跳ねる内科部長(残念ながら今回の

話では出番は無い)」に循環器を勉強して来るよう指示され、近々4階東病棟にトラ

ンス、チーム古賀に配属予定である。有留光秀の高校、大学の先輩でもある。


③有留光秀…小隅鹿屋病院内科研修医。高校、大学の先輩である有馬信長に憧れ、

この春、宮崎より当院にやって来た。「信長を師と仰いでいる。」と彼は公言して

いるものの、その言葉の裏には常に、「信長の首」を狙おうとする思惑が見え隠れ

している。


では、本編へ。




宮崎の乱 ~大淀川を望む~


研修説明会は順調に進んでいた。

木村利休は言った。

「小隅鹿屋病院、お願いします。」

壇上に上がる、有馬信長と有留光秀。

壇上にはマイクが用意されている。


光秀は言った。

「小隅鹿屋病院の有留です。今日は4月からの1ヵ月半僕がどういった研修をやって

きたかを動画でご覧頂きます。では動画お願いします。」


信長は思った。

「…ん?ちょっと待て。俺が何もしゃべって無いぞ。ひょっとして俺に何もしゃべ

らせないつもりか?」

「いや、さすがにそれは無いだろう。きっと最後のキメ台詞を師と仰ぐこの俺にお

願いするつもりだな。なかなか愛い奴じゃないか。」


2分ほど経った頃であろうか。

光秀は言った。

「え~、という訳でですね、うちの病院に是非実習にいらしてください。待ってま

す。」

利休は言った。

「ありがとうございました。では最後に○○病院さん、お願いします。」


「おのれ、光秀め、どういう訳じゃ。利休も利休じゃ、有馬先生も一言お願いしま

す。となぜ言わぬ?」


信長にはマイクを持つ機械すら与えられなかった、愛弟子光秀の思惑で。


会が終わり、当院に興味を持ってくれた学生さんと二次会に行った。

参加したのは約10名の学生。

実は信長はこの二次会に、彼が学生の頃可愛がっていた柔道部の後輩を一人、刺客

として呼んでいた。

しかし、残りの9人の学生が全て光秀の息のかかった刺客であることに信長は気付い

ていなかった。


光秀が口を開いた。

「有馬さんが連れてきた学生さんは一人だけど、僕は7人連れてきましたからね。5

月にして既に僕の時代ですかね~?」


…。


さらに光秀は続ける。

「木村先生、月曜日の医局会で、有馬さんが連れてきたのはたった一人だったけど

、残り7人は全部僕が連れてきたって発表してくださいよ。」


利休は言った。

「分かりました。有馬君じゃなくて、有留君が成果を上げたと報告しましょう。」


「おのれ、茶の道(救急の道)の師と仰いだ利休までもがこの俺を陥れようというの

か。」


「光秀、貴様にはもう何も教えてやらん。」


「いや、有馬君、それはダメでしょう。自分の弟子に嫉妬するなんて大人気ない

よ。」


「おのれ利休め。…しかし、奴に逆らうと、ERでの我が立場も危うくなる故、気を

つけねばならん。」


病院は医師だけでは全く機能しないことを信長はよく知っていた。


光秀は最後に言った。

「そんなに俺が怖いんですか?有馬さん。」


…。


2008年5月17日。

有留光秀、有馬信長の戦いが今まさに始まろうとしていた。




おしまい。笑



2008-05-14

症例発表

2008年5月13日

症例発表

1年次研修医 江口徹郎


5月2日は、勉強会の日でした。

入局して1ヶ月でいきなり発表の機会が与えられ、私が、初めて症例発表をすることになりました。

どうやら、研修医が2名だと、1ヶ月とちょっとで順番が廻ってくるようです。

初回は指導医の先生と相談の上、小腸イレウスの症例発表に決まりました。

指導医に教えられながら、Power point のプレゼンテーション用ファイルを作りました。

これは発表の時の写真です。となりに井戸院長先生が座っておられます。


 


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どんな質問が飛んでくるのか、緊張しながら挑みました。

結局のところ、「腸管壊死の所見とは」については回答(1.造影CTにて壁が造影されないまたは造影が弱い 2.
単純CTにて壁が高濃度(出血性壊死) 3.遊離ガス 4.SMVまたは門脈内ガス 5.壁内気腫 6.壁肥厚 7.厚大量の腹水 8.
隣接する腹膜、腸間膜や後腹膜筋膜の充血・肥厚 1.2.5.が特異性が高い)を予め用意していたためうまく答えられましたが、予想外の
「井戸の分類」については答えられませんでした。height="204"
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「井戸の分類」とは腹部エコー検査で小腸イレウスの手術適応か否かを判断する3つの基準(小腸の3cm以上の拡張、内容物の沈殿、
比較的大量の腹水)による分類を指します。3つが該当する場合、手術適応となります。(もちろん3つ未満でも手術する事はあります。)


注意!!

