2014-02-17

かごんまGIM塾に行ってきました。

お疲れさまです。内科の貴島です。
鹿児島県内の総合内科向上を目指してかごんまGIM塾という勉強会があります。
2月9日に行ってきました!
当院からは、田村先生も「透析患者の時間外対応」というテーマでレクチャーをされました。
感染症、身体診察、カンファレンスの仕方、Snap diagnosisなど盛りだくさん。
何が一番良かったか、というのは・・・
内容はもちろん、そして、同じ分野で県内いろんな病院、いろんな方々が頑張っている!というパッションを感じた事です。
医局や病院の垣根を越えて交流できるのはとても良いですね。
鹿児島生協病院 感染症科 小松真成 先生が世話人をされています。県外の方でも、誰でも参加OKです。
一度参加してみてはどうでしょうか?
ちなみに、平成26年2月21日金曜日17:30~当院1階リハビリ室にて、
入江 聡五郎先生(バイタルサインからの臨床診断 羊土社の著者でいらっしゃいます)の講義があります。
お時間のある方はどうぞ!

2014-02-13

第1回TKGの集いに参加しました

お久しぶりです。研修医の森本です。
忘年会までは気合を入れてブログを書いていましたが、貴島先生のヘルプに安心してしまってこんなにも日にちがあいてしまいました…
ほんと、我ながら怠け癖に呆れます(´Д` )

たくさん書かなくてはいけないこと、「あ、これ書こう!」と思うことはたくさんあったのですが…
順次アップして…いけたらいいな(^_^;)


今回のブログはとれたてピチピチ、TKGの集まりに参加してきました!という話題です。

貴島先生が書いてくださった「かごんまGIM」と日にちが重なってしまい、総合診療を志す私としては、非常に苦しい選択を迫られておりました。
しかし、一歩早くお知らせが来ていたTKGの方に、当院の代表として(!)当院の救急部の紹介をしに行く!なんて言ってしまっていたもので…


「ところでTKGってなに?まさか、たまごかけごはんじゃないよね?」
とお思いの皆様、お待たせしました。
TKGとは、Tokushukai Kyukyu Groupの頭文字をとったもので、徳洲会の救急部の横のつながりを持とうよ、という会(ちなみに第1回でした)です。
今回の参加病院には、湘南鎌倉総合病院、宇治徳洲会、札幌東徳洲会、福岡徳洲会、岸和田徳洲会など、昨年発売された週刊ダイヤモンド「頼れる病院ランキング」の救急車受け入れ件数ベスト10に入るようなツワモノ病院の中、「と、当院には救急専属医がおりません…」なんてやってきたわけです。


ですが…やっぱり人前で発表するわけですから、自分の病院の自慢だってしたいんです。
発表のスライドを作るに当たり、結構悩みました。
当院にある設備や規模なんて、ツワモノ病院さんにとっては何も珍しくないはずで…
手当たり次第「うちのきゅーきゅーのいいところはどこですかー」なんて聞いてみたりもしました。

そこでわかってきたのは…
統計的には、地域の30%(当院にない産婦人科、小児科、脳神経外科症例を除くと40%を超えます)を占めること、救急症例の内訳も、全体と比較して重症例やCPAの割合が高くなっています。

また、研修医の目線からみると、各科の先生方の連携が取れていること、救急対応をする先生は専門外であっても一定レベルの対応ができていることは誇れることだと気づきました。

長くなってきたのでちょいとはしょるのでわかりにくいかもしれませんが…
いろんな先生、コメディカルスタッフにヒントをもらってたどり着いた答えは、「救急の受け入れをすればいいってもんじゃないということ」です。
受け入れた後、きちんと各科に引き継いで、元気に退院していただくことが大事であるということです。
つまり、患者さんを受け入れられるのは、病院としての総合力がないとダメだってことです。

外来スタッフはもちろん、夜中でも迅速に対応してくれる検査技師さんも、
変な時間に検査をお願いしても、嫌な顔をせずに引き受けてくださった病棟看護師さんも、
ぐずる患者さんをなだめてベッドから連れ出してくれるリハビリスタッフも、
新患さんの薬の鑑別や、計算を間違えてオーダーした薬の疑義照会をしてくれる薬剤師さんも、
地域連携も、ソーシャルワーカーさん、栄養士さんも、食堂のスタッフ、掃除やリネンのスタッフも、
各部署がちゃんと機能していないと、救急の受け入れを続けていくことは難しい。


