2009年9月18日
指導医インタビュー②
教育管理部 臼井之枝
指導医インタビューは、内科 貴島 沙織 先生です!
貴島先生は、内科後期研修医として3年目から当院で働いている先生です。
去年、既に日本内科学会認定医も取得されています!!
働く女性のお手本のような先生です。
なんと小さなお子様もお一人いらっしゃいます!!
子育てをしながらお仕事をされるのは本当に大変な事だと思います。
患者様にも大人気の先生です。
Q:大隅鹿屋病院の印象は?
常勤医数が増えてきており、職員の向上心も高く活気がある印象があります。
Q:先生は現在の研修制度をどのように思われますか?
総合内科をしえいる身ですので、患者さんの訴えは多岐に渡り、全身を診て人もみる医療をしています。
偏りのなり知識を身につけられるので、ローテート制は良いと思います
Q:大隅鹿屋病院の研修医の良いところはどこだと思いますか?
全てを教えて貰うのではなく、まず自分で考えようとする姿勢があり、良く動くので大変良いと思います。
Q:指導医の仕事は大変ですか?
多くの研修医を指導したわけではないのですが・・・
成長している姿をみるととても嬉しく思います。
どうしたら上手く理解し動けるようになるか、患者様を診れるようになるかとても気を使います。
自分自身・指導医自身も日々勉強しないといけないので大変です。
Q:先生の医師になってから一番の思い出はどんな事がありますか?
癌ターミナルの患者さんを在宅で看取った時。
家族も患者さん本人も安らかで笑顔でした。
最近は、在宅で看取ることはすくないですが、
その件以来、自宅で帰れる方自宅での療養を希望の方は出来るだけ在宅で看護できるように心がけています。
後、当院で素敵な上司(田村先生・劉先生)と出会えたことです(^_^;)
Q:研修医との思い出・エピソードがありましたら教えてください。
某○○先生は、とても不器用なタイプで仕事もマイペースなほうですが、時間をきちんと守り、ちゃんと片付けをし、スタッフに気を使ったり、挨拶をきちんとし礼儀正しいところに気がつきました。
仕事が出来る!手技が器用に出来る!だけが良い医師の条件ではありません。
○○先生を見てそう思いました。とてもすがすがしく思いました!
人を褒めるのは大変です。褒める所を見つけないといけないからです。
返信削除貴島先生は、研修医の良い所を積極的に見つけておられ、素晴らしい指導医だと思います。
機会があれば、都会にも指導に来て下さいね〜。
貴島先生は今や内科の顔になっています。
返信削除��.当院に来てから上部消化管内視鏡、シャントPTA、長期的な透析管理も出来るようになりました。内科認定医の資格も当院の症例だけで合格しました。
��.ターミナルの患者さんにも一生懸命対応しています。
急性期だけに関わっていると見落とされがちの部分ですが、助ける事が出来なくなった患者さんと向き合って「最期まで私が診ます」と言ってくれる医師は、患者さんや家族にとって本当にありがたく頼りになる存在だと思います。
私も本当に急性期しか診ていなかった時期にはそんな事を考えた事が無かったものの、鹿屋に来て多くの腎不全や肺癌などの長く一緒に歩いて行く患者さんが増えてきてから、そんな姿も大切なのだと感じるようになりました。
��.部長である私が代診で他の内科の先生の代わりに患者さんを診た時に、「いつもの先生はいないのですか?」とがっかりされる事が一番多い先生です。
大抵の患者さんは代診でも「内科部長」の肩書きのお陰で、あまり文句は言われません。しかし、貴島先生の代診の時は「貴島先生に診てもらいたい」とよく言われます。きっと私が持っていない優しい雰囲気や話しやすい雰囲気を持っているのだろうなと感じています。
貴島先生の答えにもありますが、急性期がメインの病院では派手な場面で活躍出来る医者が”出来る医者”と言われがちですが、静かに地道な努力を積み重ねて当たり前の事が当たり前に出来るようになっている事も評価される事だと思います。