来年度ここに入局しようと思う研修医は「井戸の分類」を憶えておくと良いかもしれません。



2008-05-11

病院見学実習

2008年5月10日

病院見学実習

教育管理部 臼井之枝


5月9日、病院見学実習の2名の学生さんが来てくれました。


朝から早速、8時30分から医局全科の勉強会から参加しました。height="143"
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その日のテーマは『スライディングスケールの正しい使い方』でした。内科部長の田村先生の勉強会でした。

院長先生の横だったので、緊張したかな???


9時からは、外科の静脈瘤のレーザー手術の見学。

1年次の江口先生の案内で、OPEに行きました。

��PE着に着替えて、見学しました。

10時からは、心臓血管外科のOPE見学。まず、先生から手術について話をしてもらい、手洗いをしていざ、手術へ!


 


 


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心臓血管外科の先生方が、大変熱心に指導してくれたようです。

夕方は、糸結びの練習の約束まで指導医の先生とされていました!!height="171"
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お昼からは、忙しいタイムスケジュールを組んでしまいました。

まずは、整形外科実習。

午前中に救急で来られた患者さまを、指導医の先生と一緒に処置などをしました。

次に、循環器科心臓カテーテルです。

症例数が多いので、沢山見学していただきたかったのですが、あと、内科が・・・・。

内科は、毎日4時30分から症例カンファをしているので、それに参加。

後は、1年次の有留先生が色々と指導をしてくれました。

今回は、1年次の先生が大活躍しました!

最後に、糸結び!!

『少し遅くなったけど、どうする?』という問いに、

『やります!!』と元気な返事。

心臓血管外科の先生に連絡をし、指導していただ

きました。

ぎりぎりの時間まで、一生懸命、糸結びの練習を

していました。


最後は、院長、副院長、関わった先生方と懇親会

に行きました。少し、慌しい1日となってしまい

ましたが、どんな印象だったでしょうか?

貴重な時間を使って、見学実習に来て頂いてありがとうございました。

夏休みも、お待ちしておりますので、是非、来て下さいね!




 



2008-05-09

電気メス

2008年5月8日

電気メス

1年次研修医 江口徹郎


今日は、手術で初めて電気メスを使わせてもらいました。

青いボタンと黄色いボタンの説明を受けました。

何となく某戦国魔神の主題歌を思い出しました。

ちゃんと意識しないと、斜めに持ってしまうので、焼いてはいけない皮膚を焼いてしまいそうになります。

そして、強く押し付けると焼き切れた時更に奥の組織を焼いてしまう危険性があるので、撫でるように焼き切ります。

木村先生は上手なので、必要最低限の局所麻酔しか使いません。

患者が痛くないよう周囲の組織を焦さないよう慎重に行います。

病変部を直接切らず、皮膚を焼かず、病変部位周囲の組織を少しずつ切り分けていきました。

こうして、木村先生の指揮の下、今日のミッションはクリアされたのでした。



2008-05-07

看護師さんに嫌われないようにしましょう

2008年5月6日

看護師さんに嫌われないようにしましょう

研修委員長 木村圭一


 病院で一番偉いのは誰でしょうか?もちろん、看護師さんに決まっています(院長先生すみません)。
看護師さんがいなくてもやれる仕事ってあるのでしょうか?というぐらい色々な事をやってくれています。
よって看護師さんから嫌われると仕事が非常にやりにくいです。だからと言う訳ではありませんが、看護師さんとは仲良く、
かつ敬意を払って仕事をしましょう。


 どうやったら仲良く慣れるかは無馬君や人生経験豊富な院長や副院長から聞いて下さい。私は知りません(+_+)。


 敬意を払ってと言うのは、自分よりも優れたものを持っていると考えれば良いのではないかと思いますが、、、、、


 私が学生時代先輩に言われた話です。大学病院で学生実習している時に、学生の行動は看護師さんからしっかり見られている、、、、と。
だから研修医で入った時に、あの先生は学生の時にああだったから、、、、と相手にしてもらえなかったりするようです。
看護師さん達は患者さんの事色々知っていて、かなり前に退院した人でも色々覚えていたりします。すごいです!いわんや学生おや!です。