…これ、たいそうな発見のように書いてますが、みなさんすでにお気づきでしたよねσ(^_^;)
今振り返れば、なんだか上の先生たちに誘導してもらっていたような…笑
しかし私にとっては、ものすごく目を開かされた気分になりました。
(さらには大隅地区は医師が少ないので、地域の病院が連携を取ることがいかに大事か、にまで話は広がります)


TKGでの発表の最中にも、「分かり切ったことをさも新しいことのように発表するなんて(しかもやや場違い?汗)、なんて大胆なことをしているんだ!!」と恥ずかしくなってしまったのに、ブログにも載せるなんて恥の上塗りもいいところですが、ご笑覧いただければ幸いでございます(u_u)


まだまだダメダメで「おい社会人!」って自分に喝を入れることも多いですが、1年生でいられるのも、あと一月半…

春休みに突入した学生さんも見学に来てくださるようですし、気合い入れて乗り切ります!


(余談ですが、学生さんが来てくれるというのが、私にとってはなによりも励みになります。ただ、当院はキャパが大きくないので、少ない人数で来てくれるのがありがたかったりもします。もちろん、単独でもぜひどうぞ!ちなみに私は単独行動派です)

2014-01-07

キャッチフレーズ

 

あけましておめでとうこざいます。内科の貴島です。
今年は、大吉でした。でも有○Drも大吉、うちの子も大吉。
むしろ「凶」のほうが価値があるかも・・・
今日は「ビジョン」のお話です。

「私は内視鏡が専門なので、その知識を生かして産業医をしたいと思います」
とある臨床Drが産業医をする前の自己紹介。
どうですか。何かがおかしい?
そうそう、産業医活動においては、内視鏡はほとんど登場しないのです。
内科が目指すべき「理念」というか、「キャッチフレーズ」的なものはないかなー
と思い、田村先生と話していました。なんとなく、まとまったのは
「地域に求められる内科を」
とのこと。
ん・・、かっこよくない。「日本の総合内科をリードする」とかもっと燃えるような・・・
でも、確かに、良く考えてみるとこれ以上でもこれ以下でもない。
当院には格別かっこいいものはない。だけど、地域の人達は何が必要としているかは常に考えている。
「当院しかない○○が身につきます」「アメリカの○○大学と連携しています」など、目を引くものはない、けど「医療人としての真髄を学べます」という事は言う事ができる気がします。

上記の産業医の話は、内視鏡の知識を生かすだけでなく、現場が必要としていることを察知して柔軟に対応して欲しい、と語った私の先輩の話。
○○が専門だから、私は○○が好きだから、という視点ではなく、「求められていることは○○だから」という視点で動く事は、簡単なようで意外と難しい。

