2011-10-13

GOOD RESIDENT(研修医広報誌)


研修事務担当

平成20年9月から、院内・院外へ向けて研修医の広報誌配布しています。

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先月号で丸3年が経ちました。
あっという間の3年・・・
最近は、郵送するのが遅くなったりと遅れ気味でした。
今日10月号を作りながら『あっ、4年目なんだ~』とふと想い出しました。

GOOD RESIDENTの配布は。。。。。
大隅鹿屋病院臨床研修病院群の協力型・協力施設に送らせて頂いています。
その他、研修医のご実家や当院へ病院見学実習に来てくださった学生さんに送っています。
勿論、勿論、院内各部署にも必ず配布させて頂いています。

GOOD RESIDENTを楽しみにしてくださっている方がいます。
その方は、『研修委員長のひとこと』をとても楽しみにしてくれています。
広報誌を送付するといつもメールを書いてくださり、私もそれが励みになっています。
『研修委員長のひとこと』は、研修医募集のHPにいくつか掲載しています。

http://www.kanoya-aishinkai.com/resident/a/a002.html

どれだけ研修医の現状報告や、研修医の頑張り、病院の雰囲気が届くかは分かりません。
みんな本当に読んでもらえているのかさえもわかりません。
毎月の給料は待ち遠しいのに、広報誌を作るのは早い・・・
毎月、遅れないようにこれからも作り続けていきたいと思います。

*興味のある方は是非、クリックしてみてください↓↓↓

http://www.kanoya-aishinkai.com/resident/f/f0013.html

2011-10-11

研修医評価表


研修事務担当

全国の初期研修医のみなさん、評価表やレポートに追われて大変な思いをしているのではないでしょうか?
当院も同じです(笑)
当院は、EPOCは使っていません。
したがって、病院独自の評価表を作っています。
グループでは、経験した症例などチェックできたりレポートを書けたりするシステムを導入しています。
『大隅鹿屋病院も!!!!』と喜んだのですが、オーダリングだけなので上手く作動しませんでした(涙)
したがって手書き記載の評価表を使用中です。

・研修科の自己評価、指導医評価
・指導医→研修医の評価
・研修医→指導医の評価
・看護師→研修医評価
・コメディカル→研修医の評価
・研修医→施設の評価
・研修医→プログラム責任者の評価

http://www.kanoya-aishinkai.com/resident/b/b005.html

などなど、360度評価が望ましいということで沢山、沢山評価表があります。
なので、研修医の個人ファイルは凄いことになっています。
ポートフォリオのようにしているため、個人ファイルには色々と入っています。

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月の予定、自分で書いた原稿、勤務記録表、健康診断結果、レポート、手紙・・・・
色々と盛りだくさん。

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2年次は残り半年!
評価表の提出が遅れてしまうと、大変です。
選択科などローテーションが頻繁なので、その分記載の紙も沢山・・・・・

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大変ですが、貴重な2年間の記録となるので研修医の先生方はきちんと書いてくれています。
10年後、振り返ると懐かしくなるのでしょうね。
研修医の先生方は、大変です!

2011-10-08

転倒予防の勉強会


研修事務担当

10月7日(金)は、リハビリテーション科の内村さんを講師に勉強会を開催しました。
転倒予防の勉強会は、研修医だけではなく病院全体の勉強会です。
他にも、定期の研修会などが重なっていましたが、130名程度の職員の方々が参加してくれました。

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内容はとても分かりやすく、リスクにも関わりとても勉強になりました。
アンケート結果では、
・定期的にこういった勉強会を開催して欲しい
・看護学生にも受講させていただきたい、環境を整える視点を養うため
・転倒を各スタッフで回避するためにも、危険動作だけでなく投薬についても把握する必要があるのだなと感じました
・どこに転倒リスクが潜んでいるかしっかりと考えて、その人にあった転倒リスク管理を実施していけるようにしていきたい
・患者さんにあった転倒予防を考えなきゃいけないと思った
その他も、沢山のコメントを頂きました。

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もう一つ必ず勉強会の後、アンケートで聞いていることがあります。
あなたにとって質の高い病院に必要なものは何だと思いますか?
・様々な職種との勉強会の実施
・愛情
・他職種間の連携、コミュニケーション
・目配り気配りの生き生きとした病院
・患者さまのニーズに答えられる病院
・総員の意識の統一を各専門の専門性を併せ持つこと
・あいさつ
・職員の知識と技術の向上
沢山のコメントを頂きました。
勉強会をどのように病院全体の向上に繋げていけるのか、考えられる良い時間になりました。