 看護師さんに嫌われるとどうなるでしょうか?処置などの時に手伝ってもらえなかったり、意地悪されるのはもちろんですし、
飲み会で隣に座ってくれなかったりするでしょう(当院には意地悪な人はいません)が、こんな事もあります。


 受け持ち患者さんのAさんが腹痛を訴えているとします。通常研修医のE先生に連絡が行きます。「先生、
Aさんがかなりお腹を痛がっています、、、」と。優秀なE研修医は患者さんの所へ行って診察し、何故痛がっているんだろう?腹膜炎?膵炎?
あるいは心筋梗塞や糖尿病性ケトアシドーシス??まさかこの歳で妊娠はないだろう、、、確か急性間欠性ポルフィリン症なんてのもあったな、、
、、等と考えます。そして、指導医の口田先生に相談します。すると「この場合には、これこれこうだから、こうなんじゃないかな、、、、
尿管結石も考慮しないとね」などと指導を受けます。あっ!尿管結石を忘れていた!とアハ体験が出来ます。"http://aha.sega.jp/">アハ体験につては"http://202.133.118.29/trainee_doctor/archives/2007/12/post_27.php">以前書きました


 しかし、看護師さんに嫌われると、Aさんの病状は直接口田先生に伝えられます。すると、「じゃあ、尿検査と採血、
エコーをやっておこうか」とか「たぶん尿管結石だから、E先生に尿検査を考慮するように頼んでおいて、、、」とか看護師さんに言うでしょう。
この事をE先生が聞いたのでは、アハ体験にならず、尿管結石→腹痛という誰でも知っている事の復習にかなりません。
次に同じ患者さんと出会った時に尿管結石を思い浮かべる事が出来るかどうか、、、、


 医師としての能力は、こんな小さな事でも何故こうなるのだろう?どうしたら良いのだろう?と自ら考え、自ら本などで調べる、、、、
という地道な事を繰り返す事で向上します。よって、看護師さんに嫌われると、こう言った事すらやれなくなってしまうのです。


 看護師さんにチヤホヤされたい(まさか男性看護師さんにチヤホヤされたいという趣味の人はいないでしょうね)とか、
女性の看護師さんを彼女にしたいとか、そう言う事以外にも看護師さんとうまく仕事をする事は重要なのです。本当に優秀な先生は、
当院の田村先生のように看護師さんからも人気があります。怒鳴り散らしている人は見ていて気持ちよくありませんよね("http://202.133.118.29/trainee_doctor/archives/2008/01/post_38.php">手術の時に執刀医でない場合には別です)


 逆に看護師の皆さんは、すぐ答えをくれない研修医の先生に報告することを面倒がらずに、将来の医療のためと思って、
研修医の先生に報告をお願いいたします。


 研修医のみなさんは、看護師さんから報告を受けたら、怒ったり面倒がったりせず、
「指導医の口田先生に聞いて30分以内に答えを出します」等と答えましょう。


 だから?学生さんは見学に行った病院ではまじめに見学しましょうね!(と昔の私に言っています)



