2009年11月12日
興味を持つことは重要です(整形外科研修シリーズ)
救急部長 木村圭一
現在は私は17年目にして整形外科研修中です。これから不定期ですが、そのお話です。
突然ですが、血液型の話があります。道に100円玉が落ちていたとします。
A型の人は、周囲を見回して、誰もいなければ拾って自分の物にする。
B型の人は、近くに誰がいようと拾って自分の物にする。
O型の人は、落ちているのに気付かない(^.^)。
らしいです(クラス未確定)。AB型はどうするか、、、、院長先生や事務長さんに聞いてみて下さい(コメント頂けるとうれしいです)。
今は色々な所から情報が得られます。医療に関してもすごい量です。全部はもちろん見られませんが、興味を持てば見るでしょう。
先日PPI(proton pump inhibitor)と骨粗鬆症のお話を「m3.com」と言う会員制の医療情報のサイトで見ました。当院のOBである「内科開業医のお勉強日記」にも記事があります。
http://intmed.exblog.jp/4902588/
大変興味深いお話でしたが、たぶん整形外科研修をしていなかったら、読む事はなかったかも知れません。
http://www.pariet.jp/alimentary/vol56/no576/sp11-01.html
整形外科=骨の医者と言う感じですから、無視する訳には行きません。ちゃんと読みました。
ローテーション研修をする事で、色々な興味が湧き、役に立つ事も多いと思います。そういう知識が増えることは、とても重要なことでしょう。
道に落ちている100円なんてたいしたことないと言えばそうですが、100円で患者さんを救えることだってあると思います。是非B型の医師を目指しましょう。決してO型の医師にならないようにしましょう。
ダブルバールーン法の小腸内視鏡を考えた自治医大の山本先生は、10年間地域医療に従事した後に、小腸内視鏡を初めて見て、何時間もかかる苦しい検査だと知り、これは何とかならないか、、、、と考えたそうです。最初から大学病院にいたら、小腸内視鏡とはこんな検査だと言うことで改善しようと思わなかったと書かれています。それ以外にも、ESDの時に病変を浮き上がらせる時にヒアルロン酸を用いようと思ったのは、地域の診療において膝関節の注射を行っていたからだそうです(日経メディカル2009年11月号P.143-145)。
当院で研修した人たちが、将来こんな立派な人になり、大隅鹿屋で研修していなかったら、、、と言ってくれるとうれしいですね。
将来、「大隅鹿屋で研修していなかったら(以下略)」という台詞は一度は言ってみたいものですね。
返信削除必ず言える日が来ると思います。
返信削除そのためには、我々指導医を超える医者にならないといけません。がんばりましょう!!
江口先生は当院に戻って来てから、日々頑張っている事がよくわかります。
返信削除そういえる日も来る事でしょう!
木村先生
ちなみに私はO型ですが、何か(^^ゞ
田村先生、貴重な発表ありがとうございました。
返信削除次は、医療法人芸能会長崎音楽療法センター病院頭髪科さだまさし先生のご発表です。AB型の特徴もご発表頂けるようです。
http://www.youtube.com/watch?v=ua2QJT182kU&feature=player_embedded
http://www.youtube.com/watch?v=jtSWHzMU_Fw&feature=related
活発なディスカッションをお願いいたします。