また、報告書にまとめフィードバックしていきたいと思います。

2011-10-06

ERカンファレンス

 
研修事務担当

毎週月・火・土曜日は、8時15分から『ERカンファレンス』をしています。
月・土曜日は、医局で全科の先生方で行います。
火曜日は、研修医室で『ERカンファレンス』を行います。

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以前、研修医から指導医や上級医の先生からの質問などが沢山出たほうが勉強になる!
ERカンファレンスをもう少し増やして欲しいなど意見が出ました。

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医局会でそのことを呼びかけたら、指導医の先生方が色々と意見を言ってくださるようになったようです。
回数を増やすことによって参加するのが、研修医・後期研修医・内科部長・外科医長の先生になり人数は減ってしまいますが、研修医や後期研修医からの意見が出やすい雰囲気があります。
医局では、少し緊張してしまうところもあるようです。
毎週火曜日は、狭い研修医室ですが12,3名でカンファレンスをしています。

2011-10-05

内科研修を終えて


研修医B


4月からの内科研修も6か月が経過し、いよいよ終わりを迎えるときがきました。
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どんな研修だったか?と聞かれれば、「辛い研修でした」の一言に尽きます。
 3月に医師国家試験を合格して医師としての第一歩を踏み出した4月。「食事内容」「お風呂」「輸液中止のタイミング」「退院の時期」「リハビリの内容」など国家試験では問われないような内容の連続で全くなにもできない自分に不甲斐なさ、無力さと痛感させられました。また急性期病棟では一歩間違えれば患者さんの死につながる場面に何度も遭遇し、医療の怖さを痛感させられました。
手技もろくに出来ず、国家試験の内容もどんどん忘れていく自分に対し「本当に自分は医師としてやっていけるのか・・・・?」この問いを毎日自問自答していました。

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そんな時に助けられたのが同期の存在です。
みんな同じように悩み、同じように失敗して、同じように努力していました。
周りの同期の存在が自分の心を軽くし、自分の背中を押してくれたのです。
また、研修医以外の同期の存在にも助けられました。当院では職種を問わず4月のオリエンテーションで一緒に研修を受けます。
その時に知り合った仲間の存在が非常に自分の励みになりました。
そして何といっても病棟の看護師さんやコメディカルの皆さんには本当に助けられました。
右も左もわからない私に対し、気さくに声をかけてくれ、私の質問にも気軽に答えてくれました。
下を向いていたら飲みに誘っていただいたり、愚痴を聞いてくれたり、本当に皆さんの存在なくして自分は研修を乗り切れなかったと思います。

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もちろん、内科の指導医やスタッフからの指導も的確で、非常に勉強になりました。
気が付いたらカルテが書けるようになり、手技がひとつひとつ出来るようになり、common disease が診られるようになり、気が付いたら内科研修も終わっていました。
どの先生方も何を聞いても嫌な顔せず丁寧に教えてくれて、本当に頼りになる存在でした。
あんなに早く終わらないかなと思っていた内科研修でがす、終わってみればもう少し研修したいなと思わせられる研修でした。
 

一言で言えば、確かに「辛い研修」になりますが、その中にも苦しいことや辛いことの他に、楽しいことや嬉しいことがたくさんあり、非常に濃密な6か月を過ごすことが出来ました。この病院で内科研修をすることが出来て非常に良かったと思っています。
内科の先生方、本当にありがとうございました。
これからもコンサルトする事があると思いますが、嫌な顔をせず応じてください!!
ありがとうございました。

2011-10-04

エコーの勉強会


研修事務担当

9月は、2回に分けて心エコーの勉強会を行いました。
この勉強会は、研修医の熱い熱い要望があり技師さんにお願いをして開催しました。
応援や当直、心臓カテーテルなどの検査で大忙しの技師さんでしたが、『研修医から勉強したいと希望があるのですが・・・・』と伝えると快く承諾して頂きました。

2名の技師さんが教えてくれました。

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沢山の人数で行うことが出来ないので、今回は3名の研修医が参加。
2年次の山本先生、1年次の藤原先生・今井先生が参加されました。

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技師さんが、モデルになって頂きました。
ゆっくりとしっかりと教えて頂けたようでした。

