2012-04-12

井の中の蛙大海を知る


2年次研修医 村場祐司


2年次に昇格し、勢いづいてきた村場です。

湘南鎌倉のERにきてもう半月が経とうとしています。だんだん電子カルテやオーダーの出し方に慣れてきました。最初は血液検査すら出すのに手こずっていた上、救急車が次から次に追い打ちをかけるかのように来て、あたふたとして、1年生に戻ったような感じでした。勢いづいたはずでしたが、また初心にかえることができる良い機会だったと思います。

湘南鎌倉に来て感じた事は、とにかく救急車がたくさんくる事です。
これだと、小学生の感想文と変わらないのでもっと2年次研修医らしいことを書くと・・・
まず、疾患の層が大隅鹿屋病院とは違います。大隅鹿屋病院は、脳神経外科がないため、脳卒中と判断された患者は最初から当院へ搬送されません。湘南鎌倉は、総合病院なのでどんな疾患でも運ばれてきて、今まで経験できなかったものまで経験できていると思います。
また、小児科もあるので、今まで診た事のない小児科症例もたくさん経験しています。上級医と相談しながら、なんとかこなしています。小児科は苦手意識が強かったですが、意外と診てみると面白いです。大声で泣く子もいますが、おとなしくニコニコしている子もいます。みんなかわいいから、癒されます。小児科は「食わず嫌い」だったのかなと、今では思っています。

とにかく働いているときは忙しいですが、どんなに忙しくても毎日学ぶことがたくさんあって、新鮮さは1年次研修医並みです。
大隅鹿屋病院に帰ったら、大隅鹿屋の魂をもちつつ、湘南鎌倉の風も吹かしてより良い診療ができると思います。
あと1.5ヶ月の間にたくさん経験して、2ヶ月で1年分の救急車を診るつもりでやっていきます。

大隅鹿屋の同期も頑張っているでしょうから。また数ヶ月後にあうのが楽しみですね。お互い頑張りましょう。

1 件のコメント:

  1. 教育管理部 臼井之枝2012年4月14日 21:39

    村場先生、湘南鎌倉総合病院で頑張っているのですね。
    環境が変わり大変でしょう~。
    『大隅鹿屋の魂』とか言ってくれるなんて本当に嬉しいです。
    頑張って下さいね。
    鹿屋からみんなで応援しています!

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