2009年10月21日
インフルエンザ予防接種
教育管理部 臼井之枝
今日から職員のインフルエンザの予防接種が始まりました。
14時から開始でしたが、14時前から受付に沢山の職員が来てバタバタと始まりました。
医事課の方々も、職員が次から次へと受付をして全員で対応していました。
季節性インフルエンザと新型インフルエンザの両方に対応していたので、かなりのバタバタになったようでした。
新型インフルエンザは、数があるため優先的に受付や医師、看護師さん方が受けていました。
事務の私たちは、季節性インフルエンザを注射しました!
毎年"痛い!"というイメージがありますが・・・・
今年は、全然痛くありませんでした。
年をとって痛みに鈍感になったのかな??
医師は、救急部長の木村先生と訪問看護の藤井先生が担当されていました。
しかし、切れ目なくインフルエンザ予防接種に来る職員の方々で先生方も大忙しの様子でした。
毎年こんな感じだったかな?と思うくらい、大盛況でした。
やはり今年は新型インフルエンザが流行しているからみんな敏感になっているのでしょうか?
今年1月に感染委員会でインフルエンザの勉強会が行われましたが、また是非、勉強会開催をお願いしたいなと思います。
きっと忘れてそう・・・
臼井さん、いつの間に!!さっきインフルエンザの仕事が終わったばかりなのに!!
返信削除病棟の看護師さん達には、聴診と○○診をするから今日じゃない方が良いですよと言っておいたのですが、、、、そういう冗談を言っている余裕が全くありませんでした。
が、知らない職員の方の名前、年齢、誕生日、住所までしっかりチェックしました。今日ワクチンを打った人は、誕生日にプレゼントが届くかも知れませんので、期待していて下さいね(と言うのも冗談です)。
ちなみに、新型インフルエンザワクチンはショックになる危険が高い(日本のデータでは200人に一人だったそうです。1000人、10000人やっても一人だったかも知れませんが、とりあえずのデータだそうです)らしく、エピクイックと言う特効薬を置いてありました。また、私もショックの時の対処を復習して臨みました。
雑用みたいな仕事ですが、実は裏に色々な見えない努力があるのです。研修医の皆さんは、そういう事も知って頂けると幸いです。
「新型インフルエンザは、数があるため、、、」は「数に限りがあるため」の方が意味がより伝わると思います。
こんなに長いコメントになるのなら、記事にしたら良かったですね。臼井さんごめんなさい。
木村先生、ワクチン当番ありがとうございました。
返信削除初日で接種希望者多かったようで、ご迷惑をお掛けいたしました。
今年初めての接種でしたので、私がエピクイックの準備をお願いしました。
アナフィラキシーの件は補足をします。
医療従事者を対象とした治験で200人に接種したところ、1人が軽いアナフィラキシーの症状を呈したそうです。
不思議な事にこの方には何も処置されることなく1時間後に自然軽快したとの記載があります。アナフィラキシーで無治療で経過観察???です。
あくまでも1万人や10万人に接種したところで200人に1人の割合ではありません。すでに鹿児島市立病院など鹿児島県全体で接種が開始されていますが、200人に1人の話も伝わってきません。季節性と同じ製法ですので、基本的に季節性と同程度と理解した方が良いかと思います。
本当に200人に1人の頻度であれば、さすがに職員への接種は開始する事はありませんが、恐らく副作用を厳しく拾いすぎなのだろうと理解していました。
New England Journal of Medicineの報告では従来のワクチンと同程度の副作用で、重篤な副作用は認められなかったそうです。ちなみにこれは国産よりも副作用が多いと言われている海外産のものでのデータです。
http://content.nejm.org/cgi/content-nw/full/NEJMoa0907413v1/T4
田村先生、補足ありがとうございます。
返信削除院内でもどの部署に優先的に打つのか決めるのは大変だったと思います。
来年からはもっとワクチンが手に入りやすくなると良いですね。