今の僕に出来る事

2008年5月7日

今の僕に出来る事

1年次研修医 有留大海


江口先生が初ブログを書かれたので、僕も負けずに書いていこうと思います。


足りないものが多い僕は、いま特に2つのことを心がけています。

と言っても、たいしたことではないんですが。


①カルテは指導医、看護師の方々との文通だと思って書く

②どんどん前へ出る、手技を見学する時は後ろで手を組まない


①について。

カルテは患者の情報を記載するものです。

当たり前ながら、僕が書いたことを後で誰が読んでも解読できなくてはいけません



僕が思う読みやすいカルテは、字が読める、要点がまとまっている、何でその結論

に至ったか分かるものです。


字そのものに関しては、書道をやっていたので問題ないかと自分では思っています



もし、いやいや、読みにくいよ!というご指摘があれば、遠慮なく言ってください



要点…これはまだまだかと思いますので、要努力ですね。


思考過程…僕ら1年目にとっては、カルテは指導医に自分の現段階の実力を示す場で

もあると思っています。

この所見は取れた、所見からこれらの疾患を鑑別にあげた、だからこういう検査と

治療が必要です。

と自分が今どこまで把握しているかを書いています。

安定していて退院調整だけ、という人でもno change一行ですまさないようにしてい

ます。


心雑音を聞き落としていることもあるだろうし、挙げれる鑑別疾患もまだ少ない、

どの検査が感度が高いなど把握してないことがたくさんあります。それらのことに

関して、後で指導医の先生が僕が書いたものを読んで、聞き落としてるけどこの音

がASの音だから忘れないように、とかこの所見が取れたならこれも鑑別せんとでし

ょう、などのフィードバックを受けることが成長につながると思っています。


②について

僕は学生の頃はどちらかと言えば積極的ではなかったです。

今は回診でも、救急車が来た時でも、上の先生に邪魔だよと言われるまで前に行く

ようにしています。

僕が前に行っただけで患者に不利益が起こることなんてないんだし、せっかくいろ

いろやらせてくれて、教えてくれるのだからがっつかないともったいないですもん

ね。


見たことない手技を見学させてもらう時でも、もしかしたら何かやらせてもらうか

もしれないと思って手を前に出しています。急にこれやってみようかと言われた時

に、手を後ろに組んでたからって、前に持ってくるまで実際1秒もかからないでしょ

うけど、何と言うかこれは気持ちの問題ですね。


とまぁ、やはり要点のまとまらない文章ですが、初の休日当直明けで校正する気力

がないのでこのまま提出します。



2008-05-04

はじめまして。

平成20年5月3日

はじめまして。

1年次 江口徹郎


5月になりました。


本当は4月からブログは書き始めなければならなかったのですが、色々慣れない作業をしているうちに、
ズルズルと1ヶ月が経ってしまいました。

この一ヶ月間に何をやっていたのかというと、末梢静脈血採血、動脈血採血、は勿論、腹水を抜きました。

一度目は指導医のやっていることを見て、二度目の機会には指導の下もう自分でやることになります。


また、胸腔鏡下肺部分切除術、腹膜透析用カテーテル留置、乳管腺葉区域切除術、腹腔鏡下胆嚢摘出術、虫垂切除術、TAE、
腸管癒着症手術、腹腔鏡下胃十二指腸潰瘍手術、結腸切除術、閉鎖孔ヘルニア手術、皮膚腫瘍(アテローム)摘出術、鼠径ヘルニア根治術、
人工肛門造設術、等の手術を見学及び、助手として手術に入ることができました。height="198"
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昨日は気管切開でした。

右の写真です。

大隅鹿屋病院は研修医に対して、指導してくれる上級医の割合が多いので、とても面倒見良く指導してくれます。


このブログを見ている医学生の皆さんは、是非来年の研修先として大隅鹿屋病院を候補に考慮してみて下さい。




 



2008-05-01

1年次研修医②

2008年5月1日

1年次研修医②

教育管理部 臼井之枝


先週一週間の様子を、4月17日にお知らせしました。その後10日間の様子です。

��"http://202.133.118.29/trainee_doctor/archives/2008/04/1_1.php">http://202.133.118.29/trainee_doctor/archives/2008/04/1_1.php


下の写真は、救急外来でのCV挿入の指導を受けている写真です。

指導医と上級医2人で、指導しています。


 


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もう一人の外科研修中の先生は、シャッターチャンスがありません・・・・。

外科の指導医の先生にお願いをして、写真を撮らせてもらえるようにお願いをしました。

先日は、初めての当直で、救急外来、ウォークインの患者さま、病棟患者さまの急変と、大変、急がしかったようでした。

私は、心配になり、部屋で朝ごはんを食べている先当直明けの研修医の先生に、『大丈夫だった?』と聞きました。なんと返ってきた言葉は、
『以外に大丈夫でした。思っていたほど、体力的には全然大丈夫です。昼過ぎたら分からないけど・・』という答えでした。

本格的に、2名の研修医は5月から当直に入ります。


それと先週は、剖検もあり初めてドクターカーに乗り、鹿児島大学へと剖検に行きました。"blog20080501-003"
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align="right" />

色々な事が、4月は経験出来ていると思います。

手技ばかりを掲載していますが、患者さまのカルテもきちんと勉強しながら、記載しています。

��指導医の先生方、カルテ確認したらカウンターサインとフィードバック宜しくお願いします!)

一生懸命、研修医の部屋で、書籍とパソコンを

使いながらお勉強をしています。

決して『ドクターK』ばかり読んでいる訳では

ありません(笑)


今週は、江口先生を密着したいと思います。

次週をお楽しみに!!