生理検査の技師さん方、大変忙しいスケジュールの中、ご指導ありがとうございました。

2011-09-27

病院見学実習生44~58

研修事務担当

久しぶりに更新します。
8月は、とても沢山の病院見学実習生さん方が来てくれました!!!
とっても遅くなりましたが、少しご紹介したいと思います。

★8月8日~10日  1名
 研修説明会でお会いして実習に来て頂きました。

愛媛 

=感想=
研修医の先生や若手の先生が、積極的に動いていて好印象でした。上の先生も見守ったり、教えたりされているのがよくわかり、良い研修が出来そうだと感じました。


★8月8日~9日 1名

 産業
=感想=
大学のポリクリでは1つの症例をじっくりやるのに対し、今回の実習では次から次に色んな患者さんについてさわりだけ見せて頂いたので少し目まぐるしい感じがしました。
その目まぐるしい中で、色々経験したり、新しく知ったことも多く大学とは違った収穫も多かったように思います。
他の病院見学では「うちの病院はこうしている」といった紹介の仕方が多かったように感じましたが、貴院では「医師として知っておいて欲しいこと」の話がほとんどで、本当に教育熱心な所なんだなと感じました。

★8月9日~10日1名

慶應
 =感想=
 胸腔穿刺やラインキープなどを普段見られないことができた。研修医、指導医の方々がとても優しく丁寧に説明してくれた。救急が見られなかったのが残念。とても親切に教えて頂き、手技のやり方や器具の扱い方ひとつひとつにプロフェッショナリズムを感じました。

★8月9日~10日 1名

東海
 =感想=
 2年生でも受け入れて頂けた。
また学校で習っていないことも、親切に教えて下さった。次回、学年が上がってまた実習に来た際には、私も色々なことがやってみたいです。
日頃の単調な勉強の先にある医療のイメージが沸きモチベーションがとても上がりました。

★8月9日~10日 1名

東京医
 =感想=
 みなさん大変親切で、質問しやすい雰囲気があり疑問を残すところなく実習を終えることができた。コメディカルの方々がとても親切で感動した。訪問診療は同行したことがなかったので、今回の実習で体験出来て非常に勉強になった。

★8月15日~16日 3名

島根
 =感想=
 実習中、希望に応じて変更出来てよかったです。先生方の指導の雰囲気がよかったです。

島根2

 =感想=
 スタッフのみなさんがとても優しかったです。予想以上に手技をやらせて頂けた。

島根3

 =感想=
 先生方や研修医の先生方々からの熱心な指導、病院の雰囲気もとても良く気持ちよく実習が出来たため。一つの疾患に限らず広い考え方を教えて頂いた。
当たり前のことだが言われるまで気が付かずとても勉強になった。

★8月18日~19日 1名

熊本
 =感想=
 多くの症例があって、とても勉強になりました。
 特定の疾患ではなく、患者さん全体の病態を考えて仕事をするところが「ザ・医者」という感じがしました。先生方や看護師さんがとても親切だった。また、スタッフ同士のコミュニケーョンが職種にかかわらずスムーズで好印象でした。大学病院と比べるとやはり「普通の病気」が多く,癌や難病が少ないと思いました。

★8月19日  1名

佐賀
 =感想=
 忙しい時間を割いて先生方が色々と説明してくださいました。大学は教育的な意味を多分に含むところもあると思いますが、何事においても基本に忠実というイメージが強いです。貴院は臨機応変、その場その場に即した応用力があるというイメージが強いです。

★8月22日~23日  1名

信州
 =感想=
 病院側が見どころを盛った見学プログラムを作ってくれたこと。親身に指導して頂き、大変勉強になりました。

★8月29日~30日 1名

弘前
 =感想=
緊急手術に入らせてもらい、自分の勉強不足を痛感するとともに先生方に多くのことを教わることが出来て良かったです。2日間という短い期間ではありましたが、非常に実りのある実習でした。

★8月29日~30日 1名

群馬
 =感想=
 担当して頂いたいずれの先生も大変丁寧に親切に指導してくださってとても良い印象を受けました。大学では学べない貴重な経験が出来てモチベーションが上がりました。

★8月30日~31日  2名

弘前2
 =感想=
 先生や学生がカンファやプレゼンの時に質問しやすい雰囲気で先輩が後輩医師に丁寧に教えているところとても良いと思いました。地域の中心となり様々な患者さんをすべて限られた医師数で診るため一人の医師が行う診察の幅が広いなと感じました。

 弘前3

=感想=
内科に入院している患者さんの疾患が多彩で驚いた。「総合内科」のおもしろさを体験することができた。見たことのない症例をみられて良かった。