田村先生と話して、昔先輩が言っていたことを思い出しました。
よりよい「地域に求められる内科を」目指して、今年も頑張ります。

2013-12-24

初めまして、内科医の貴島です。

初めまして、内科医の貴島です。

最近田村副院長が朝の医局会で講演した「性格別コミュニケーション法」が流行っています。
性格のタイプは
コントローラー:行動的で、自分が思った通りに物事を進める
プロモーター:オリジナルなアイディアを大切にし、人と活気があることをするのを好む。楽しいことが好きだが飽きっぽい
アナライザー:行動の前に多くの情報を集め、分析する。完璧主義でミスを嫌う
サポーター:人の援助をすることを好み、協力関係を大事にする、ノーと言えない
に別れるとのこと。
医局ではおおむね「アナライザー」が多くを占めていましたが、私は数少ない「プロモーター」でした。確かにいろいろ思いついて、楽しいこと大好き、でも飽きっぽい。
今考えると、大隅鹿屋病院は「プロモーター」的自分を楽しませてくれることがいっぱいありました。
透析管理がわからない・・・→じゃ、やってみたら(田村Dr)→透析をみるようになった
ちょっと暇だから、内視鏡でもしてみるか→内視鏡室に勝手に顔をだした→内視鏡ができるようになった
腹部エコーもしたいなあ→検査室に顔をだした→極めることはできなかったが、救急に関してはOK
癌のターミナルの方を、自分が家に診察にいったら自宅で看取れるのでは?→訪問診療しよう→訪問の介入開始
医学博士が欲しいなあ、研究的視点は臨床にも役立つし・・・→大学院に行ってみるか→週1日研究日をいただき、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科へ入学(でも飽きっぽいので、「続けられるか?」と悩むこの頃・・・)
「やってみたいなあ」に関して、「ノー」が少ない。私の性格を考えると大変ありがたいと思います。
 しかし、最近はなかなか「OK」が通りません。
桜島駅伝を内科みんなで走ろう!→・・・先生、方向性が間違っています。(〇田医師)
今年の忘年会の、研修医のネタが素晴らしかった!来年は内科で何か出し物をしよう!→・・・僕は、もう全て出し切りました。(山〇医師)
みんなリスクをアナライズして、面白い事をしないと思うこの頃。
失敗しても、一歩踏み出さないと何も出来ないじゃないかー!!
・・・ともかく、いつも田村先生の医学じゃない話は面白いです、また、毎年、忘年会の研修医の出し物の完成度が高くて感動しています。突っ走る私を静止してくれる、アナライザーとサポーターの内科の先生方にも感謝です。
 まとまりがなくなりましたが、今回はこの辺で。
皆さんの性格のタイプはどれでしょうか?

2013-12-22

忘年会

皆様、お疲れ様です!
本日、やっと忘年会を終え、肩の荷が下りた森本です。

結果は…1位に肉迫する2位でした。
本気で勝ちに行きたかっただけに悔しいですが、実質は始まった途端、頭が真っ白になって何カ所もうまく踊れませんでした。情けなし。
他のチームの構成のよく練られていることに驚かされると同時に、何年も出続ける難しさを今から感じています。みんな、本当に素晴らしかったです。


今回の余興では、見てて元気が出た!と言ってくださる方がいて、それだけで私の目論見は成功でした。我々研修医にできることは、全力で何かに取り組んでいい影響を与えることに尽きると感じているからです。
最近は寝不足感丸出しにしていました(余興の構想&練習のため(・・;))ので、ちょっと反省しました。


最後に、このイベントの間も病院を守ってくださっているスタッフの皆様、企画をしてくださった互助会幹部の皆様、何回も打ち合わせに付き合ってくださった会場スタッフの皆様、忙がしいなか練習に打ち込んで来た池田先生、重田先生に感謝しています。
ありがとうございました。

そして、皆様、今年の残り期間も来年もよろしくお願いいたします!

2013-12-19

本日のおやつ

今日も一日お疲れ様です!
研修医の森本です。

上級医の先生が夕診に行ってしまわれたので、一休みしています。

本日のおやつはモンブラン(^^)
最近遅くまで残って忘年会の余興の練習をしている我らに、2年次研修医の池田先生が差し入れをくださいました。
臼井さんが準備してくれてるコーヒーと一緒においしくいただきました。
ごちそうさまです。

余興はまだまだ完成には程遠いのですが、最後まで伸びしろがあるってことで練習に励みます!
次は本番レポートになると思います。いい結果が報告できますように!

2013-12-13

インフルエンザ

こんばんは!
研修医の森本です。

当院ではインフルエンザが猛威をふるっております。
救外で対応した患者さんがインフルエンザ陽性でぎょっとしたり…しかし私は今の所セーフです。
ただ…マスク生活を余儀なくされ苦しんでおります。
マスクすると、息苦しいし、メガネ曇るし、頭が熱くなってきてぼんやりするし(ごめんなさいマスクのせいにさせてください)、こすれてお肌は痛むし(第二弾ごめんなさいマスクのせいにさせてください^^;)…
でも、自分がかかるだけならいいけど、まきちらす可能性があると言われると従わざるをえないわけで…

手洗い、うがいも忘れず、しっかり栄養つけてがんばります!
皆様もお気を付け下さい(^^)


来週は忘年会です。
せっかくやるなら勝ちに行く!
…と思っていたのですが、企画にNGがでてしまい、はてはて困っております。

なにかいいアイデアはないものか…
おどるあほうの火事場の馬鹿力が発揮されることを期待して今夜もyoutubeサーフィンの波にのまれていくのでしょう…(>_<)